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「不便を楽しむ」

靴磨き世界一周アフリカ編65日目

昨日、ダンザン鉄道に乗ってムベヤから
ダルエスサラームまで行くことにした。


17時出発予定の便が、結局出発したのが朝の5時。
#12時間遅れ


途中何のアナウンスもないし、なぜ列車
が遅れてるのかも分からない。
〔最後まで理由は分からなかった〕


駅で待つダンザニア人もタンザン鉄道は遅れる
もんだと思い込んでるので、布団や毛布を持参
して、駅はキャンプ状態になっていた。



列車や線路が日本のように整備されてるわけでは
ないので、時間通り来ることは難しいのだろう。


ただ列車にGPSなどをつけて現在どこを通過して
るのかを分かればかなり予定立てやすいのにと
思っているが、そんな改善もする気はないのだろう。


昨日駅で同じように待っていた韓国人のおじさん
が教えてくれたことがある。


「タンザン鉄道」はダンザニアのダルエスサラーム
からザンビアのカピリムポシまでを3日間かけて
移動する列車だが、今は列車で国境を越えれないそうだ。


両国が揉めてるようで、以前のように列車内で
出入国審査ができなくなり、ザンビアは
カピリムポシからナコンデ〔国境〕まで、

ダンザニア側はムベヤからダルエスサラーム
までの間しか列車は動いてないそうだ。


だからザンビア側から乗車した時は国境付近
のナコンデまでしか行けなかったのか。


そんなこともあり、列車を乗り換えたり
駅で数日間野宿することになったり、
途中バス移動を挟んだりしたが、現在ダルエス
サラームまでゆっくり列車で移動中である。


「不便」を経験するから当たり前だと思って
た事が「便利」だったことに気づく。


ただ私レベルではこの不便を改善できる術
もないので、不便にイラつくのではなく、
不便を面白がろうと思うように意識している。


4人で1人部屋
夜ご飯。450円ほど



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