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「プロのバスカー達の集会に参加した」


靴磨き世界一周アジア編9日目

路上で何か芸をして、お客さんから投げ銭を
いただくこと。


これを「バスキング」という。


昨日はシドニー でバスカーとして活動している
方々の食事会に参加させてもらった。


お世話になったのはシドニー の路上で書道
をしているユキさん。


ユキさんは6年ほど前に語学学校に通うために
オーストラリアに来て、学校がない時間帯に
路上で書道をしているうちに、今の旦那さんと
出会いオーストラリアで暮らすことになった。


旦那さんのジェイソンさんはマジシャンで、
バスカーの中でも超有名な方だそうだ。


2人ともバスキングをしていて、ご飯は
食べていけるのか?


答えはイエスだ。


お二人は東京でいう港区のような場所の
マンションの上に住んでいた。



日本では何か路上でやるのは許可も必要だし
そもそも許可なんてほとんど落ちない。


でもオーストラリアはバスキングしている
人達を応援する文化があったり、エンタメとして
一緒に楽しんだりする傾向にあるそうだ。



昨日集まっていたのは書道家、マジシャン、
ドラマー、ギタリスト、ラッパー、などなど
バスキングだけで生計を立ててる方々。


そんな超一流のバスカーから私はアドバイス
をいただくことを試みた。


今の私の課題は「待ち時間が長すぎる」こと。


1日6時間やって、2足ほど。


いただくチップはだいたい一足20ドル。


時給でいうと、、、6ドル〔600円〕


ちなみにオーストラリアの時給が25ドル。


このままではノジュラーになる日も近い。
#ノジュラーとは野宿する奴のこと


そんな現状を伝えて、親身になって答えてくれた。


まず、カジュアルに話しかけること。


黙ってても「靴磨きのビジネスかな?」と
思われて、一瞬で過ぎ去ってしまう。


「ビジネス」というよりは「エンターテイメント」
として靴磨きをするイメージで。


そのためにフランクに話しかける。


「靴磨きどうですか?」よりも
「靴が綺麗な方が女性にモテるよ」などと
声をかける。


動作を大きくして、よりエンタメに魅せる。


そして"目立つポップ"を作る。


通行人は一瞬で過ぎ去ってしまう。


その一瞬の間に「靴磨き」として認知してもらい、
「なぜ靴磨きをしてるのか?」を認知してもらう。


アドバイスは2つ
①フランクに話しかける
②目立つポップを作る


これが上手くいったのか?


それは次回の記事に書きたいと思う。


昨日はバスカーとして生計を立ててる人が
いることにすごく驚いた。


"好きなことして生きていく"


その好きなことが音楽だとしたら日本では
ダメでもオーストラリアでは生きていける
可能性はある。


そのためには実力も工夫も必要だろうけど。


昨日その会にいたギタリストのヨシさんと
ドラマーのガクさんなんて最初からバスキング
で勝負しようと思って道具を日本から持ってきて、
今もそれだけで生活している。


私もいただいたアドバイスがうまくハマり、
オーストラリアンドリームを手に入れたら
旅なんてやめてシドニー で路上靴磨きし続け 
るなんてことも、、、


あるかもしれない。。。


そしてユキさんのようにバスキング仲間の
オーストラリアガールと結婚するなんてことも、、、


いや、それはないか。


ギタリストのヨシさんいわく、日本人の女性は
オーストラリアンボーイにはモテるけど、日本人
の男性はオーストラリアンガールには人気ない
らしい。


トホホ。


プロのバスカー達の飲み会、むちゃくちゃ楽しかった。


ユキさんに感謝です。


アドバイスは上手くいくのか?


今後の展開に期待。


書道家のゆきさん

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