絵本は奥深い! へたなこと、ありませんか?

へたなんよ


年齢を重ねると、できないことがふえてくる。


こちらの絵本は

へたなんよ

小学生の女の子、ネネ 小学校4年、5年生なのかしら。
そして、おばあちゃん

おばあちゃんは、耳がとおけて電話をきくのがへたなんよ。
すると、おばあちゃんがね、
ネネは じょうずにきくねぇ

おばあちゃんの代わりに電話にでるねねのことを、
おばあちゃん、電話をじょうずに聞くっていうんです。

う~ん、電話って 聞くことがだいじなんだよね。

へたなことがあるおばあちゃん

それをサポートするネネ

へたなんよ

へたなんよ

なんとも可愛らしい!

これ、責められている気がしないの。
そういう言い方がとてもいいんです。

下手もいれば、上手い人もいる。

世の中バランスなんのよね。

おとうさんのへたなところ、

おかたさんのへたなところは、ちょっと、ぎっくり!
言霊って大事、気を付けようって思いました。


おばあちゃんはあさはやい!

朝早いっていいかえると、○○がへたなんやに変わるんです。


おばあさんとネネとの言葉のキャッチボールが朝のご挨拶。
とてもいいんですよ。

日本語って変換機能が頭にできると、

こんなにも 穏やかになるんだとよくわかります。

下手ってことは、上手い人がいて、その人を頼りにしてもいいのよ!
下手なこともあれば、うまいこともある。

ネネちゃんは、ともだちの上手いを探すのが得意。

そして、下手なのもわかっちゃう、そこは、あえて言わず・・・

じんわりじんわりと こころがあたたまる絵本です。


おすすめしたい方
☆おばあちゃんがいる方
☆お母さんにおすすめ
☆言葉は大事だなって感じる方


みんなのギャラリーから、Photo by yuko75さんの笑顔のおばあちゃんのイラストを選びました。ありがとうございます。

サポート大歓迎!サポート費用は、やる気アップの滋養とともに、絵本関連の図書館に寄附させていただきます。