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【Episode4】インドネシア滞在記~活動後期2016年4-7月~

卒論提出の締め切りが12/29なので、そっちに注力しなければいけないので、リバイバル公開ということで、29日まで2017年8月に公開したe-Education時代のブログを転載します!

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インドネシア滞在記も連載4日目となりました。

活動後期は、島田の1年の集大成となる活動がたっぷりつまったコンテンツが2つありました。


と、その前に、前回のインドネシア活動期はこちらから
↓↓↓


インドネシア滞在の集大成2つ

1.受験前の勉強合宿

3月にスンバ島の高校に乗り込んで、校長先生を口説き、全校生徒の前で6月にある大学受験"SBMPTN"の勉強のための集中合宿に参加したい学生を募集しました。

スンバ島から合宿が行われるデポックは遠く離れていて、日本で言うと北海道の礼文島の高校生をセンター試験直前1か月を東京で過ごすみたいなイメージです。

島の高校生にとっては、飛行機に乗ってどこかへ行くというのは、気軽にいけることではないので、生徒だけでなく、親御さんにも勉強合宿について説明する場を設けて、手厚いケアを行いました。

そのかいあって、無事2つの高校から5名の生徒をデポックでの勉強合宿に招待することができました。

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(↑スンバ島の高校生5人↑)

プログラムづくり

5人をスンバ島から無事連れてくることに関しては成功したのですが、正直まだまだ合宿のプログラム自体が万全の状態ということではありませんでした。

一人で5人の1か月分の環境を整えるのは、ハード面(ご飯の手配、合宿会場)、ソフト面(合宿の構成内容、先生の準備)ともに大変でした。

特に、5人が滞在する用の宿の手配が一番難航しました。

男女別、1か月のみ、限られた予算などの条件を満たしそうな物件(というか家?)をひたすら歩いて探すという根性勝負。

インドネシア語を使いながらオーナーさんと交渉しつつ、なんとか宿を見つけることができました。


プログラムの構成は、現地のインドネシア大学の学生が彼らの経験をもとに時間割りや、重点科目を設定してくれました。

ここは、自分がやるよりも、知見のある彼らに決めてもらった方が進むと判断し、ほぼ任せっきりでした。

シマダは過去問のコピーと丸つけに全力を注ぎました。

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(↑受験前日の生徒たちと協力してくれた先生↑)

3月からの準備を初めて3か月の期間で実際にアイデアを形にする経験ができたのは、大きかったです。

その分、荒削りな面も目立ってしまい、5人には申し訳ないなと思う面も。。。

例えば、先生が急に来れなくなった時のコンテンツだったり、自習時間が長くなってしまったり。

ここらへんは、次の年に改善点として引き継ぐことが大切ですねえ。

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1か月後
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受験結果は・・・

1名合格!

合格率は20%と高くはありませんでしたが、最終的に5人全員が大学へ進学することができました。

今でも生徒とはfacebookで繋がっていて、彼らの大学生活を楽しみに見てます(笑)

また、マスターからもインドネシア大学への合格が1人出て、2年連続で最高学府に合格という偉業を達成しました。

さらに、今年(2017年度)もインドネシア大学合格者が出て、3年連続となっています。すごい!!

2.ドキュメンタリー映画の作成

これはもう、語っても語っても語り尽くせないエピソードがあり、後々色々振り返りながら詳細を発信していきたいです!

会ったときに色々お話もしたいです!

たぶん軽く3時間は語り尽くせます(笑)

端的に

"島田、映画監督デビューしました!"

マスターからインドネシア大学に合格を果たした2名の学生の人生をドキュメンタリー映画にして発信するというプロジェクトです。

彼らは、公立の学校に行けず、働きながら学校へ通う恵まれた学習環境とは言い難い学校から国内トップの大学に合格をしました。

その大学進学へのモチベーションは、彼ら自身が学びたいという思いがあり、ひたすらに夢を叶えたいという気持ちでした。

こういう彼らのような存在は他のマスターの子どもだけでなく、インドネシアはたまた世界中で学習環境に困っている子のロールモデルになります。

そういう存在になれる彼らの人生を映画にして広めたいということです。

まさに"0スタート"

みなさんが、明日映画を作ってくださいって言われたらどうしますか?

私は映画を作ったことある人に話を聞きに行きました。

そこから、インドネシア大学で映像撮影、編集のチームがあると聞き、コンタクトを取って作成の依頼をしました。

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↑お気に入りのチーム写真↑

企画、撮影、編集と映画作成は自分一人では絶対にできなかった。

だからこそ、回りを巻き込み、思いを形にしていく作業は間違いなくインドネシアでの大きな財産になりました。

たぶん、日本の大学生で途上国のドキュメンタリー映画を撮ったことある人なんで、片手で数えられるくらいしかいないと思います。

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↑インドネシアチームのリーダー・トミー↑

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↑映画のためにインドネシアの貧困地域を訪れた時の写真。彼らとインドネシア語で話せたのはほんとによかった↑

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映画を撮り終えて、島田のインドネシア滞在は一度区切りがつき、日本へ帰国しましたあっという間といえば、そうかもしれないですが、とっても長い1年ではありました。

と、同時に1年でできることはホントに限られているということを痛感しました。ですね、はい。

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↑おまけ↑ 🍥と友達のタマ

~島田コメント~
ほんとうに映画を作った経験は自分のeedu活動のなかで、一番いい経験になった。

他のeeduのメンバーの活動は、どうしても形として成果が残りにくい性質があると思います。

その点、島田の場合自信をもって、これを作りました!と目に見える形で残せたのは良かったです。

あと、形に残るものとしては、やはり写真でしょうか。

さらには、動画!

いまはスマホを使っても気軽にとれますし、5万くらいのミラーレス一眼レフならば、けっこういい質の写真がとれます。写真AND動画はオススメ!

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最後によくわからんおすすめをしている。笑

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