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ワンピカードの思考

割引あり

お久しぶりです。すけです。

無料部分も面白いと思いますのでぜひご覧下さい。

この記事の信憑性を少しでも上げるためにこれまでの実績も一応載せておきます。中の上くらいのプレイヤーです。

・スタンダードバトル優勝20以上
・フラッグシップ優勝×1  入賞たくさん
・愛知cs一次予選 7-2 予選76位
・愛知cs二次予選 7-2 予選55位
・非公認3on3 優勝、準優勝など

さて、前回のnoteから少し時間が経ち、今回はワンピースカードゲームをちょっと変わった角度で考察していこうと思う。

皆さんは、ワンピカードにおける最大の必要攻撃回数(以下NNA;Needed Number of Attack)は何回だかお分かりだろうか。

ゲームが始まった時点では、おおよそ15回である。

ただこれはゲームが進行するにつれて、ライフが増えれば+2、ピラフを食えば+1、ボニーを2回使えれば+1、とさまざまである。

ただ、これはあくまで“最大”であって“最低”ではないこと。
最大攻撃回数は、5000アタックが何回必要か、であって、7000を作ればその回数が減ることは確かである。
【しかし、9000アタックを盾に吸われてしまえばそれはあまりにも損である。
相手に7000でレストのキャラがいる場合、9000で7000を叩いて守ってくれればNNAは-2される。
通れば、自分のNNAは減らないが、相手のNNA-2を阻止できることにつながる。次のターン相手が7000でリーダーにアタックしてきて守らざるを得ない状況だと逆に自分が手札を2枚使って守らないといけないからである。】

今は枠内の文章は理解できなくても問題ない。
以下でこの文章を理解するためにNNAの解説をしていく。

ワンピカードの最大の必要攻撃回数(NNA;Needed Number of Attack)とは最もシンプルな状況で考えると以下のようになる。
例1
相手の手札が1、ライフが1でありこちら5000が多く作れるのであれば5000を4回通せば勝ち確である。
1回目でライフ0、2回目で手札1、3回目で手札0、4回目で勝ち
これはNNA=4の例。

例2
手札3、ライフ2の場合は、
1、2回目でライフ0、3~7回目で手札0、8回目で勝ち。
つまり
「手札枚数+ライフ×2+1」回の5000アタックが最大で求められる攻撃の回数である。
これはNNA=8の例

これがある意味でシンプルなワンピカードの原理である。

では、7000アタックだとどうだろうか。
例3 手札4 ライフ2の場合
ここではカウンターイベント等余計なものはないものとする。
7000を2回でライフ0、7000を3回を手札2×3で止められ、6回目で勝ち。
5000アタックであれば9回必要であったのが6回で良くなった。この事象は、盾には7000を吸収されているのでノーカウントだが、7000アタックには手札2枚要求できることが関係している。
手札6枚に対して5000を7回作るか、7000を4回作るか。ここに回数の差がある。まあ最後の7000は5000でいいことを考えると、パワー2000アップはNNAを1回少なくできていると同義である。

つまり2ドンでNNA-1(マイナス1)

このゲームはNNA=1をどちらが先に作れるかのゲームとも言える。
重要なことなのでもう一度言うと、

このゲームは先に相手のライフを0にするゲームでも、相手の盤面をなくすゲームでもなく、自分のNNAを先に1にするゲームなのである。

一般的に互いの初期NNAはNNA≒15である。これがゲーム中、基本的には減っていき、いかに先にNNA=1にして最後のアタックを通すか、ということになる。

これは非常に深い学びである。


・面を強くすることの大切さ

例えば5ドンのターンに①5-7000を置いて5000アタックを一回するか、②3-5000をおいてリーダー7000アタックを一回するか。
強い人は面を強くした方がいいと言っているがその答えがここにある。
①の場合、5-7000が一回動けば5ドンのターンでNNAが3回減ったと考えていい。
②の場合も、3-5000が1回動けば3回減っている。7000アタックを一回しているから。
ただ、ここには明確な差がある。さらに番が回ってきてもう一度①の5-7000もしくは②の3-5000がアタックできるとしたら....
もうわかると思うが、5-7000が一回動くとNNAが2回減り、3-5000が攻撃しても1回しか減らない....

つまり5ドンのターンは5-7000をおいた方が圧倒的に強い。何よりレストになっていても守りやすい。

ここから有料部分です。
ゲーム中の必要攻撃回数についてまとめており、現環境で猛威を振るうエネル、紫ルフィ、一応サカズキについても必要攻撃回数の観点での立ち回りを書いてますので参考になるかと思います。

・一般的なゲームの考え方

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