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1月後半作業メモ

◎1月後半報告


ちょっと細かい作業をしておりました。
以下自分用の作業メモなど。



作業期間1/21~1/27

1月20日は「文章作業①」の方を
昼間でやっていたので、午後は少し休み。

翌日から作業を開始しました。

また1/26〆の作業でしたが、
間に打ち合わせが1日あったので、
締め切りを1日伸ばしていただきました。(感謝……)


◎文章作業②

予想文字数 12万~14万文字
完成文字数 134,446文字


①の作業が2万文字近くオーバーしてしまったので、
②の作業もオーバーしたら作業日数が少しヤバイかも、
と思っていたけど、こちらは予想の範囲内で収まったので
なんとか作業力がもちました。

①と合わせると、2週間で25万文字くらいです。
平均1日2万文字くらい。
でも、熱量や時期によって文字数がバラバラなので、
あくまで目安として留意……。


◎文章執筆失敗したこと3つ
[1] 一日の生活ペースを漫画連載時期のスタイルに戻したこと
[2] 執筆作業の場所を変えたこと
[3] 作業期間に友人からエネルギーをもらいすぎたこと


それぞれ振り返ります。


[1] 一日の生活ペースを漫画連載時期のスタイルに戻したこと

これが一番の失敗でした。

連載時期のペースとは、
「起床時間、就寝時間を決めずに、
起きてから眠くなるギリギリまでずっと仕事をする」
というものです。

漫画作業ならけっこうこれでも作業出来るのですが、
文章は難しかったです。

これが上手くいかなかった原因として、
「絵と文章の疲労度の違い」が大きいかなと思いました。

端的に言えば、
当然かもしれませんが、文章の方が脳が疲れる。


絵の作業、文章作業の違いとして、
「ずーーっと頭をつかってなければならない」というのがあります。

絵はけっこう脳の手抜きが出来るし、
手癖で描ける蓄積がある程度はあるので、
長時間やっていてもそこまで疲れないのです。

しかし文章作業は常に文字を考え続けなければならないので、
ずーっと頭を働かせている感じ。
気を抜いてる間は作業が進まないので、
気を張り続けないといけません。

これでは、
「眠くなるギリギリまで仕事をする」漫画スタイルだと、
眠くなるギリギリの自分なんて
絵を描くぐらいが関の山のぽんこつ状態。
作業なんて進みません。

文章を書くときは、
エネルギーが担保できるだけの睡眠と、
食事と、精神面での健康が必要だと感じました。


[2] 執筆作業の場所を変えたこと

文章作業①のときは、
毎日起きたら喫茶店に行き、
その喫茶店に飽きたら別の喫茶店に行き……という
スタイルで作業を行っていました。

「飽きがこないように、②の作業はガラッと家作業にしよう!」と
決めたのが失敗でした。

さきほどの[1]の項目ともかぶるのですが、
絵の作業って、長時間やるためには
「そこそこ気を散らす」方が長続きすると思っていて。

漫画連載時は、動画を見ながら、人を話しながら、
うまいこと気を散らせて、
机に長く座っていられるようなサイクルづくりを心がけていました。

なので、
僕の作業部屋って、「気が散るように」出来ているのです。
これが文章作業には良くない。

文章は目の前のものと、1vs1で向き合う必要があります。
誰かと話しながら文章なんて作れませんし、
ドラマを見ながら意味の通る構成は出来ません。

……一応、試してはみたんですが、
だれかと話しながら文章を打ってみたら
相づちするはずの内容を、
仕事の文章で「わかるわー」と打ち込んでしまったり、

ドラマをみながらだと、まったく関係なく「殺人」と打ち込んでしまったり……。
(ジャックジャンヌで人は死にません、今のところ)

閑話休題。

気を散らすような環境である「家」での作業は、危険。
(絵なら描ける。)

「文章は外!」って決めた方がいいようです。

それか、ちゃんと執筆用の部屋をつくることですけど、
文章は本業ではないし、これから書く予定もないので……。


[3] 作業期間に友人からエネルギーをもらいすぎたこと

一見いいことのように思いますが……。

まず、こちらも絵の作業との比較になりますが、

文章を書くときは、「文章と語り合う」感じがあるけど
(お前は今何を考えてる?……この構成でいいのか?とか)

絵を描いてる時期って、頭がからっぽというか、
自分と話すしかなかったりします。

なので、日常でメンタルにくることがあると
そればっかり考えてしまいますし、
なんにもないと、憂鬱なことを考えて深みにはまったりします。

そういう事態を避けるために、
気を散らすことを心がけている節もあるのですが、

ほかにも、
「ポジティブなエネルギーをもらう」
「考えるのが楽しい出来事を作業前に体験しておく」
という方法があります。

そうすると、絵を描くときにそのことについて
考えていられるので、
楽しい~感じで仕事が出来るのです。

今回も、
10年来の友人から誘いがあって、お茶……というか焼き肉したんですが、
そこで刺激的な意見や、新しいアイデア、
最近の面白いことなどを話しました。

その時間はとても楽しく過ごせて、
「よーし、戻ったらバリバリ仕事できるぞ!」って思ったのですが、
これが逆で。

文章作業は「文章と語り合う」のに、
友人と話した楽しいこと、新しい素敵なアイデア、
スターウォーズ最新作の感想で頭がいっぱいで
作業に入っていけない。

目の前の文章氏も
「お前さーちゃんと俺のこと考えてんの?」って感じで
機嫌悪いし……かみ合わなくなっちゃいました。

文章作業中は、新しい刺激、別のテーマって、
入れない方がいいんだなと思いました。


◎文章作業でうまくいったこと
[1] ATOKを入れた
[2] マンションの廊下でやった
[3] パワーが出ないときは仕事仲間と話す


[1] ATOKを入れた
「いや、そんなん……」って感じかもしれませんが、
文章を生業としてきていないので、
文章を書く環境やツールが揃っていませんでした。

「そういえばシナリオ十和田さんがATOKの話してたな~」と思い、
入れてみました。

予測変換がめっちゃ便利。
作業スピードが1.06倍ぐらいは上がった気がします。

パソコンをつかう作業はツールがかなり大事で、
絵を描くのも
コミックスタジオで慣れていて腰が重かったのですが
BU作業をやり始めた去年8月くらいから、
クリップスタジオに変えたら、めっちゃ便利。
大分効率よくなりました。

ツール系は一度試してみて、具合を確かめるのは大事ですね。


[2] マンションの廊下でやった

家じゃできないけど、喫茶店に行くのも面倒……という精神になっていたので、

マンションの共用部分の廊下(人が通らない行き止まりの影)で
座って作業してました。

これがめっちゃ捗った。

すぐそばに家があるのに家に帰らない非日常、
外で作業を行うそこはかとない背徳感、
そしてギリギリ届く家のwifi……。

……これはくせになりそうです。


[3] パワーが出ないときは仕事仲間と話す
十和田さんや、JJのチームの人と話すと、
話のテーマがJJになるので、
「新しい刺激ではない」刺激が入ります。

よし、この作業をがんばろう!という
ポジティブなエネルギーに変換できるので、
これはありがたいですね……。

忙しい時期が終わってから、
なじみの友人と雑多に話したり、
新しい体験で刺激を得たりする、と切り替えていくのが
仕事を効率的に進めていく良い方法かな、と思いました。


◎まとめ

「“描く作業”と“書く作業”で環境を切り分ける」。

これを念頭において、仕事に向き合うこと。


◎これからの作業

すこし文章の作業があるので、そちらを手がけた後、
本格的にスチル絵を描いていく作業に入ります。

140枚近い現状は変わりませんが、
文章を書いたことですこしイメージもわいているので、
0からやるよりは進めやすくなったと感じます。

◎キャンペーンご応募ありがとうございました

「直筆イラスト入りNintendo Switch Lite」の
キャンペーン期間は
ちょっと力を入れて宣伝させていただきました。

ここからは、また自分の作業に集中していこうかなと考えています。

「迷ってたけど予約しました!」とか
「このキャラクターを描いてもらいです」など
たくさんメッセージいただけて、反応もらえてるのがありがたかったです。

漫画連載と違って、目の前にモノがない状態で
買うか買わないか決めなくちゃいけないので、
僕も宣伝が難しいな、と思ったのですが、
それでも期待して購入を検討してくださった方々に感謝しております。

それに負けないように、
膨大な作業が待っていますが、倒してこようと思います。

ジャックジャンヌのイベントなどもあるみたいなので、
そこではまた宣伝させていただければと思います。

しばらく潜るかもしれませんが、
また引き続きよろしくお願いします。


ではでは。