☆☆☆☆ロジカル・ライティング

やるべきことは、単純なことだ。結論は何で、それに対して相手から「なぜ?」と問われたら、いくつのどのような根拠を説明するのか? その根拠に対して再び「なぜ?」と問われたら、今度はいくつの、どのような根拠を説明するのか?これをはっきりさせればよい。

答えには何を盛り込もうか、答えをどう組み立てようか?と答えについてあれこれ思い悩む前にかきてがやるべきことは、テーマと期待する反応を中心に「コミュニケーションの設定」をしっかり確認することだ。

最終的に何らかのアクションを説明する場合、テーマは「現状はどうなっているのか?」「課題は何か?」「アクションは何か?」という3種類の「問い」に大きく切り分けることができる。

長い文書も短い文書も「導入部」と「本論」から成る。

読み手のWhySo?に過不足なく答えているか? 要旨が明快か?結論を先に伝えるか、根拠を先に伝えるか?

フレームワーク3つ
現状はどうか?
シェア低下の原因はなにか?
シェア向上のために何をすべきか?

さらに深掘りするフレームワーク
現状は?→3C 市場は、競合は、自社は、
シェア低下の原因は?→4P 製品特性は、値づけは、価値訴求は、販売方法は、
何をすべきか?→訴求点を明らかにするべく、→第一のステップとして
販売代理店の商談フォローを促すために、→インセンティブプランは、商談フォローを促すためには

3つ目の問は、深掘りしていく。ここがイシューだから。

導入部で説明すべきは「何について、なんのために書いているのか」

「何について、なんのために、誰が、誰に向けて書くのか」というコミュニケーションの設定。

なぜこのテーマを設けたのか? なぜこの反応をとらねばならないのか? なぜこの書き手なのか? なぜこの読み手なのか 答えについてあらかじめ把握しておくべきことはないか?

なぜ行うのか、そのPJはどのようなものなのか、PJでうちが果たす役割はなにか、あくしょんはなにか

読み手に期待する反応3つのタイプ、理解してもらう、フィードバックしてもらう、動いてもらう
どの反応をしてもらいたいのか、伝わるように伝える

期待する反応によって、重視する問いが変わる。

コミュニケーションの設定を説明する「導入部」。テーマへの答えを結論と根拠を論理的に分かりやすく構成して説明する箇所が「本論」。導入部と本論を合わせたものが文書で伝えるべきメッセージの全体。ライティングこ大原則。

製品xの市場シェア向上について、という漠然とした報告テーマを問い①現状はどうなっているのか?②課題はなにか?③アクションはなにか?と3つの問いに置き換えてみる。 報告相手である上司に期待する反応が「まずは現状と課題について理解し、シェア向上のための大筋について合意をしてもらう」なら、問①と②に力点を置き、問③の説明は基本方針を述べるなど、簡略してよい。

情報の羅列
①…
②…
ではなく
◼️…
 ・
 ・
とグルーピングする。

選択肢を比較した説明を展開して、丸々という結論をサポートしている。

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