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SD WebUIでプロンプトや各種設定を自動保存してくれる機能拡張

SD WebUIでプロンプトや各種設定を自動保存してくれる機能拡張をご紹介します。普段お世話になっているくせに、いざ自分がSD WebUIの環境を再構築するたびに「あれ、なんだっけ?」となるので…。

みなさんは、SD WebUIを再起動したり、Webブラウザを誤って閉じてしまった時に「あー、今までのプロンプトとかセーブするの忘れた!」という経験はないでしょうか。私はあります、それもたくさん!
これからご紹介する「stable-diffusion-webui-state」という機能拡張は、そんなうっかりを救ってくれます。ざっくりと機能をご紹介しましょう。

  • ユーザーの利便性向上のために、SD WebUIの自動保存機能を活用したプロンプトや設定のバックアップ機能があります。ユーザーが誤って設定を変更したり、ブラウザのキャッシュをクリアした場合でも、以前の状態に戻せるようになります。これにより、ユーザーは煩雑な設定手順を省略でき、効率的に作業が行えます。

  • SD WebUIの自動保存機能を利用して、ユーザーごとに異なるプロンプトや設定のカスタマイズを行えます。ユーザーは自分の好みや作業環境に合わせて個別の設定を行うことができ、快適な操作が可能になります。

  • SD WebUIの自動保存機能を応用し、複数のプロンプトや設定を一括管理する機能としても利用できます。ユーザーは複数の設定を容易に切り替えることができ、異なる作業環境に柔軟に対応できます。また、設定の一元管理により、ユーザーは煩雑な設定手順を省略して作業に集中できます。

  • SD WebUIの自動保存機能を活かし、過去の設定変更を記録しておくことができます。ユーザーは設定変更の履歴を確認することで、直近の変更内容を把握することができます。また、変更内容の比較や元の状態への復元も容易に行えるため、ユーザーは安心して設定の管理ができます。

  • SD WebUIの自動保存機能を用いて、プロンプトや設定の共有することもできそうです。ユーザーは自身の設定を他のユーザーと共有することで、チームや組織内での作業効率を向上させることができます。共有した設定は自動的に保存され、他のユーザーが簡単に利用できるようになります。

この機能拡張は、SD WebUIの設定画面から有効化できます。有効化すると、プロンプトや各種設定が変更されるたびに自動的にローカルストレージに保存されます。また、設定画面に「Export」ボタンと「Import」ボタンが追加されます。「Export」ボタンを押すと、保存した状態をJSON形式のファイルとしてダウンロードできます。「Import」ボタンを押すと、エクスポートしたファイルを選択してインポートできます。

このように「stable-diffusion-webui-state」は、SD WebUIの使い勝手を大幅に向上させてくれる便利なツールです。うっかり忘れがちな方や、複数の環境を使い分ける方には特におすすめです。ぜひ試してみてください!

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