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きっと誰にも伝わっていないソテスけの頭の中を、伝える為に一生懸命書いた長い文章


みなさん、はじめまして

ソクラテスのいいわけです。


突然ですが、みなさんはアイドル活動をしていますか?

私は去年の夏頃に始めたので、現在は、積分あんずさんと一緒に[大切なお知らせ]というユニット名で、セルフプロデュースで活動しているアイドルです。


主に、衣装や演出などを考えることが得意で、
とりあえず、なんでも頑張ってみる屋さんをしています。



現在、私たちはミスiDという新しい時代にふさわしいまだ見たことのない女の子を発掘し育てる、講談社さん主催のオーディションに参加しており、

2022年1月28日までがファイナリストの選考期間になります。

これまでの、書類選考、自己PR動画、オンライン面接等の活動は、
下記のURLからご覧いただけます。



……さて、今回の記事では、

これまでのミスiDの審査における私たちの活動の中で、
衣装や演出、表現について、私が特にこだわった部分のお話をしたいと思います。

こだわった部分のお話なので、多少長いのですが、

どうぞ、最後までお付き合いください。



[大切なお知らせ]を結成して初めての撮影は、

蒼波純さんから、私が初めてミスiDを知るきっかけになったこと、
何より、私たち二人が大森靖子さんが大好きなことから、

松居大吾監督の『ワンダフルワールドエンド』という映画から着想を得て、

黒のロリータ衣装で挑みました。


また、映画の中で、詩織と亜弓がお互いをiPhoneで撮影するシーンやSNSでやりとりをするシーンが非常に印象的だったので、

自己PR動画では、iPhoneのカメラを使用して、
お互いを撮影した映像を多く使用し、
二人のLINEでのやりとりの録画も取り入れてみました。

私たちは活動の中で、手を『繋ぐ』という表現を頻繁に使用します。


手を『繋ぐ』ということは、決して『一つになる』ことではないので、
自分の意思で共にいることができるし、
反対に自分の意思で、手を離すこともできます。
誰かに引き離されてしまうこともあるかもしれません。

それでは、なぜ『一つになる』という表現を使わないのか、と受け取り方によっては、冷たく感じられてしまうことのあるかもしれませんが、

私たちの中では、自分の意思が存在していること、
各々が自己表現できること、
として非常にポジティブで、
手を『繋ぐ』という状態は、人と関わる上での最も適切な形だと考えています。


なので、これから私たちがアイドルとして共に生きることの視覚的な表現として、書類選考に提出する写真は、

全て、手を繋いだポーズのものを選びました。


そして、これからも私たちがアイドルとして活動を続けていく上で、二人で手を『繋ぐ』という表現は、度々使用されると思いますので、

是非、注目してみてください。



あんずちゃんは私の幼馴染の元カノで、幼馴染の紹介で出会いました。

私たちが初めて対面した日は、あんずちゃんと幼馴染が別れた、なぜか翌日で、その日は本当に偶然「花束みたいな恋をした」という恋愛映画を観に行ったのですが、その話は、また別の機会にしようと思います。


このような私達の出会いや関係性だけを文字に起こしてみると、実際はともかく、ラブコメのヒロインとサブヒロインの立ち位置に似ています。

そして、現在の私たちの関係性はラブコメとしての正規ルートではなく、別ルートではないか、と私は思います。


……きちんと説明します。


この場合、ヒロインの立ち位置があんずちゃんを、
サブヒロインの立ち位置が私のことを指します。


王道ラブコメの正規ルートでは、通常、ヒロインと男主人公が結ばれることがハッピーエンドとされるのだと思います。


けれど、サブヒロインだって、本当はヒロインになりたい。

しかし、それは、決して、主人公である男性や特定の人間に選ばれるということではなく、


私が私を選びたい。


それは、きっとヒロインだって同じことで、
決められたシナリオや一般的な幸せに囚われず、自分自身を選ぶことができたら、もっと面白い物語になるのではないか。


そして、

ヒロインであるはずの彼女が、何故か主人公ではなく、本来ライバル関係にあたるはずの主人公の幼馴染である私とアイドルを始めた

というこの現在の私たちの関係性は、
まさに、ラブコメの別ルートではないか、と感じるのです。

このようなイメージから、
オンライン面接時の衣装はラブコメの雰囲気を意識して、制服にしました。

また、二人が違う学校であることを視覚的に表現する為、お揃いの物ではなく、

セーラー服とブレザーを選択しました。

私が着用している衣装は、実際に中学時代に着用していた手持ちの制服の中から、あんずちゃんのセーラー服や浴室の色味と合うものを選んだものです。

オンライン面接はzoomで行われるということだったので、

きちんと全ての物事に意味を持たせた上で、
映像としてのインパクトが強い場所から参加したい 

と考え、ホテルの浴室から参加しました。


私たちがアイドルとして、活動する上での最も重要なテーマとして、

過去を過去にし、完了形の生、
つまりは今まで生きてきた自分自身を肯定する、

というものがあります。

[大切なお知らせ]というユニット名に関しても、

『ミスiD [大切なお知らせ]』というタイトルで
ミスiDの公式チャンネルから動画が出せたら面白いな、というイタズラ心もありますが、


アイドルの運営の方が重大な報告をする際に使用する『大切なお知らせ』というワードと、

私たちが生きていること、存在していること、
そして、一人一人の人間が生きていて、存在している

という何の変哲もない事実こそが重要なのではないか、という意味を込めて名付けました。



過去を過去にして、現実を肯定しようとする姿、
そして、自分自身の選択で前に進んでいく姿の表現として、
浄化の意味がある『入浴』は、適切であったと思います。


が、湯気でカメラが曇ってしまう可能性を考え、かなり低い温度で湯を張っていたので、

待機時間は本当に寒くて、地獄でした。

けれど、それも良い思い出です。


私たちは職業的なアイドルではありません。


利益を上げる事が目的ではなく、
その為資金的な問題があること、
また、現在学生なこと、二人が遠距離なことから、
主に活動が夏休みや春休みになる私たちですが、


毎年、年賀状は作成しようと思っています。


私は、ファンの方々と私たちの関係性の形として、
年賀状を送り合うような温かさがあるといいな、と思います。

もし、みなさんが結婚したら教えて欲しいし、結婚式に招待していただけたら、迷わず行きます。

いつか、みんなで公園で鬼ごっこがしたいです。

年賀状に関しまして、欲しい方がいましたら、
[大切なお知らせ]の公式Twitter


のDMまでご連絡ください。

まだ少し在庫が残っているので……。
在庫がなくなってしまっても、また刷ります。


ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。


私たちには、最終面接や表彰式で、
まだまだ、たくさん表現したい事があります。


少しでも[大切なお知らせ]に興味を持っていただけましたら、

スキやTwitterでシェアしてくださると、とても嬉しいです。

ミスiD、最後まで精一杯頑張ります。
応援よろしくお願いします。

            ソクラテスのいいわけ🐰

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