テーブルトークRPGを楽しもう！（１２）～ソロぼっち編

はじめに

この記事をクリックしていただきありがとうございます。

とうとう出ましたね、『ウォーハンマーRPG』の拡張ルールブックが。
しかも2冊同時に！
待ったかいがあるというものです。
ホームページで、拡張ルールブックが出るぞとのアナウンスが流れてから、本当に出るんだろうか、と疑ってしまった自分が恥ずかしい。

「帝立動物園」はモンスターマニュアルとして、「武器を掲げよ！」の方は戦士系のキャラクター（以下：PC）の強化ができます。
職業系のPC向けにさらなる拡張ルールブックでサポートしていくんでしょうか。
どちらにしても楽しみではあります。

『一つの指輪：指輪物語TRPG』も新しい拡張ルールブックの発売など、ホビージャパンさんのTRPGの勢いがすごいですね。

私は、ホビージャパンさんを応援しています。

もちろん……

『ウォーハンマーRPG』の書籍で発売されている基本ルールブックとシナリオ集は持っています。

PDF発売の物は買っていません。
年寄なんで、PDFで買うのって怖いんです。
老眼なんで電子書籍の方が拡大できて便利かもしれないのですが、自分の中では気軽に読める書籍をついつい買ってしまいます。

公式サイトには、無料のシナリオが1本PDFで提供されています。
試しに読んでみたものの、紙のようなパラパラ読みができない。
ソロぼっちは、そもそもゲームをせず、好きなところだけを読んで楽しむプレイ。
ルールブックの検索性は全く求めていません。
電子書籍の優位性は無いと言えます。
紙の方が、ソロぼっちプレイには向いている。
現代の技術についていけない言い訳ばかりを探す

もちろん各書ともぱら見程度で、しっかりと読んでいません。
でも、気にせず、手元にある2冊の内の「武器を掲げよ！」をソロぼっちしていくことにします。
「帝立動物園」は、またの機会に書こうと思います。

「武器を掲げよ！」は……

まず、戦士系の追加キャリアが載っています。
『ウォーハンマーRPG』は、他のTRPGに比べてキャリアの分類が細かく紹介されていて、自分のやりたいPCのイメージがしやすいんじゃないでしょうか。
また、他のTRPGのPCやノンプレイヤーキャラクター（以下NPC）の作成にも役立ちそうです。キャリア・パスも書いているのもいいですね。

どうやら、新たな世界設定も追加されている模様です。
追加された世界設定での、キャラクター作成のルールが書かれています。
名前の例が載っているのは、地味にありがたいです。
名前を決めるのは、なかなか難問なんで。

つぎに、教団が1つ紹介されています。
この内容を軸に、自分で新しい教団をシナリオに登場させることも可能な充実した内容です。『新クトゥルフ神話TRPG』にも利用できるんじゃないでしょうか。

負傷の代替えルールは、『ウォーハンマーTRPG』の特徴ともいえるルールです。
各種表が掲載されており、中身を見ると戦闘に緊張感が走るようなことが書かれています。
グループの同意が必要ですが、ゲームマスター（以下:GM）がモンスターなどが倒された時の表現に利用する手もありです。
ここまで、良く作り込むものだと感心します。

武器の追加や騎乗戦闘は、パラっと飛ばします。

雇用と解雇なる項目が飛び込んできます。
ここでは、雇用される人の特徴などをランダムに決められる表が載っています。
NPCの特徴を決まるにはもってこいです。
自分が考える場合、どうしてもよく似た特徴になりがちなので、たまにぶっ飛んだPCやNPCをやりたい場合は重宝するでしょう。
もちろん、他のTRPGにも活躍する表です。

残りのページは、さらっと流してソロぼっち終了。

次の展開はどうなるんだ？

『ウォーハンマーTRPG』の続刊はあるんでしょうか？
公式サイトには、未定となっていて、今度の展開が気になる所です。
個人的には、PC周りを強化する拡張ルールブックの発売を希望します。

おわりに

「武器を掲げよ！」は、内容が盛りだくさんであり、しかも他のTRPGにも参考になるものが多いです。
戦士系は、TRPGをする際には1人は登場します。
戦士系をプレイする方や、GMをされる方は手に取ってみるのもいいかもしれません。