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ヨーロッパ時計まわり列車旅(228)

東経135度子午線(7)
〈随筆『東経135度子午線』(4)〉
私は、29年前の1978年(昭和53年)に高等学校入学のお祝いとして腕時計を親から買ってもらった。『セイコークオーツ』と名のつく当時流行の薄型(うすがた)の時計だ。時計盤は従来型で、直径30ミリメートル、厚さ9ミリメートルだ。盤の背景は濃い青色で、針は細く、数字の替わりに12本の長さ3ミリメートルほどの白い棒状の印があり、すっきりしたデザインになっていて、気に入っている。
少し進み気味の時計なので、一年に1回ほど、「117番(時報)」に電話をかけて、「日本標準時」の時刻を聴きながら、時計の針を修正している。三年間隔で電池を交換しながら、現在(2007年)も大切に使っている。
(しかしながら、2024年現在は、当時計は電池を交換しても動かないため、使用せずに保管している状態)
後者の「時の記念日」について展示を見ていると、ちょうど来週の(2007年)6月10日に、天文科学館で、記念証が配布されることがわかった。
偶然にも一週間前に、ここへ来て(その配布情報を入手できて)幸運だった。
(写真:大蔵海岸 舗装歩道上の子午線表示)
その(228)終わりです。次の(229)をお楽しみに。

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