見出し画像

ジョンヒョン | ヘヤ (Y Si Fuera Ella)

SHINeeの1集 SHINee WORLD (2008年) には、ジョンヒョンのソロ曲が入っています。

SHINee WORLDのジャケット

혜야 (Y Si Fuera Ella) というタイトルで、みんなヘヤと呼んでますね。
日本のアリーナツアーでも披露してます。
きっとお好きな方も多いでしょう。

2008年当時、ヘヤはジョンヒョンが一人で音楽番組に出演して歌ったのですよね。
SHINeeがデビューした年ですが、ずっとグループで活動してきたのに、彼だけソロ曲が入って、そして放送活動があったということです。

そのときのことについて10asiaで話していたので、拙訳でお届けします。

ヘヤの話が出ましたが、新人グループのメンバーが1集でソロ曲で舞台に立つのは本当にまれじゃないですか。

ジョンヒョン:
ヘヤは原曲がスペインのシャンソンですが、初めて曲を受けたときは本当に難しくて苦労しました。レコーディングも何度もして、5日もかかったので精神的にとても疲れました。僕の心は満足せず、どのように表現しなければならないのかわからなくて。

そして初めて一人で舞台に立つときもとてもたくさん震えました。それほど練習をたくさんしたのに、歌詞を忘れてしまいそうだったんです(笑)
SHINeeのデビューステージよりももっと震えたようです。

実際に僕たち同士は踊りながらお互いに顔を合わせて笑うことも多いのに、一人でいたら頼る人がいないから。舞台を一人で作り出ることは本当に負担感が大きいことを感じました。そうであっても、2回目、3回目の舞台からは緊張も減って、メンバーたちもたくさん応援してくれて平気になりました。

10asia (2009年)

ステージの上ではメンバーが一緒だったのに、ソロのときは自分しかいない。
しかもデビューしたばかりの年にそれをやっている。
彼が18歳のときの話です。

ヘヤの譜面を見たことがあるのですが、本当に難しいのです。
あれはレコーディングも苦労する。

最終的には納得するものが録れたと当時の日本の雑誌では話していましたが、ジョンヒョンのすごいところは、そのすごさをあまり感じさせずにさらっと歌えるところだと思うんです。
歌が上手な男のコではあったけど、この歌を歌えるようになるには努力以外の何物でもなくて。

若干18歳でこの歌を歌いきったジョンヒョンもすごいし、歌わせようと思ったSMもすごい。
SMが彼にかけた期待の大きさも伺えますが、それに見事に応えたジョンヒョンはすごいなと思う。

たった一人でステージに立って不安だったときのことをこんな風に話していたひとが、ソロコンであれだけの公演数をこなせる立派な歌手にもなったのですよね。

彼と同じ時代を生きられただけでも幸せ者なんだな、わたしは。
今日はヘヤを聴こう。

それでは、またお目にかかります。