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sosoの素(54)

柔らかい関係

あー忙しかった。
かれこれ半年以上絶えずプレッシャー重めの仕事を抱えてて、それからやっとそこから一旦抜け出されて今一安心しています。
一安心している今、頭もボーとして物事を考えてまとめるということが少し億劫になってて、このsosoの素も何を書こうかあまり具体的にならずどうしよっかなーとぼんやりしているのです。

そもそも暇すぎると心がざわざわしてくるから忙しい方が安心してしまう。これは自営業の人あるあるな気はする。そのバランスを自分でコントロールできないのも仕事の難しいところだけど、せっかくひと段落できてるタイミングなので少しの間だけどそれを味わっておきたいなーと思うのです。

忙しくしている時、ゆきちゃんとよくsosoを前後のことを話す。
あの時に比べたら本当にありがたいね、すごいねって。
もともと誰かに求められて始めたことではことじゃないので需要ないところに供給をし始めたから仕事は自分で作らないとなかったし、頑張ってアプローチしたとしても気づいてすらもらえない時間を思い出すとなんともありがたいなーと手を合わせてどこかに向かって拝みたくなる気分なのです。
その反面、僕一人ができる限界も感じ始めててこのまま全ての要望を全て受け止めれるのかな?と心配にもなる。
じゃあ誰かに手伝ってもらってとも思わなくはないんだけど、指示をするって僕にはあまり魅力的じゃないのとお客さんは僕に作って欲しいとお願いに来てくださってることを考えると全部の工程を自分でやりたいなーと欲張りな気持ちがモリモリしてくるから向いてないのかな?と思っててどうしたもんかなー?とぼんやり悩んでて。
それでもこの前始めて少し複雑で僕の工房ではできない加工を外注でお願いをした。そうするとやっぱりかなりの時間が節約できて仕事も綺麗になりつつ僕らしさを残せれたのも良い経験でこれからもお願いできることはしていこうかなと考えてる。

雇う、雇われるとか経営者とか従業員とかそんな関係には全く興味はないけど、手伝ってくれたり関わってくれた人がそれぞれの得意なことを持ち寄って「あーよかった」と思える関係性って憧れる。

オーダーや在庫の制作以外にもやりたいことがあって、この少し空いた時間にやっと取りかかれそうで楽しみ。だけどそれ自体も僕らだけで全てをするのは難しいので誰かに助けてもらえたらなーと思ってはいる。
助けを求める前に自分たちのできることはしっかりやって、その上でこの状態なんだけど一緒にしない?みたいな感じで声をかけたりできたらいいんじゃないかな?と考えてる。

何もないところから自分のいいなと思うことを少しずつ仕事にできたように、自分たちだけど抱えてることを他の人ともシェアしながらみんなが楽しいねとなるような世界を半径10mくらいの中だったらできるんじゃないかなって淡い期待を持って、きっと実現できると思ってる。
僕らが何もない中から今の状況まできたように。

忙しさに追われてないから柔らかい話になってよかった。

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