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現状、kintoneは最低ライセンス数が5個(1500円×5=7500円(税抜))です。スタッフが1人か2人の会社でもなんとか導入することができたのですが、2024年11月ご利用料金より、ライセンス数が10個、1ユーザー価格が1800円に値上がりする(1800円×10=18,000円(税抜))。

毎月最低でも18,000円のランニングコストがかかることになります。これはちょっと中小企業による導入の「手控え」が発生する可能性は高くなってきます。サイボウズさんとしては、kintoneの宣伝広告で知名度があがり、5,6人規模の中小企業なら導入すると踏んでいるのでしょうね。それと、2,3名規模の企業がkintoneを導入しても使われなていない現状がある程度判明してきたからだと踏みます。この層を切り捨てて、もっと従業員数が多い層を狙う方が効率的です。

実際、私の個人企業(私一人)もkintoneを導入していますが、ユーザー数を1名追加した時点で10ライセンスが必要となります。その猶予期間は2026年までなので、それまでに企業を成長させていかないと、損益バランスがとても悪くなります。

サイボウズさんも正念場なのでしょうね。中小企業でもある程度人数がいる会社に特化して導入促進を行い、収益力を向上していく戦略ですかね。私も経営者なら考えますが、最低ユーザー数を現状の2倍にするのはちょっと厳しいかな。kintoneを有効活用している業務はとても生産性が向上しているため、コストが高くなるから、止める選択ができるか?その時に考えるしかないか。

2024-06-03
東京中央DX化センター

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