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地方での副業は民泊で如何でしょうか?基礎編10~初期投資のための資金調達方法

民泊を始めるためには、様々な初期投資が必要となります。物件の購入や改修、設備投資、民泊運営に必要なシステムの導入等、様々な費用が発生します。そこで問題となるのが資金調達の方法です。

資金調達の一般的な手法とそれぞれの特徴について説明します。

自己資金

自己資金を用いる方法は最も直接的ですが、全額自己資金で賄うのは、難易度がかなり高いです。初期投資分は借り入れをしつつ、予想外に膨れ上がる初期投資費用に自己資金を補填したり、運営維持費として充当したりするのが、理想的なカタチだと私は思います。

事業融資

銀行からの借り入れ融資が一般的ですが、これまで融資を受けたことがない個人の方は、日本政策金融公庫からの事業融資をおすすめします。

事業融資の申請を優先すべき順番
日本政策金融公庫>地元信用金庫>他県第二地方銀行>地元第二地方銀行

日本政策金融公庫(国民生活事業)

政府が日本政策金融公庫の運営を保証をしているようなものなので、倒産リスクはほぼゼロです。金利は民間金融機関との競争阻害などの大人の事情がありますのであまり変わらないです。
しなしながら、担保不要や保証人不要で融資してもらえます。

民間金融機関

日本の金融機関は、正直多過ぎて過当競争に陥っています。起業件数も減っているので、貸出先が本当に無く困っているようです。困っているからといって、個人への事業融資へのハードルが簡単に下がるわけではありません。

既存の貸し倒れリスクの少ない会社(=倒産しない会社)に、少しでも多く貸し出したい!なぜなら、銀行口座を開設し預金していただいている顧客の預金から、損失を出すわけにはいかないからです。しかも、過当競争で貸し出し金利は2%以下です。

民間金融機関が担保にこだわる理由がココにあります。事業融資で損失を出すわけにはいかないので、損をしない融資をしなくてはいけません。起業する側も金融機関側の懐事情を熟知した上で、融資申請をする必要があります。

クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、インターネットを介して不特定多数の人々から資金を調達することだと私は理解しております。手軽に使える、拡散性がある、マーケティングにも使える資金調達方法です。

特に、地域を象徴するような建物のリノベーション、夢や希望にあふれた若者への支援には特に有用性が高いと感じますが、資金調達のハードルは、年々難易度が高くなっていると私は感じています。

クラウドファンディングには、購入型や寄付型、融資・ファンド型等と様々な形態に分かれてます。主に購入型や寄付型は個人が気軽にできます。

購入型は、プロジェクトに対して支援者がお金を支援し、支援者はそのリターンとして物やサービスを得る仕組みです。寄付型は、起案されたプロジェクトに対して支援者がお金を寄付をする仕組みです。

クラウドファンディングの難しさは、「個人の収益的事業に対してお金を出す人たちがどれだけいるのか?」だと私は考えてます。

地域を象徴する建物をリノベーションするなら、公共性がある上に地元の方からクラウドファンディング支援者が多くなるので、資金調達が成功する可能性はかなり高いです。

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