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「靴磨き世界一周4ヵ国目 シンガポール」

靴磨き世界一周アジア編101日目

昨日の朝1時半頃、シンガポールへ到着した。


しかし油断はできん。


フィリピンでは入国検査の時に「PCRテストの陰線証明書」
の提示の指示を受け、PCRテストをやってこなかった私は
ホテルで5日間隔離が言い渡された。


ここからが勝負だ。


緊張の入国審査。


せっかくならこのドキドキを撮影しておこうと
思い、私はGoProの電源を入れ、入国審査の
前で今の心境を話していた。


「これから、入国検査です。まだ油断はできんよ!
ここが最終関門や!!ここで、」
とテンション高めに撮影していると、


「Hei!!」という声が後ろから聞こえた。


振り返ってみると、ガードマンが小走りで
私の方へ向かって来た。


「こんな所で撮影すんじゃねぇ!!今すぐ
撮影したデータ消せ!」


私は真夜中のシンガポール空港で、ガードマンに
見守られながらハイテンションで撮影したデータ
を消去させられた。
#ばり恥ずかった


どうやら入国審査の所でカメラは回したら
ダメらしい。

#知らんかった


ガードマンには怒られたものの、シンガポール
への入国はスムーズに済んだ。


この日の夜は空港にあるソファで眠った。


空港泊史上最もやすらかに眠れた。


さすがシンガポールの空港だ。


ソファがベッドのようにフカフカだった。


朝になり、シンガポールのSIMカードを購入する
ために空港内をウロウロしていると、少し先の方で
何か神秘的な建物が見えた。


何かは分からない。


しかしあそこに人が集まっている。


なんかあるぞ。


近づいてみると、その光景にびっくりしすぎて
内臓飛び出そうになった。


滝だ!!


なぜ空港の中に滝がある!?


これがシンガポールか!!


空港の中を歩いてるだけでも観光してる気分になった。


その後予約したゲストハウスへ向かう。


シンガポールの電車に乗り、大きなバックパックを
背負いながら椅子に座った。


ただ目をつぶって最寄り駅に到着するのを待って
いると、隣から日本語で話してる声が聞こえた。


そういえば、隣に座っていたおじさんは
日本人っぽい顔立ちをしてたなぁ。


フィリピンでは1人も日本人に合わなかったけど、
シンガポールには日本人をよく見かけるのかな。


すると1人のおじさんが話しかけて来た。
「Are you traveling the Asia?
〔アジアを旅行してるんですか?〕」


「え、あ〜、実は私も日本人です。」と
隣の方が日本人だとわかってたので日本語で返答した。


その後お互いの駅に到着するまで3人で会話した。


1人は富田さんというニュージーランド航空の
フライトアテンダントさんで、30年以上ニュージー
ランドやドイツでFTをされてるそうだ。


日本では男性のFTを見かけることが少ないけど、
海外では割と男性でもFTがいるそうだ。


もう1人は深澤さんといい、主に航空業界の
写真撮影や取材をされてる方だった。


お2人は仕事を通じて出会い、お互いたまたま
シンガポールにいたので食事に向かう所だった。


「良かったらこれもご縁だし、夕食一緒に
行かない?ご馳走しますよ」とお誘いいただき、
秒で「行きます!!」と返事した。


お二人が連れて行ってくれたのは
シンガポール料理が並ぶ屋台だった。


「これさえ食べてれば、シンガポールは大丈夫だ」

と言って出てきたのがカニがチリソースで味付け
されたチリクラブ。


そしてブラックペッパーで味付けされたカニや
ガーリックベースで蒸されたエビ。


シンガポールの海鮮料理オールスターやん!!


どれも美味しすぎた。


初日から超豪華なシンガポールをご馳走していただいた。


富田さんは実は人見知りで、電車の中で
5分以上躊躇して話しかけようか戸惑ってたそうだ。


狭いシンガポールでデカいバックパックを
持った日本人っぽい人がいると思い、最後に
勇気を出して話しかけてくれたそうだ。


本当にどこにでも出会いのチャンスは
あるんだなって思ったし、あの時間に
たまたま電車に乗って良かった。


シンガポールはこれからどうなるのか
分からないけど、初日から超豪華なシンガポール
料理を食べさせてもらい、幸先の良すぎるスタートだ。


多分もうこれ以上豪華なシンガポール料理
を食べることはないかなぁと思うけど。笑


明日から、シンガポールの足元輝かせてきます


シンガポール料理のオールスター
富田さんと深澤さん


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