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デヴィッド・ボウイの衣装を作るには?vol.26

初めまして、22歳、デヴィッド・ボウイ好き、洋服の仕立て屋で修行中のバンブロンと申します。

ここでは私の敬愛するデヴィッド・ボウイの衣装について研究してみたり、実際に作ってみたりする私の趣味を記録していきます。

それではさっそく見ていきましょう。

デヴィッド・ボウイの衣装

おそらく2002年ごろの写真でしょうか。
NMEの記事にこの写真とともにデヴィッド・ボウイのトリビアが掲載してありました。→デヴィッド・ボウイは5歳の時、紅茶に関して「恐ろしい」体験をしており、それ以来今日まで紅茶を飲んでいない。

シャツの仕様。
具体的には「 スタンドカラー+大丸シングルボタンカフス+フレンチフロント(裏前立)+ 胸ポケットレス仕様」といったデザインが有力候補でしょうか。
ボタンは、最もエレガントな二重タライデザインのマザーオブパール(白蝶貝)ボタンがベストチョイスだと思います。

襟の裏に表地と違う布(黒い布)がついております。この仕様もシャツ工場で完全再現することができます。我々の中ではわかりやすく「別布」と呼んでおります。別布はこの写真のようにボタンを止めずにオープンにして着こなす時には別の生地がチラ見えしてデザイン性を感じます。さらに襟の汚れなども目立ちにくくしたりする効果もあります。
アップチャージがかかるカスタムですがオーダーならではの楽しみです。

2024.9.10
BamBron Sota
バンブロン・ソータ
Instagram:@bambron_ch_ch_changes

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