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言語化力

「イメージできないものは魔法では実現できない」葬送のフリーレンでリヒターが言っている言葉である。イメージとは究極のところ言語化力だと思う。イメージすることはビジュアルで思い浮かべるということでもあるけれど、思い浮かべたビジュアルを自分の言葉で意識的、無意識的に表現できなければイメージの粒度が荒い。最近の個人的な課題がこの言語化力で、将来的な会社のゴールや個人のゴールは見れているけど、それを言語化しみんなに伝えるという部分で改善ができるのではないかと思う。なので、思考の整理と言語化ということでブログを定期的に書いていきたいと思っている。

スタートアップの意思決定者というのは、会社の未来像であったり、プロダクトの将来像だったりを常に考えていてそのイメージをみんながイメージできる言語まで落とし込むという作業を日常的にするのが仕事である。難しいのは未来を考える時には正しい問いを正しい順番で立てるのが難しい。社長であったり意思決定者は真っ白なキャンバスに向き合う画家のようなものでどの順番で何をどの色を使ってどこから書き始めるのかといった意思決定の自由がある。画家であれば基本的な型があって自分のスタイルを作ればよいのかもしれないけど、起業家という職業は変化が早い時代や技術進化の中で、しかも複数同時に白いキャンバスに向き合っていかなければいけない存在である。つまり、人、もの、金、時間、情報の制約がある。だから、何をどの順番でどういう問いに向き合えばいいのかというのが難しい。

いま必要なのは自分の「枠組み」の型をつくりきることだと思うので内省をして課題に向き合っていきたい。


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