見出し画像

指示語の説明などが詳しい古文単語の参考書です

荻野文子著『マドンナ古文単語230 パワーアップ版』(学研プラス)

この本の良い所は、単語ごとに「どこに注意して勉強すればいいか」を教えてくれることです。説明が良いんですね。「語数が少ないな」と数にだけ注目して読まないのはもったいないです。

あとは「さ」とか「しか」といった指示語の項目が丁寧なのも良いですね。

現代文でも指示語が関係する問題は頻出です。例えば、「それが指すもののは何か、答えなさい」といった問題はよく出ますよね。指示語が何を表しているか理解することは文を読むうえで、重要な能力だからです。

それは古文でも同じです。だから、単語を見てすぐに「これは指示語だな」とわかるのも大事なんですね。

ですから、模擬試験の際に、指示語がでてくる口語訳の問題で点数を落としている人には特にお勧めですよ。どんな言葉が古文における指示語なのかがわかれば、訳もしやすくなるはずですよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?