見出し画像

SOUJIの充実した奈良日記

1.自転車で爽快ならら~!

先日までの長距離移動とは真逆に、今日は奈良の魅力を探しにレッツラGOー!

ということで、午前中は自転車を使って奈良市をぶらぶらサイクリングしに。

まず初めに向かったのは、「唐招提寺」。

昨日までの悪天候が嘘のように、今日はお日様を感じられる一日で気分はアゲアゲ☝️

大きな、温もりある木の門がとても映える。

入ろうと思い入り口に行くと、なんと大人¥800、、、

学生を入れさせてくれる気はないのかと言わんばかりの高額ぶりに、SOUJIは諦めるしかなかった笑

しかし今日は本当に天気が良い。日差しが出ているが夏本番も終わっており程よい風が体を吹き抜け、自転車にはもってこいの天気だった。

1時間ほど奈良市の東側を散策したあと、オアシスを求め奈良公園や近鉄奈良駅のある中心街へと向かった。


あぁ。なんて愛くるしい顔なのだろう。食べてしまいたい。

鹿はやはりどこまでいっても鹿である。

#鹿のいる生活

そういえば、奈良公園の前の大きな道路は、大和西大寺方面から来ると坂を上がる形で道が通っていてるので、自転車だと少し辛かった。

鹿を横目に奈良公園周辺を周り、食べ物を求め猿沢池周辺の商店街へと足を運んだ。

2.SOUJIと不思議なおばちゃん

「ひるねこカフェ」という何やら可愛らしい名前のカフェの前を通りかかり、外の看板に出ていたメニューをじっくり眺めていると、中から柔らかい関西弁が特徴の小柄なおばちゃんが声をかけてくれ、SOUJIは吸い込まれるようにカフェに入った。

お昼時でランチもやっていたのだが、色々メニューの説明を受けていたら、「シャリーゼ」というお店オリジナルのものが食べたくなったのでそれを注文した。

フローズン状の滑らかなプリンの下には、カラメルの代わりにコーヒーゼリーが入っており、バニラアイスと生クリーム、蜂水漬けのナッツがトッピンングされたドリンクに近いものだった。

う〜ん。うまい!!
カラメルとは違うコーヒーゼリーのほろ苦さは、お店の絶妙な甘さ加減のプリンとちょうど良くマッチし、この組み合わせはバッチリだった。

オリジナルメニューの素晴らしさはもちろんこのカフェの魅力なのだが、このカフェの圧倒的もう一つの魅了は、お店のおばちゃんの方にあるとSOUJIは断言できる。

SOUJIをお店へ迎えてくれたおばちゃんはとにかく、感じの良い柔らかい関西弁がなんだか安心感と程よい距離感を生み出し、またおばちゃん独自のスーパーポジティブ思考がひたすら元気を与えてくれる。

おばちゃんとSOUJIの会話のやりとりのほんの一部を紹介するね。

お「お兄ちゃん、インスタやってるー??」
S 「はいやってます。」
お「えー!ほんま!!うちのカフェのインスタ なぁ、もうすぐでフォロワー1000人行くねん
けど、989人から一向に増えへんねん。お兄ちゃ んフォローしてや!毎日元気出ること呟いてる から、元気でーへん時とかこれ読んで元気だし や!!!」
S 「あっ、はい!フォローします!」

もうこんな感じで、終始ずーっとおばちゃんのペースに乗せられてた笑

けど、おばちゃんは早口じゃないし、かつグイグイ一方的にくるだけじゃなくてこっちの話しもきちんと聞きながら話してくれるから、距離の詰め方が心地よくてSOUJIはだんだんもう1人のお母さんと話しているかのような気持ちになって、家に帰ってきているような感覚になっていた。

不思議な人間性のおばちゃんは、

「また来てや!気いつけてな〜!」 

と言い、

「はい!向こう帰る前にまた来ます!」

SOUJIは自然とこう言葉を返していた。

3.橿原神宮と今井町

午後1時過ぎに一旦家に帰り、午後からは電車を乗り継いで、「橿原神宮」へと向かった。

橿原神宮はとにかく、参道から本堂に至るまで全ての面においてスケールがでかいことで有名だ。



幅の広い参道とそびえ立つ門、立派な本堂と確かに一つ一つのスケールがデカかった。

橿原神宮を後にし、次に向かったのは今井町というところだ。

今井町は橿原神宮前駅から二駅離れた八木西口駅というところで降りる。

街全体がこのような長屋造りの民家になっていて、実際に現在もほとんどその家屋には人が住んでいる。

金沢の東茶屋街や川越の小江戸、また京都市内の街並みとは全く異なる時間軸があるように感じられるほど、静寂が漂うこの町は本当にタイムスリップしてきたように感じた。

良くいえば閑静で落ち着いている、そうでなければ田舎だなという感じだ。

華やかさはなかったが、SOUJIはこの少し田舎じみた部分こそが今井町の魅力だと思う。

4.みなんさん、夜景はお好きですか?

17時過ぎに今井町を後にし、そのまま近鉄線を乗り継いで大阪府は東大阪市にある石切駅に来た。

この石切駅、山の高台に位置しているので、山の上から大阪の夜景が一望できるというではないか。

期待に胸を膨らませてSOUJIはじっとその時を待った。

そしてついにその時はきた。

石切地区、本気出しすぎです。

駆け抜けていく電車と共に。

皆さんも関西に来た際にはぜひ、石切駅へ足を運んでみていかかでしょうか。

5.終わりに

奈良は大阪や京都に比べて、少し派手さやインパクトには欠けるとイメージがあるのではないだろうか。

確かにSOUJIもそう思う。

しかし、SOUJIは奈良が大好きだ。

大阪や京都にはない奈良にしかない田舎感、時の流れがゆっくりと感じられ、程よく心地良い人との距離感。

奈良はいいところだ。

奈良の魅力に改めて気付かされた、そんな実りある1日だった。

                               05.09.21 SOUJI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?