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タプナードキャンドル

手作りでキャンドルを作ったきかっけ。
それも、なぜタプナードと言うか。の話。

北海道の支笏湖のそばに、苔の回廊があって、そこへ案内された。

案内人は支笏湖のカフェ・レストラン
HOOーHOOのオーナーひろさん。

何メートルもの高さの苔の壁の道を歩く。
苔も普通の苔じゃなくて、ふっかふかの
絨毯のような長い濃い緑色に光る苔。

空気がいいとか、、もうそんなレベルじゃなくて、ただただ気持ちいいとしか言えない。

30分以上つづく苔の回廊を散歩していて、落ちている小枝を拾ったり、幹から剥がれた空洞状態の自然のオブジェを収集して中札内村へ帰ってきたのが昨年の8月だった。

母が昨年の5月に急に天に召された。急だった。身内だけの葬式が終わってホッとして出社したら、ツレと一緒に働いていたところをわけあってやめることにした。急だったので、他のスタッフがはいるまではいます。と伝えたが、先方はすぐにどうぞ、、といって手放してくれた。気がついたら夏至に無職になっていた。急に時間ができたので、納骨の旅を計画した。

ツレと、車中泊の旅にでたのが、7月。函館など道南をまわって、フェリーで青森の大間へ。秋田まで降りて、青森へもどり、生まれ育った青森を巡った。仙台で、友人夫婦と温泉宿で唯一優雅に過ごした。。笑

栃木経由で群馬へ行き、ホメオパスでオランダ人の友人宅でランチをさせていただき、人生で一番長くすごした群馬へ向かった。友人や娘たちと会った。

埼玉のお墓に無事納骨をすませ、横浜、湘南の友人を訪問、再び群馬へ行き、伊香保温泉の友人と一夜を過ごす。

水上の友人宅にもお世話になり、翌日、新潟からフェリーで小樽へ。約一ヶ月ほどののんびり旅だった。そして、積丹半島あたりで海にもぐったり、美国で素敵な出会いをした。

そして、旅の最後の最後に支笏湖へたどり着いた。ちょうど暗くなるのがはやく、湖の入り口は閉じていて、キャンプの駐車場には入る気がしなかった。

支笏湖の入り口にカフェHOOーHOOがあった。オーナーがうちの駐車場でよければどうぞ、、と天使のような笑顔で迎え入れてくれた。旅のラストのラストに迎えられた天使の住む地だった。笑

旅の話と美しい写真などを交えて
又書こうと思う。

それからオーナーと仲良くなって、再来訪したのが昨年の10月だったかな、、

そこで、神秘の苔の回廊に案内してもらったんだった。

話が長くなったけど、そんな思い入れのある、小枝でキャンドルベースをつくったのですよ。。ただの小枝じゃないのよ。。

簡単にくっつけているようだけど、、、笑
簡単じゃない物語があるの、。。

そのキャンドルベースを食い入るように見つめて買ってくれた人が、私がリスペクトしているベリーダンサー、ゆか先生だった。

そして、彼女からタプナード寺院の話を聞く。ロウが垂れていくのを見て、ワイン飲む。。。と言う。

素敵だぁ。。

私は 聞いたその時からタプナードという言葉が好きになり、キャンドルにも名付けてしまったというわけ。

わー、、、長い話。。。

木のキャンドルベースが先にできて、それに似合ったキャンドルが売ってない、絶対売ってないので、作ることにしたというお話でした。


タプナードキャンドルづくりの会

2月の、アトリエてらす。キャンドルベースもセットで開催しました。
中札内村の流木も登場し、ベースもいろいろ選んでいただきました♪

いい大人たちがキャンドルをねじったり、黒いのつくったり、朗読会に灯したりしたのでした。

以上報告でした♪

なんでタプナード、、、っていう疑問が多かったので書いてみました。


宗操

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