現代コンカフェ概論

僕はコンカフェオタクです。

3年前にコンカフェを通い始めて、色んな出会いや体験を推しやコンカフェを通じて経験しました。

ただ、この経験を人に話す際に、「コンカフェってなに?」ってところからしゃべらないといけないのですが、これがなんとも難しい。

オタク相手やメイド喫茶とか知ってる人であれば、
「メイド服じゃないメイド喫茶みたいな感じだよ」
って言ったり、一般人には「ガールズバーみたいなものです」って言っています。

では、実際にコンカフェはメイド喫茶やガールズバーとどう違うのか
コンカフェの楽しみ方をお伝え出来ればと思います。

そもそもコンカフェってな~に?

コンカフェとは「コンセプトカフェ」の略です。

では、コンセプトカフェとは。

特定の主題・テーマを取り入れて前面に押し出し、それによって同業者との差別化が図られたカフェの総称。例としてメイド(女給)のコスプレをした従業員をコンセプトとする「メイドカフェ」や、上質な文房具が使えることをコンセプトとする「文房具カフェ」などが挙げられる。(Weblio辞書 より)

広く言うと、コンセプトカフェとは何らかのコンセプト(こだわり)を強く推して運営されるカフェのこと。
代表的なものとしてはメイドカフェが挙げられるが、メイドに他のアイテムや設定を足した、戦国メイドカフェやメガネスーツの男性とロールプレイ(なりきり)を楽しむメガネスーツカフェなど様々な種類のコンセプトカフェが増えてきている。(NAVER まとめ より)

と、広義ではメイド喫茶もコンカフェの一部になるとおもいます。

純粋なコンカフェはメイド喫茶に対してのコスプレ喫茶と考えてよいと思います。

メイド喫茶とコンカフェの違い

では実際にはどう違うのか

メイド喫茶の多くはお給仕とライブステージがメインであり 大体はお客様(ご主人様・お嬢様)からのリクエストによって行われます。

他にもゲームやチェキなどで交流をしています。

一方のコンカフェではメイド喫茶同様、ライブステージやゲームメニューがありますが、基本的にはキャストドリンクをお客様(ご主人様・お嬢様)からいただいて卓の前でおしゃべりをするのがメインになります。

メイド喫茶ではキャストドリンクがないところも多く、これがメイド喫茶とコンカフェの大きな違いの一つであります。

ガールズバーとコンカフェの違い

ガールズバーとコンカフェを比べると違いというは難しいです。

私服と制服、価格設定だったり、ガールズバーとコンカフェの違う部分もあれば重なっている部分もあるので比較がしずらいですが、唯一ガールズバーになくてコンカフェにあるものがあります。

それは、チェキです。チェキを撮れるお店は例えコンセプトがなくてもコンカフェと言っていいです。

コンカフェの楽しみ方

ではここからは、コンカフェに焦点を当ててコンカフェのいろはをお送りしていきましょう。

コンカフェの楽しみ方はいろいろあります。

キャストさんとおしゃべりしたり、お酒を飲んだり、チェキを収集したり、カラオケしたり、コンセプトの世界観に浸ったりします。だいぶ入り浸ったオタクはキャストさんよりも常連さんに会いに来る人もだいぶいます(笑)

コンセプトも様々です。

アリス、魔法使い、ヴァンパイア、海賊、天使、悪魔、宇宙人、くノ一、廃診療所、病院、勇者、ベルサイユの貴族、猫耳、カウボーイ、キョンシー、男装、和服などなど...

多種多様なコンセプトやシステムの違いもコンカフェを巡る魅力があります。

コンカフェって高い?

価格も所謂キャバクラやガールズバーよりかはリーズナブルだと思います。

コンカフェにかかるお金は基本形では2つです。

1つはチャージ料(席料)

だいたい1時間ごとにチャージ料が発生します。
秋葉原の平均で800円/hくらいです。

2つめはドリンクです。

大体のお店はチャージ料+1ドリンクをセットで注文が必須です。

ソフトドリンクやアルコールなど結構な種類が揃っているお店も多く、大抵の飲み方やカクテル類も注文可能になっています。

価格の平均値はソフドリなら600円~ アルコールは800円~になります。

1時間滞在してビール飲んで大体1500円~2000円くらいになると思います。

それに加えてキャストドリンクやチェキも追加すればするほどお会計が大きくなっていきます。それについては後ほど。

コンカフェに行くきっかけ作り

「実際にコンカフェに行ってみたいけどきっかけがない!」というあなた!!

きっかけ作りのポイントをお教えしましょう。
情報収取の基本は、ツイッターです。

大抵のお店のツイッターアカウントだったりキャストさんの個人アカウントがあります。
そこに出勤しているキャストさんの自撮りがあったりします。

自分がイイな!と思ったキャストさんを目当てにコンカフェに行ってみましょう。

また秋葉原ではビラ配りしているキャストさんも多く見かけます。

お店にもよりますが、店内が比較的空いている場合にビラ配りしているお店もあります。ビラ配りしているキャストさんを捕まえてお店に入れば、ゆっくりお話しできるかもしれません。

もっとコンカフェを楽しみたい!!

ここまで読んでコンカフェ楽しんでみたい!!という方へ

例えば、話していて楽しいな!と感じたらキャストドリンクを注文してみましょう。

そのキャストさんとの有意義な時間を過ごすことができると思います。

また、このキャストさんかわいいな。かっこいいな。と思ったらチェキを注文してみましょう。

思い出を残すためのキャストさんと2ショットもいいですし、そのキャストさんを余すことなく愛でれるピンチェキもいいと思います。

このように頼むとキャストさんが喜ぶメニューもあります。

さらには特別なお祝いや、ただお金を使いたい人には「シ ャ ン パ ン」という呪文もあります。

その他にもカラオケやゲーム(トランプやジェンガ)もお店によっては用意しているところもあります。キャストさんと交流したいなと思ったら頼んでみてもいいかもしれません。

まとめ

秋葉原にはメイド喫茶やコンカフェと呼ばれるものは140店舗以上あるといわれています。

すべてを網羅することは難しいですが、誰しも1店舗は自分に合うお店が合うと思います。

また秋葉原だけではなく、東京なら新宿、渋谷、池袋にもコンカフェはたくさんありますし、地方でも大阪や名古屋、札幌などにもコンカフェと呼べるお店ありますので、興味のある方はぜひ調べてみてください。

みなさんの良いコンカフェライフを応援しています。

ではまた。

 

あとがき

今回はコンカフェのことについて書きました。

前作の「現代推し概論(コンカフェ編)」につづいて書こうと思って早半年たってしまって、コンカフェ歴は長くなるわ、秋葉原の景色も少しづつ変わってしまって自分が正解だと思ったことが果たして正解なのかわからないぶぶんもありました。

それでもこの記事を書き上げることが今後の自分の推しごとの向上につながることは明白だったので、無事書き上げることができました。

今後の展望としては、秋葉原だけではなく新宿や札幌のコンカフェ、メイド喫茶などの萌え産業の実態についても書いていきたいし、最近見た三島由紀夫のドキュメンタリーだったりアイドルキャノンボールがすごく良かったのでそれのレビューとかも書きたいな(願望)

駄文長文にお付き合い頂きありがとうございました。
また機会がありましたらお会いしましょう。

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