絵本は奥深い! ネコの芸術的センスに大注目 本当にあったお話
作曲家のモシェは、作曲のヒントが、耳なんです。
朝のひととき、耳に聞こえる音と、心に響く音に耳をかたむます。ぜんぶ聞きおわると、そのすばらしい音を、美しい音楽にしました。
耳で聞こえた音が楽曲になるって素敵な才能ではありませんか?
そんなモシェに、小さなネコ・ケシェルとの同居が始まり
小さな子猫はピアノのうえで、
「耳と心が聞く音を、聞き取らなければ」
と音楽を教え、いいきかせるの。
ねこにね!
モシェは作曲に行き詰まり、
耳も心もとざしてしまいます。
そこに、元気だしてほしい、ケシェルが鍵盤におりたち、
モシェにとっては、音が降ってきたそんな感覚
そのおとをひろってコンクールに
この発想がとってもおもしろい🎶
ねこにも才能がある、前提なの!
ネコのケシェルが作曲したものは、CDになっているらしい!
これは、本当にあったお話
そこにも驚いた絵本です。
猫だけでなく、ひとりひとり個性と才能があるのよー
その才能を信じること。
モシェとケシェルのコンビのやりとりにほっこりします。
【おすすめ】
○ネコが大好きな方
○ネコに才能がある?って感じている方
○個性の時代幕開けの風の時代におすすめの一冊です
みんなのギャラリーから、可愛らしく、まっすぐ見つめたねこのイラストがこの絵本のイメージでした。Photo by mmmsyさん、ありがとうございます。
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