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#7 なぜ宮城県気仙沼から発送なのか?



こんなところからお届けしてます



「TOKYO MAPLE BUTTER」の発送は、
宮城県気仙沼市唐桑半島にある、民宿「つなかん」に併設したもと牡蠣小屋をお借りして作業を行っています🐟

民宿つなかん
民宿つなかん(宮城県気仙沼市唐桑半島)
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もと牡蠣小屋
(今は「TOKYO MAPLE BUTTER」の事務所)⁡


なぜ、気仙沼?



きっかけは、
気仙沼市の隣町である陸前高田市の「おかし工房木村屋」さんに、商品開発と製造委託を依頼するため(詳細は 「#5 「TOKYO MAPLE BUTTER」はなぜ陸前高田で製造しているのか?」参照ください)なんども長期出張をするときに「民宿つなかん」さんを常宿にさせていただいたことがはじまりなんです。


いつも笑顔で"おかえり"と迎えてくれる女将のいちよさん。

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いつも笑顔の一代(いちよ)女将

おいしいごはんで送り出し、
そして帰りを迎えてくれる
民宿のふみちゃんとひろこさん。

とにかく美味しい&リーズナブルな宿のご飯


"いっしょにサウナしよー"と
毎回集まってくれる移住者のみんな。

名物サウナトースター(外観)
名物サウナートースター(内部)
サウナの薪割りは自分でやります
(出張の日課となり楽しみに)


新たな挑戦に不安と期待が入り混じる
春先の東北長期出張中、
民宿つなかんと三陸のみなさんの
何気ない温かさが心地良く。

3.11に海辺でいっしょに黙祷をしながら
僕らにも何かできないか。
この人たちといっしょに仕事がしたい。
自然とそう考えるようになりました。

つなかんに集まる人たち


この町に僕らの仕事を作りたい


当初は、
製造した商品を本社のある東京に送り
そこから全国への発送機能を作る予定でした。

そんな中いくつかのアイデアが湧いてきました。

コロナ禍で観光客が激減している民宿のみなさんに空き時間を使った軽作業をお願いできないだろうか?

今は半分物置となってしまっている
もと牡蠣小屋を事務所として
お借りし有効につかえないだろうか?

ボランティアから地域おこし協力隊として
気仙沼移住を志す彼らに
お仕事をお願いできないだろうか?

みんなが憩える場所 つなかんの居間

そんなアイデアから
つなかんに集まる地元の方や
移住者の人たちに支えていただき
東京で産声をあげた僕らは
縁あって、
ここ気仙沼の梱包発送拠点をつくることを決意しました。


それから1ヶ月…


あっという間に話は進み
1ヶ月後にはなんとかカタチになったのです!

倉庫となっていた場所を… 
みんなでお片付け
「TOKYO MAPLE BUTTER」気仙沼事務所

現在、
陸前高田市の木村屋さん で製造した商品を
気仙沼事務所に納品いただき
つなかんのふみちゃんに
空き時間でシール貼りをお願い、
福岡から移住したばかりの20歳の「ひかる」が
発送業務を担ってくれています。

作業風景


事務所のお隣は「ほぼ日」さん
裏山にはツリーハウスが



事務所のお隣(建物の半分)は
「ほぼ日」 の糸井重里さんが
「ツリーハウスを東北に100作ってみよう」
と呼びかけてはじまったプロジェクトを運営する
社団法人東北ツリーハウス観光協会さんの事務所になります。
事務所開設の際はいろいろとご協力ありがとうございました😊

お隣、社団法人東北ツリーハウス観光協会さんの事務所
裏山にはツリーハウスが
糸井さんと 民宿「つなかん」にて


僕たちの想い



製造場所である陸前高田市はわたしの父の故郷であり、隣町であるこの気仙沼市は父の通った高校があります。

震災で菅原家も少なくない親族を失いました。

東日本大震災から11年が経過しましたが
まだまだ被災地の未活用地区は多く、人口減少という問題もあります。


本質的な復興は、
被災地に事業を興し雇用を生み、
継続していくこと

僕たちはそう考えています。


僕たち株式会社AND CULTURE は
・事業に関わる人がたのしめること
・あったらいいなをサスティナブルに事業化すること
を事業の根幹としています。

復興「支援」ではなく
自分ごととして、
そして楽しみながら
まずは小さな一歩から、事業を継続していくことを大事にしたいと思っています。


produced by


TOKYO MAPLE BUTTER
100%オーガニック&ヴィーガン
おいしい+こころもカラダもうれしい。
たのしみかたレシピWebで公開中
🥄


web:「TOKYO MAPLE BUTTER
instagram:@tokyomaplebutter


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