ひっそり爪を研ぐ

先日こちらの山口周さんの「若い時の目的のないインプットが重要」というnoteを読んで、「あ、今の自分だ」と思ったので久しぶりにnoteを書いています。

こちらの記事をまとめると「誰からも注目されていない時に、いざ声をかけられた時の準備をしておかないと遅いよ」ということ。自分が響いたのは「成果とか損得を無視できる状態である今、無目的にインプットとアウトプットを爆速で回しなさい。それが最大限できる時間があるのは、今しかないのかもしれないのだから」という点でした。

「爪を研ぐ」。誰からも注目されていない時に、実力を付けて、いざという時に結果を残せるようになる。そのための準備。自分がバリにいる期間はまさにこれで、数年後にいろいろな経験を引っ提げて帰国できたらなんて思ってました。

「こんなことしてるやつがいたんた」「こんな道もあったのか」「その経験をぜひうちで実践してほしい」という声をいただいて、そんなご縁を通じて、新しい仕事に取り組むのが理想。バイネームで島田さんにお願いしたいと言われるようになるにはどうすればいいのかと。

なので、「最近どう?」「そろそろ次のキャリア考えているころ?」というメッセージをいただいて、この先に実になりそうなお話の種をいただくと嬉しくなるというか、まさに自分が理想としている展開がありそうだなと思うのです。

今自分のいる「爪を研ぐ」ことに関して金銭的なインセンティブが強い環境にいるわけではない(学んだことを仕事で活かして、その成果が給与に反映されることはない)ことって、ある意味貴重なのだなと。

自分が爪を研ぐべき理由は、現在の収入の最大化、ではなく、将来の自分につながる機会づくりのための準備、という意味合いが非常に強いわけで、そういう環境にいないとできないこともたくさんありそう。習得に時間のかかるものとじっくりと向き合えるとか、自分が本当に関心のある分野に時間を避けるとか、普通は絶対しないだろみたいな変なことをするとか。

未来の自分のための動機づけは現在の金銭的なインセンティブよりも小さいので、後回し後回しにしてしまいがちであるのですが、自分がやるべきことはそこだなと山口さんのnoteを読んで、思い返しました。

いやが何でも自分がアウトプットしなければいけない環境に見を置いて、そのためのインプットをする。そういうアウトプットの場を自分で好き好んでつくっていきたいなと。

じゃあそもそもどんな爪にしたいか、そこもむずいんですけど、まずは自分が関心の高いところからはじめたいです。ということで、今月会社の内部向けに2回のファンドレイジング勉強会(国内・海外のトレンド紹介/SSIRのフィランソロピー関連の記事の紹介)を企画しているので、まずはその準備からはじめます。

夕日がきれいな7月のバリ島・ウブドより

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