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みんなの防災ガイド | 在宅避難に備える

「災害が起きたときは在宅避難にしよう」

女性ひとりだから避難所に行くのは怖いし、何より自治体指定の避難所は自宅から遠い。
なので、わたしは在宅避難しかないという結論を出しました。

さて、やったこと。
水やアルファ米などの保存食は一部非常時用に持ってはいたものの、本当にそれだけでいいの?と思い、停電・断水が1週間続いても家で生活できるようにすべく、全て見直すことにしました。
よろしければご参考までに。

非常用トイレ

真っ先に見直したのが非常用トイレでした。
人間は1日5回~7回ほどトイレに行くらしいのですが、仮に1日7回として1週間ぶん準備をしたすると、一人あたり50回ぶんは必要ですよね。

もし避難所に行ったとしても、すぐに仮設トイレが設置されるとは限らないですし、食べたり飲んだりすることは多少は我慢できるとしても、トイレは生理現象なので我慢できません。
なので、これは非常用トイレを十分に準備しておく必要があるなと思いました。
避難所の仮設トイレの衛生状況は避難生活の中で大きな問題になると思うので、在宅避難できるように、トイレは多めに持っておこうと思います。

防臭袋として定評があるメーカーのもの。

食料と水

非常食はいろいろと出ているのでお好みのものを買い揃えればいいとして、飲料水は一人あたり1日3リットル必要なんだそうです。
7日ぶんだとするとこれも意外と必要なことがわかり、買い足しました。
定期的な賞味期限の確認も必要ですね。

他に避難中のストレス軽減用にグリコのビスコの保存缶も買いました(甘いものも大事だなと)。
あと、無印良品の糖質オフのお菓子は日持ちするので、それも非常食としてローリングストックをしながら持っておくのもよさそうです。

意外とおいしいらしい。

お湯でごはんが炊ける袋です。
まだ使ったことないのですが、カセットコンロがあるので、それでごはんが炊けるように買ってみました。
キャンプ好きの方はこれでごはんを炊いたりするようなのです。

灯り

部屋の照明をつけた状態で撮影しています。

LED懐中電灯は枕元に常に一つ置いてあるのですが、急な停電に備えて各部屋に置いておいた方が安心かなと思い、これも買い足しました。
懐中電灯は、無印良品のLED懐中電灯(真ん中と右)を使っています。
点灯しながら立てて置けるので便利なのと、大きい方(右)は単3でも単4でも電池1本から使えるのがよいなと。
白いシェードからも光が広がりますしね。

あとは、パナソニックの球ランタン(左)も持ってます。
点灯色が選べたり、明るさも段階的に選べたりと、電池式で便利です。
赤ちゃんの夜中の授乳のときなんかにも便利だそうですね!
暗いともっと不安になりそうなのでもう1つ持っていますが、灯りのことがあるので、乾電池のストックも増やしました。
乾電池のストックを持つので、スマホの充電用に乾電池式のモバイルバッテリーも買いました。

部屋の照明をつけた状態で撮影しています。

無印良品のLED持ち運びできるあかりも買ってみました。
停電などで給電が止まると自動的に点灯します(台座から持ち上げても点灯します)。
暗い部屋で使ってみたら、思った以上に明るくてよかったです(個人的な感想)。
充電式なので、電池が切れたあとも停電が続いている場合は使えないと思いますが、そこはパナソニックのLEDランタンで補おうかなと思ってます。

ヘッドライトがあると両手が空くので便利とのことで、無印良品で買っておきました。
無印良品のものはボタン電池なので、もしかしたら単3電池で使用できるものの方が便利かもしれません(買った後で気づきました)。

防災ラジオ

災害時は情報収集も大事!
携帯の基地局が機能しないこともありえると思い、やっぱりここはラジオだなと手回し式のラジオを買いました。
手回しってどのぐらい大変なんだろうと思ったのですが、やってみたら意外とそんなに負担でもなかったです。

わたしのものはACアダプターでも充電できるのですが、定期的(年1回ぐらい)に充電をして、充電池が過放電にならないように気をつけようと思っています。
過放電になると「いざ使おう」となったときに使えなくなるので、食料の賞味期限の定期的な確認とともに、ラジオについてもいつ充電をしたのかわかるようにわたしはメモしています。

浸水対策

外から水が入ってくることも踏まえ、水のうをいつでも作ることができるように45リットルのゴミ袋は常に多めにストックしてあります。
あと、いざというときのために、水で膨らむ土のうも持っています。

断水対策

非常時に給水に頼ることがあるかもしれないと、非常用給水袋も2つ買いました。
4リットルなので、わたしが持ち歩くにはちょうどいい容量だと思います。
あまり大きいと今度は持って帰ってくるのが大変そうです。

これは開口部が広いので、使い終わったら中を乾かすことができるのがいいなと思いました。
タンクにすると中を乾かすのが大変だと聞いたので(濡れたままになるのでカビが生えやすいみたいです)。

その他、断水時の対策として、使い捨てタイプの食器やカトラリーや、食事前やトイレに行ったあとの手指の消毒にアルコールシートやジェルなども必要だと思います。

また、ドライシャンプーや体を拭くシートも必要ですし、意外と抜けがちなのが口腔ケアだそうで、断水時は歯みがきができないので、歯みがきシートも買いました。
口の中が汚れていると病気になりやすいそうです。

寒暖対策

夏はハンディファン、冬はカイロを用意しておく必要があると思います。
ハンディファンを使うとなると、夏場は充電用に乾電池のストックが必要になります。
ハンディファンはあっという間にバッテリーが切れそうなので、夏はうちわや扇子でもいいかもしれませんね。
エマージェンシーシートなんかもあるといいと思います。
さらには、カセットコンロ用のカセットガスが使えるヒーターやストーブもありますので、冬に備えて持っておくと安心ですね。

防臭袋

余力があれば、災害時はゴミ収集が滞ることを見越して防臭袋が欲しいです。
非常食では缶詰が便利ですけど、断水時は缶を洗えないので(お風呂に貯めておいた水で洗えるかもしれないですが)、残り汁などが腐ってしまうそうです。

乾電池

経験がある方もいらっしゃると思うのですが、乾電池は災害時はすぐに品切れします。
おそらくですが、普段はあまり売れないからお店も在庫を持っていないのかなと思っています。
なので、常に多めに持っておくと安心だと思います。


ということで、主に自宅で避難生活を送るときに欲しいもの、わたしが実際に買ったものを挙げてみました。
両親も在宅避難ができるように、同じものを買ってあげました。
あとは、いろいろなところで災害時に必要なものがリスト化されていますので、そちらも見ておいた方がよいですね。

「なんだよ、こんなに必要なかったじゃんー!」ってなるように、大きな災害が起きないことを祈ります。

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