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─素敵な作品群─

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何度も読み返す作品群や創作企画等のブックマーク。創ってくださって有難うございます。
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#掌編小説

ラベンダーの夏(短編小説)

 ラベンダーが揺れる。人が来る。また、ラベンダーが揺れる。人が来る。  ここは、雑貨屋だ…

てい
4年前
3

金魚草子(3)

 連作短編3篇中の3篇目です。前作、前々作をお読みでなくてもそれ程問題はありません。お読…

てい
4年前
2

金魚草子(2)

 連作短編3篇中の2篇目です。前作をお読みでなくても問題はありません。お読みになっていると…

てい
4年前
5

金魚草子(1)(短編小説)

「ほら見て、お兄ちゃん。金魚が空を飛んでいるよ」  弟の津々良(つづら)が、麦藁帽子を押…

てい
4年前
2

星の揺籃(短編小説)

 透き通った硝子玉に、明と暗の二種類の奥行きを付加したような。  綺羅星を小宇宙のごとく…

てい
4年前
3

名探偵はお嫌いですか?(短編小説)

「名探偵はお嫌いですか?」  町を歩いていると、突如としてそのような台詞と共に現れた男が…

てい
4年前
9

世界の終わりの海辺にて(短編小説)

 君が君であるために唯一の何かが欲しい?  それは実に不可解な要求だ、何故なら君はこの世界自身であり、君自体が一つの、唯一にして全なるものなのだからね。  これが夢だと思うかい。  眼が覚めれば消えてしまうような、そういう夢だと、君は思うのかい。  それでも君は君自身だ。君は唯一にして全、神と同義の存在なんだ。世界のすべては、君なんだ。  分かるかい。  世界は、君でできているんだよ。  世界は、君でできているんだ。 「アイデンティティの崩壊の危機」  彼女は、そっと呟いた