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「シソック」のスピードルールは盤面の変化が楽しいです

「頭のよくなる算数かるた シソック」(学研+)

前回説明したシソックのもう一つのルールが「スピード」ルールです。

スピードルールは1対1の計算勝負です。

手札の中から、お題となるカード2枚を「足した答え」「引いた答え」「掛けた答え」「割った答え」のいずれかとなるカードを探し、置いていきます。

お題のカードは4枚、場にセットされます。その4枚のうちのどの2枚を使って計算しても大丈夫です。

四則演算のどれを使ったかで、カードの置き場所が決まります。足し算をしたら「+」マークのある一番左に置きます。

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上の写真だと、左の方にあるお題カード「5」と「4」を足し算して、答えを出しています。足し算なので「+」マークの下の位置に、答えとなる「9」のカードを置きました。

これで手札が1枚減りました。こうやって手札を減らしていき、最終的に手札を0枚にするのが目標です。

また、手札カードを2枚使う(捨てる)ことで、2桁の答えを出せるルールが熱いです。

答えの範囲が広がって面白いんですよね。あと、2桁置きできると快感ですよ。一気に手札を2枚減らせるので有利なのも見逃せません。

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掛け算の答えなので、答え「32」を表すカードは2枚とも、掛け算のマークの下に置きます。

さて、4枚捨てたところでお題となるカードがけっこう変わってきましたね。開始時は「5・4・1・8」だったのに、今は「9・4・2・8」になりました。

このように答えを出して手札を捨てると、お題も変わってきます。ゆっくり計算していると、相手にカードを出されて、計算がやり直しになってしまうんですね。冷静に、素早く計算するルールが鍛えられますよ。

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こんなふうに相手にカードを出されてお題が変ってしまうわけです。相手は「10ー8」で「2」を出してきました。

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相手が出してきたカードを使って即座に計算、「0」を出すことができました。
カードが残り1枚となったら「シソック」と宣言しなくてはいけません。コンボで連続してカードを出している時には、つい忘れてしまうので要注意です。

さて、残りの手札は「7」が1枚ですが、おや、どう計算しても出せないようですね。

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相手が出したカードを使って計算したいところですが、出してきません。

このように、お題の状況によっては、手持ちのカードをどうしても出せない時も出てきます。その時は1枚捨てて、山札から2枚引くことが可能。捨て札は自分だけのお題に使用できるのも面白いです。戦略的に捨てると強いですよ。

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そうすると、こんな感じになります。

手札の枚数は1枚増えて、2枚になってしまいますが、状況に適したカードが引ければ一気に捨てていけるので、重要な戦法ですね。

というわけでシソックのスピードルールでした。盤面が目まぐるしく変化する、スピーディなゲーム展開が楽しめます。楽しく四則計算に慣れ親しむことができますよ。


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