ちょっと弊社のアウトソース形態、時代のニーズとずれてきている?
弊社のビジネスモデルは簡単にいうと「BPO」だと言えます。ビジネスプロセスアウトソーシングです。給与計算などの中小企業が苦手な業務を弊社がアウトソースし、その成果物を納品するスタイルです。これには問題点が一つあります。弊社と中小企業をつなぐとりまとめ人材が必要ということです。経営者が事務に長けている場合は、経営者がその役割を担ってくれるので問題ないのですが、そうでない企業は給与計算等のデータのやり取りなどがうまく行かなくケースが出てきます。いわゆるコミュニケーション不足でミスやトラブルが発生してしまうことです。
最近はBPOのレベルの高い請負形態として「BPaaS(ビーパス)」が出現してきています。この形態に少なからず弊社の企業も奪われている気がします。BPaaS(Business Process as a Service)とは、業務プロセスをクラウド上でアウトソーシングできるサービスのこと。BPOは自社作業を人的に外部にアウトソースするイメージ。反対に、BPaaSでは、まずは自社でクラウドのITツールを導入し業務を確立し、その作業(例えば社員との労務管理、経理の仕訳など)をクラウド上で外部にアウトソースするイメージ。中小企業で仕組みを自社内で構築し、業務すべてをアウトソースする形式です。これなら社内に人材を採用する必要がなくなります。
BPOは結果情報をライムリーに見れないデメリットがあり、委託企業でしか見れないことが多いですが、BPaaSは作業は委託企業が行い、それと同じ結果データを自社でも見れるため、経営的な意思決定にストレスが無くなるメリットがあります。
DX推進の一環として業務プロセス改善に取り組む企業が増えている現在、BPaaSは企業のDXを大きく変える可能性があります。弊社もBPO体質からBPaaSの受託体制のオプションも要しないといけない時期に来ているのかもしれません。早急に弊社オリジナルのビジネスモデルを構築していきます。
2024-07-01
東京中央給与計算センター
https://www.tokyo-chuo-sr.jp/?p=4623
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