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YAPC::Hiroshima 2024 行ってきた

久々に(かなり久々に)大きめの技術イベントで遠征してきた。ブログを書くまでがYAPCということで。
いつのまにか技術ブログをどこに書いていたかすっかり忘れてしまったのでまあ note に。

広島

広島自体は多分4-5回、広島市は3回目の来訪のような気がする。1回は旅行、1回はPerfumeのライブ。Perfumeの聖地なので、アリーナツアーでグリーンアリーナに行ったなぁ。

旅行できた時は宮島がメインだったというのもあり市内の雰囲気はあまり記憶になかったのだけど、日本では珍しく路面電車の通っている町並み。めちゃくちゃ好き。幅広い大通り、人は多いのに広々として空の広い雰囲気。
最近は割とこういう遠征の時ホテルまでタクシー使ってしまうことも多いが、この雰囲気を楽しみたくて路面電車を使ってホテルまで向かった。

良い。

全然関係ないが最近 Cities Skyline II をやっているので、「路面電車のある街づくり」の参考にめちゃくちゃなった。(本当に関係ない)

前夜祭

ようこそ広島へ

オープニングは、yusukebeさんのHonoの発表。
yusukebeさんはボケてやその前🤫から知っているエンジニアさんだけど、自分で作ったOSSがきっかけで、US企業にソフトウェアエンジニアとしてリクルーティングされるというのは本当にすごいなと思っている。尊敬している。

Hono は試そうと思ってまだやってなかったので v4 リリースもされたことなので使ってみます。フルスタック自作はすごすぎるんだよな。

yusukebeさん

続いてそーだいさんと onk さんのキャッシュバスターズ。
キャッシュは難しい。本質的には、自社のサービス特性と事業構造を理解し、データをどのように管理するか、計測し、決めて、目指すためにどのような手段をとるのか(キャッシュ以外も含め)、という至極真っ当な話。

チームCloudbase。スポンサーしてて素晴らしい。

同窓会

夜の広島感。

その後、同窓会っぽいメンバーでの穴子しゃぶしゃぶ。穴子の刺し身って食べたことなかったけどあんなに歯ごたえがあるんだね。
広島の繁華街の町並みは、スナックが大量に入った雑居ビル立ち並ぶ。歌舞伎町と銀座と中洲を混ぜたような雰囲気。この街を知ってる人と歩くのは良いけど、という感じ。

fujiwaraさんステッカーをいただいた。
白子。
牡蠣。
穴子。これをしゃぶしゃぶする。
セリが根っこまで入ってる。
記念写真。

何の話をしたのか全く覚えてないが大変楽しかった。
同窓会といいつつ、自分はIDは認知しているが(おそらく、お互いに)絡んだっことのなかった方とも話すことができた。YAPC初参加なので自分の場合混ぜてもらった感じだけど、まぁYAPCに限らず諸々の技術コミュニティで旧知の仲という方々も多くて会話も弾んだ。ちょうど、会場で Cloudbase のメンバーと話してて、naoyaさんのこと知らないのか〜なんて話をしていたので、自己紹介をしなさい、と諭したりなどした。

日付が変わる前くらいの時間だったが明日もあるしね〜と適当に解散しつつホテルに戻る道すがら同じ方向の人らで「お好み焼き」につられて二次会。

広島風お好み焼きに、牡蠣トッピング。

有名人のサインが壁中に張ってあったり、こんな時間でも多くの人で賑わっていたので、941さんの引きの強さに感動する(本当にたまたま道沿いで「はいってみる?」でったので)。偶然にも、とほほの広島お好み焼き入門に書いてある「八昌」というお店だったことがその場で発覚しテンションあがったが、次の日の懇親会でお話する機会があったのでそのことを報告するとその「八昌」は違う、ということがわかった(「もうひとつの赤八昌」に書いてあるお店)。知らない方が良いこともある。いや、でも普通にちゃんと美味しかったよ。
でも、おすすめの青八昌も教えてもらったのでどこかの機会でいきたい。

YAPC::Hiroshima 本編

朝の平和記念公園。

程々の時間に解散できたので、次の日は早目に起きることができてスッキリ。
朝食は朝食スポンサーのDeNAさん提供によるおにぎり🍙があると聞いていたので、とらずに会場へ。ドデカおにぎりだった。

おにぎり。

コミュニティと共に生きる - キャリアの螺旋と人生を変えた瞬間

オープニングトークはそーだいさんの発表から。

自分も、PHP勉強会に参加し始めてから、ITエンジニアとして、キャリアのなかで多くのチャンスをもらうことができた。噛み締めながら聞いた。

「忙しかったり人生のタイミングなどで変化があってあまりコミュニティ活動ができなかったりしても、またそれが落ち着いたら参加すれば良いんだよ」という話が本当に刺さる。自分も、PHPカンファレンスを根城にしていたつもりがw、それも含めしばらく大きなイベントに参加していなかったのは、技術的に、あるいは役割的に、キャリア的に、人生的に、色々なことでそういうモチベーションが下がっていたからなのだけど、それでも、その間、続けてくれている人たちがいて、おかげでこうやってふらっと参加させてもらえる、という事に感謝しかない。

Go to Cloudflare Workers ~ 移行から 0.5 年以上運用する

あとは前職新卒 codehex くんの応援に。

codehexくん。

Cludflare Workers 使いながらログ周りちゃんとやってんのえらいなあ。

My Favorite Protocol: Idempotency-Key Header

Idempotency-Key Header の話

こういう、これから標準化されようとしているような技術をちゃんと実例をもとにまとめて発表するのは非常に価値のある真っ当なエンジニアの仕事だと思う。
(ベストトーク賞はこれに投票させていただいた。)

ohbaryeさんはオンラインで話したことがあって、このあと懇親会前にご挨拶もできたので嬉しかった。

お昼休憩

あらたまさんmyfinderさんgenneiさんと「へんくつや」へ。
お好み焼きagain!! なんか真面目に EM の役割とかの話をしながら食たべた。
途中で自分はこの日仕事でもなんでもない事に気づいて、ビールを飲んだ。

対戦お願いします。

新任エンジニアリングマネージャーのための「ぼうけんのしょ」

 あらたまさん。

あらたまさんとはCTOやEMネタでよくお話させていただくが言語化能力が素晴らしいなぁと毎回関心させられてしまう。

「マネージャーになったときに何を意識すれば良いかは、メンバーのころから意識すべきコト」は本当にそうね、と思う。というかマネージャーを任命する立場からすると、日頃からそういう動きをできる人を任命しているところもあり、どちらが先か?というのはある。

タワレコ店員から20年くらいエンジニアとして働いて学んだこと

koba04さんのキャリアのお話。

stfuawsc的な話はまぁすごくよく分かる。モチベーションは、モチベーションが先にくるのではなく書くことによって湧いてくるんだよな。OSS活動とかも最近自分止まった状態なので復活させたいと思っているが、書き始めないと戻ってこない。まあこういうイベントへの参加もそうかもね。

セッションの合間に、お世話になってるタイミーさんにご挨拶に。お世話になっている、というか、名札のIDを見られた瞬間お礼されてしまったのでまぁそういう意図ではなかったんだけど、と言いつつも、でも多分深層心理でそういう意図もあったのではないか、と自分をメタ認知する。
自分が自分であることをタイミーさんに認知してほしかったんだろうね、多分。引き続きよろしくお願いします。

平成のエンジニアから令和のエンジニアへの遺言
〜技術情報を伝達する手段の変遷〜

技評 馮さんMCによるパネルディスカッション。パネラーは顔なじみの面々という感じだったのだけど、主題を外れたりおちゃらけすぎたりしたときにシュッと本題に戻せる素晴らしいMCだと思った。

その後のスポンサーLTのとき、BASEの川口さんがP2B Hausのことにも触れてくれた。ありがとうありがとう。自分、kobakenさんが来てくれて話したことがきっかけで参加しました。
主題ではないけど、そういう縁が交差する「場」がつくれていることを誇りに思うと同時に続けなければなと思っている。

とほほさんのキーノート

↑めちゃくちゃバズった。自分の功績ではないのに。それほどまでに、とほほさんにお世話になった人が多いというこの影響力を実感した。世界中から自分の元にとほほさんへの感謝と驚きの声が届いている。本人に伝えてあげたい。

ところで、自分はこの発表を聞いてじわじわと腹の奥の方がアツくなるのを感じた。どこからかモチベーションというか、やりたい、俺も頑張りたい、という気持ちが湧いてきた。これはすごいことだな、と思った。

なぜか。とほほさんの発表は、自分の過去のコンピューターとの出会い(これは年代の方にはかなりホイホイだったと思う)から、これまで更新してきたコンテンツやその方法を、淡々と語っていただけだと感じた。発表のなかで、特段エモい言い回しや、人々への教えのようなことを説くわけでもなく、ただ淡々と、こんなこともやりました、あんなこともやりました、といった話をしていた。しかし、ただそれだけなのに、その圧倒的物量に感動してしまったんだ。「エンジニアリングが好き」という気持ちが、オーラから溢れ出ていた。

これだけ長い間、新しいことを学び、まとめ、アウトプットし続けるということを継続的にやり続けるのは、普通のことではない。

自分も、事業だ、経営だ、スタートアップだ、マネジメントだなどと日々色々細かいことをやっているが、シンプルに、エンジニアリングが好きだからこの仕事してるんだ。そんなことを再確認したのだった。

スタッフのみなさんの写真撮影。

懇親会

いつメンっぽい方々と懇親会で。またP2Bで会おうね。
Session's Breweryで醸造したらしい。

RIZAPの綴間違えてごめんなさいという気持ちだ。開催ありがとうございます。
とほほさんも参加してくれたので直接お世話になりましたと感謝の旨を伝え、お好み焼きなどについてもお話お伺いした。
お仕事では最近コード書けてないらしく「エンジニアになることがわたしの今の目標なんですよ」と仰っていた。一貫している。好きなんだなぁ。

めちゃくちゃ良いおじさまってかんじだった。

その後、1件謎のビール屋を挟んで3次会(4次会?)やってそうなところに合流。

よーお、ポン、の瞬間なのでぶれまくっている。

程よい時間に解散。

懇親会やドリンクアップなどでは、懐かしい面々との再開したり (懐かしい、というのは自分目線で、いつもイベントに参加している人からしたら「珍しいやつ来たな」って話だと思うんだけど)、新しい方とご挨拶したりなどすることもできて、なかなか充実した1日を過ごすことができたと感じている。

まとめ

というわけで、久しぶりにイベントに参加し、ブログを書いている。

IVSのようなイベントで登壇したり(Findy山田さんその節はお誘いありがとうございました)など、イベント自体に行っていないというわけではかったのだけど、途中で書いた通り、しばらく前から人生いろいろ忙しいな、と思ったりモチベーションが下がったりなどしてこういったイベントに参加するのは非常に久しぶりになってしまったが、ある意味、冒頭そーだいさんが言っていた通り、いつ「また行くようになっても良い」んだよなぁ、と思いながら、PHPカンファレンスなどにも発表しにいくかぁ〜などの気持ちになった。

そういう場所を続けてくれている人たちに感謝の気持ちを。
また、今回のYAPCのスタッフをやってくた方々、スポンサーの皆様にも感謝を。


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