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青黒サカズキ解体新書
こんにちは
すけです。
今回は頭2つ抜けている青黒サカズキの解説をしていこうと思います。(気づいたら11,000文字も書いてました)
対象はこれからサカズキを握りたい、サカズキ使ってるけどなかなか勝ち切れない、方向けです。
普通に今使っている方にも参考になるかと思います!
紫ルフィ、ウタ、赤紫ルフィなどの対面はまた追記します!
どうでもいいですが今回は気分的にですます調で執筆します。
◆はじめに
前回のnoteはかなり好評をいただきました。ありがとうございます。まだご覧いただいていない方は是非そちらもご覧ください。
さて、今回紹介するサカズキは2~4弾までの環境で猛威を奮っていた白髭に近しいデッキパワーがあります。もはやそれ以上かもしれません。
少し前までは紫ルフィが流行していましたが、その紫ルフィに7:3、6:4くらいで有利がつけられ、サカズキのメタデッキであるカタクリ、ウタ、エネルにも明確な無理対面が無く、かなり立ち位置の良いデッキであることは皆さんもお分かりかと思います。
◆相性
現在のTierについては以下のように考えています。
Tier1 サカズキ
Tier2 カタクリ ウタ 紫ルフィ
Tier3 エネル 赤紫ルフィ 赤紫ロー
その他割愛
Tier表は単純な強さの指標でないことはご留意ください。
使用率×強さの指数みたいなものです。
使用率で見ると、
サカズキ>カタクリ>ウタ>エネル>紫ルフィ>赤紫ルフィ>赤紫ロー....etc
強さで見ると
サカズキ>カタクリ>赤紫ルフィ>紫ルフィ>ウタ>エネル>赤紫ロー...etc
と思ってます。
赤紫ルフィは使用率が少ない割にかなり勝率は高いデッキですし、エネルはカタクリがきつく、ウタも黄色がきつかったり結局紫ルフィが重かったりと個人的に評価低めのリーダーです。
私がエリア予選握るとするならばサカズキかカタクリ、もしくは研究の余地はありますがゾロ十郎とパウリー4投した紫ルフィが候補に挙がってます。(愛知予選に出ます)
サカズキは全対面無理対面がなく握り得なデッキだとは思いますが、ミラーの先行や対カタクリの先行が若干嫌なのでそこを嫌うかどうかだと思ってます。
カタクリはサカズキに対して1番勝率が出るデッキかなと現段階では結論づけています。
まだ赤紫ルフィやウタ、白ひげあたりの研究が進んでいないので手のひらクルーするかもしれません。
◆採用カード解説
私が今、回しているデッキレシピは以下です。
![](https://assets.st-note.com/img/1699178308764-yxD34osfpX.png?width=1200)
この形のサカズキは本当に革新的でした。
コスト順に
つる
![](https://assets.st-note.com/img/1699174250830-GF42kr1LV8.png)
ちなみにこのデッキの2000カウンターの枠として、つる、たしぎ、片足の兵隊、バルトロメオ、1コスナミがあるかと思います。入っていないカードは後ほど解説で。
1ドンで2コスト下げられるのは優秀です。ただ2000カウンター(手札1枚)をわざわざ切ってまで処理しているようでは弱い動きなのでどうしてもここ処理しないときつい、という場面以外では基本場に出しません。
一応マンシェリーを殴り返せるので偉いです。
マンシェリー
![](https://assets.st-note.com/img/1699174316816-h7WyvOhgfb.png)
10ドンでマンシェリーレベッカヒナルッチ(RHL)がこの1枚から始めることが可能。手札にマンシェリー+RHLのどれかと、トラッシュにそれ以外の2種があれば相手の3+5コスキャラをKOしながら面を作ることができる。ミラーで強いため2枚以上の採用は不可欠です。マンシェリーから4ボルサや5サボあたりも回収できるため相手のリーサルを簡単に防ぐことも可能です。ただ序盤に使うことはないためリーダー効果でトラッシュする優先度は序盤なら高めです。
ブランニュー
![](https://assets.st-note.com/img/1699174372128-7QUHTAtMmz.png)
1枚でトラッシュも肥やせ、打点も置けて、ヒナ、紅蓮、7ボルサ、大噴火、アイスエイジ、クザン、2000カウンター等基本なんでも持って来れます。
あまりに優秀です。
終盤にブランニュー→紅蓮でリーサルに行けることも多いため択として覚えておきましょう。相手がキャラを出さずにひたすら全ドンパンチしてきた際にはキャラを立てつつこいつに2ドン付与して5000パンチをたくさんするなど、処理に余剰ドンが出てきた際にアタッカーになるのがあまりに偉いです。ただ、中盤はある程度相手の動きも決まっているため、こいつを出す2ドンがないことも多いです。(処理でドンを使うため)これらの理由からL効果で普通に捨てることはあります。ブランニュー捨てるの?と思うかもですが勇気を持って捨てることは大切です。
たしぎ
![](https://assets.st-note.com/img/1699174447571-V2yHSggWpa.png?width=1200)
様々コストダウンの2000カウンターはありますが、登場時で効果を発揮できるのが強いです。つるに比べて弱い点は3コストであることですが、4000打点を盤面に出すというのが強かったりします。
後述しますが、対カタクリなどの早いゲームにしたい相手に対して処理の際に少しドンが余りそう且つ、盤面に打点が並べられていないならたしぎを出して面を強くすることはたまにあります。
ヒナ
![](https://assets.st-note.com/img/1699174523300-v7Q2zJdvwT.png)
実はこのカードが1番ぶっ壊れているんじゃないかと個人的には思っています。もちろんルッチが強いのはそうなんですが、レベッカヒナルッチというコンボをするのに欠かすことのできない1枚で、5000打点というのもあまりに強いです。
ヒナがあるとないとではゲームの楽さが段違いです。ブランニューでヒナを手札に加える択や、L効果でヒナを捨てない択は存在します。
手札にあってもカウンターレスだし...どうせレベッカで回収できるから...と脳死でトラッシュに置くのは御法度です。
このカードの取り扱いでかなりプレイングに差が出ると言っても過言ではないです。
バルトロメオ
![](https://assets.st-note.com/img/1699174586151-yKiHbA74Gr.png)
2000カウンターの枚数が人によってバラバラですが、個人的には8~10枚で良いと思っています。
このカードはレベッカ、マンシェリーで回収できるブロッカーであることが評価のポイントです。
ブロッカー2面を出しつつ処理をしたい場面で、
A:「レベッカ→ボルサ回収で着地→2ドンで処理」
B:「レベッカ→バルトロメオ回収で着地→3ドンで処理」
を比較した際に、3ドンで処理できるのが範囲が広くて優秀です。
3ドンだとアイスエイジ+紅蓮で8ドン、大噴火+クザンアタック時効果+紅蓮で9ドンを処理することが可能です。
2ドンだと処理できる幅が急に狭まるのが1コスでの処理札がウルティアタック時効果しかないことからもわかるかと思います。
この理由から、バルトロメオが欲しい場面があるため1枚だけ採用してます。
3ウルティ
![](https://assets.st-note.com/img/1699174676100-l2uYdf8uLF.png)
採用してる人もいればしてない人もいる意見が分かれるカードです。
私個人的にも唯一まだ迷ってる枠です。もはや自由枠なんじゃないかと思ってますが、ウルティは普通に強いです。
ミラーの先手において先2で置くと相手に処理を要求するか、こちらが相手の後2のキャラを処理できるか、相手に選択肢を委ねることができます。
黄色対面においてもずっと残り続ける2コスト処理札と考えるとかなり強いです。大型連打前に置いておくと、相手はウルティを処理できずに大型を着地することになりますが、こちらはコストさえ下げれば取れるため容易にゲームを運ぶことができ、何より4000打点が強いです。
いらない対面・場面では雑に切れる1000カウンターとして捨てれるのも気に入っている点です。
後述しますがL効果で何捨てるかマジで難しいですこのデッキ。
4クザン
![](https://assets.st-note.com/img/1699174744722-vokZAanNwZ.png)
黄色対面で強さを発揮することはもちろんですが、ミラーでも後2で出すと先行側に圧をかけれます。
このカードゲームは手札の枚数が非常に大事なのはわかるかと思いますが、手札を減らさずに盤面に5000キャラが出るだけで強いのにも関わらず、残れば手札を使わずにコストまで下げれ、攻撃の的になってくれるためカウンターとしての役割を果たします。
これだけで強さがお分かりかと思います。
基本最速でも悪くはないですが、相手の処理しやすいターンではなく、処理よりもやりたい動きがあるターンの前に出すと効果的です。
【例①】カタクリ対面で、7ドンのターンに出すとカタクリで取られるため、9ドンのターンに出すと10マム出されてもクザンが残り処理が容易になるなど。
【例②】エネル対面で、7マム、8カタクリが出てくる前のターンにクザンを着地すると、ゲダツの選択肢を迫れる。大型が出ない方が楽なためゲダツでKOされても得。
9ヤマトの前のターンに出してしまうと美味しく取られてしまうため手札や盤面と要相談です。
4ボルサ
![](https://assets.st-note.com/img/1699174806695-5zKp0BUEVK.png)
このカードも3枚以上は外せないと思っています。
後2の受けが広がる点も一つですが、ミラーにおいては7ボルサか紅蓮でしか処理されません。
4ボルサに紅蓮当ててくれるなら全然嬉しいため、出し得です。
マナカーブ通りに動くデッキが多い環境だからこそ6000ブロッカーがかなり強いです。
【例】ウタが7ドンのターンに7ルフィを出すなら5000でしか殴れないので一回攻撃を無くせています。
今の環境だと、黄色の雷帝でリーサルされる場合を見越して4ボルサを立ててリーサルに来させないようにできます。
最近はアマル
![](https://assets.st-note.com/img/1699174893908-8Ro9PpGfDT.png)
も入っている構築が多いため盾の残し方やケアは忘れずにしましょう。
レストは4ボルサも機能しなくなります。
ロブ・ルッチ
![](https://assets.st-note.com/img/1699174970710-4Y3CeXJRgL.png)
このデッキが存在する1番の理由のカードです。もはや説明不要でしょうか....
レベッカ
![](https://assets.st-note.com/img/1699175027948-AYZd21vAyS.png)
このカードも最強カードの一角です。
パワー0とかどうでもいいくらいに効果が化け物かつブロッカーであることが優秀すぎます。
1コスチョッパーやベッジが強い理由と同じです。
4コストで3コストを出しているので実質1コス0ブロッカー。場の打点になるキャラを雑に守れつつ、ブロックしたらマンシェリーで回収して再利用できます。
効果の汎用性が高く、処理するのもあり、ブロッカー2面を作るもあり、2000カウンターを回収するもあり、と状況によって選択ができます。
頭から抜けがちですが、普通に1コスや2コスも出せるのでコストを下げるためにレベッカ効果でつるを出すことも極稀にあったりします。
5サボ
![](https://assets.st-note.com/img/1699175392085-MiJCoTxYr9.png)
ミラーにおいても、黄色の雷帝ケアでも強いです。黄色顔面で顔詰める際に先出ししておくと雷帝ケアできて痛い目に合わずに済みます。
マンシェリーで回収できるためこちらも雑に切れる1000カウンターとして嬉しいカードです。
7ボルサ
![](https://assets.st-note.com/img/1699175464407-oOXXaYq9ZM.png)
このカードつい最近までいらないと思っていました。
ただ考えれば考えるほど強いです。
・紫ルフィに対して8000打点が強い
・エネルに対しても大きい打点を置けるのが強い
・ミラーでルッチヒナをデッキ下に送って再利用されるのを防げる
・地味にブランニューでサーチできる
青黒サカズキというデッキは盤面を処理するデッキではありますが、ワンピースカードというゲームは盤面をいかに強くするかというゲームでもあります。
それゆえに大きい打点を最速で置けるとかなりゲームを優位に運ぶことが可能なことも多いです。
このカードのおかげで1ターン処理をパスする選択肢があります。
アイスエイジ
![](https://assets.st-note.com/img/1699175571709-6WmzVgvIce.png)
デフォルトが2枚の構築が多いですが、黄色対面を見ると3枚あると安心かなと思います。
大噴火
![](https://assets.st-note.com/img/1699175613665-s3sOFT6QgG.png)
手札減らさずにコストを-2できる優秀カード。
枠的に3枚にしたさもありましたがトラッシュを肥やせてデッキを回せるため4枚あった方がいいです。
犬噛紅蓮
![](https://assets.st-note.com/img/1699175669332-5XLVnQKLxU.png)
リーサルもよし、2面除去もよし。
このカードのおかげで「ブリュレのコストを下げつつ5000リーダーで」と言うと相手にブリュレでブロックすることを強いることが出来ます。
この駆け引きが楽しくてこのリーダー使ってるまであります。
犬噛紅蓮なくても、コスト下げつつアタックして犬噛紅蓮あると負けますよ?の状況を作ることがあまりに強いです。
ここの演技力でこのデッキが上手く使えるかどうかが決まります。
演技力大事です。
ドヤ顔でコスト下げて殴りましょう。
匂わせのために2ドンを軽く振り分ける動作もアタック前に挟んだりします。
◆不採用カード解説
2000カウンター枠
片足の兵隊
めっちゃ強いです。普通に。ルッチとの相性もよく、トラッシュ肥やしてコスト-3で見るのは偉いですが、ヒナクザンや大噴火で基本コストダウンのカードが事足りている点、結局手札1枚を切ってコストダウンが弱い点、レベッカマンシェリーで回収できない点を考えると必要ないと感じました。
1コスナミ
めちゃくちゃ便利な2000カウンター。
手札3枚以下でバウンスは確かに終盤で使えそう。ただ、そこまで抱えてゲームを組み立てるより、中盤〜終盤でしっかり処理ができる方が優先順位として高いと思ったため不採用です。
とはいえ普通に入れたい。
3コビー
便利な処理札。
今も全然入れてもいいかなと思ってますが、コビーがあったら....と言う場面があまり存在しないです。
ウルティルッチ紅蓮等で処理札は足りていますし、結局手札1枚捨てるのが重いです。
手札を捨てるということはゲームを早めるということですが、そこまで焦るデッキでもないため不採用です。
ゼフ
このカードも便利で強いんですが、手札に戻す行為が結局強くないと見て不採用です。
ゼフよりもボトムに送れる7ボルサに軍配が上がりました。
◆デッキの性質
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