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私を構成する5つのマンガ

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1 サイボーグ クロちゃん/横山なおき

 コミックボンボンにて連載。私が小学生の頃にハマった漫画である。当時は、ボンボン派とコロコロ派の二大派閥があったが、私は断然ボンボン派であった。(大多数はコロコロ派)500円を握りしめて近くの駄菓子屋に買いに行ったのが懐かしい。

 このサイボーグクロちゃん、何が好きかって登場人物がかっこいいのだ。ギャグもセンスがいい。アクションも満載で小学生ながらに毎月楽しみにしていた。新装版も出ているのか、欲しい!!!!

2 ピンポン/松本 大洋

 思春期に松本大洋に出会う。きっかけはピンポンだった。独特な絵柄と詩的なセリフが何かかっこいいと感じ始めた思春期真っ只中の草食系少年。周りと違うものを読んでいることに優越感を感じていたのかもな。

 それでも、松本大洋は私を構成する大切なものの一つなのは、間違いない。このピンポンは、「努力と才能」を描いているんだけど、スポーツ漫画ではめずらしく努力は勝らないのです。そして、圧倒的な才能を前に、敗れていくものたちがとにかくカッコイイ!!自分はヒーローにはなれないけれど、それはダメなことじゃないんだなって、そんな考えを持てたのはこの漫画のおかげかも。

 松本大洋の漫画は、ステイホームな今にぜひおすすめです!巻数が少ない!大体3〜5巻で終わります。登場人物も少ない!(デフォルメされているし、わかりやすいです)ぜひ、読んでみてください。

3 リベロ革命! / 田中 モトユキ

 高校時代、バレーボール部だった。当時、面白いバレーボール漫画がないことに絶望していた。ジャンプで始まった「カイゼルスパイク」ってバレー漫画は全く面白くなくて、2巻で打ち切りだった。そんな中見つけたのがこの「リベロ革命」。主人公はチームのためにアタッカーを諦めて、リベロというポジションで努力する。(この要素、人気の「アオアシ」にも通じる部分あるな)チームのために、奮闘する主人公には心を打たれたな。

4 ハンターハンター / 富樫 義博

 圧倒的に面白い。ジャンプなんだけど、少年が本当に読むのか、ってくらい濃い。ぜひ、読んで欲しい。ちなみに、現在も連載中。(ずっと休載してるけど)

5 進撃の巨人 /  諫山創

 「巨人が人間を喰う」

そんな残酷な部分に子供たちも敏感で、小学生の高学年にも人気が出た。試しに読んでみようかと読んでみたが。

衝撃

ただの面白設定グロ漫画じゃない。気づけば10年連載しているが、最初から本当に考えてたの・・・って怖くなるくらい、何年も前の一コマに意味があったりする。詳細な設定や伏線は、今後こんな作品出ないのではと感じるくらい。セリフの一つ一つにさらっと物語の鍵となる部分が隠されてたりする。

「仕方ないでしょ、世界は残酷なんだから」
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」

このセリフ、今の社会の状況とリンクする・・・

番外編

多感な時期に読んだ。僕を構成する大切な漫画。

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