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組織は人なりですが、人は組織を支配できない

最近、クライアントにて立て続けに「人による不正・不当行為」の相談がありました。人は感情の動物なので、自分の意見が優位になるように行動し、組織の論理など無視した行動に移っていきます。言い方悪いですが、最初(入社当初)は「おとなしい」のですが、徐々にエスカレートしていき、やがて不正や不当行為が発覚し自滅していくことになるわけです。まあ、私的にはこの手の人材を雇用した会社側に大きな非がありますが。。

話は変わりますが、昭和世代からすると「退職代行で会社を辞める」なんてこと100%ありえないわけです。どれだけつらくても、上長や経営者にじかに面談し、辞意を自分の口で伝える。それが常識でしたが、今はそんなこと言っても話になりません。

何を言いたいか?

組織をなめんな!ってことです。組織は人で成り立っています。これは認めますが、人は組織(会社)を支配できないわけです。自分で組織を意のままにしたければ、起業しろってこと。それができないなら組織の論理に従うしかない。不正や不当行為は厳禁なわけです。不正や不当行為は組織運営を大きく傷つけ組織の進歩を遅らせます。それほど重い罪なんです。私的には。

経営者は組織運営は難しいですよね。私の持論ですが「ルールは性悪説で、マネジメントは性善説で」です。就業規則など御社のルールは「これでもか!」というくらい性悪説(人は悪いことをするものだということを前提)で作成しておくべきです。

2024-05-29
アールイープロデュース

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