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歌とインストを混ぜるーエフェクトの種類と順序の基礎

今回は歌のミックスをするときに使うエフェクターについて見ていきたいと思います。

一つひとつのエフェクターの効果や使い方については別の記事で書くことにして、ここでは「何を使うのか」「なぜ使うのか」という点だけです。

「歌ってみた」を投稿しようと思ったら自分の歌をインストに乗せて一つにまとめたものを作るわけですが、録音した声とカラオケ音源(オフボーカル)を同時に鳴らしただけではいくらピッチやタイミングを合わせても、どうしても歌が浮いて聞こえます


そこでオケに歌を「馴染ませる」という作業が必要になってくるのですが、これを「Mix(ミックス)※「混ぜる」とかも言いますね。本来はMixingです」なんて言っています。

あちこちで見られるMixの作業をザックリ書くと

・ノイズ除去(息や口で発生したり、部屋の響きなどの不要な音を取り除くこと)
・ピッチ補正(微妙な音程のズレを修正すること)
・タイミング補正(微妙なリズムのズレを修正すること)
・エフェクト(声と楽器の音を馴染ませること)

こんな感じだと思います。

人間の声は良くも悪くも機械のように正確ではないので、楽器と合わせるときに「音楽としての一体感」を求めてMixという作業が必要になります。

エフェクトを使う順番

今回はよく使われているエフェクトを使う順番(※これが絶対ではありません)とイメージだけをご紹介したいと思います。

1.部屋の共鳴をなくそう

EQ(Equalizer/イコライザー)1回目

2.歯擦音(しさつおん※さ行の子音とか)をコントロールしよう

DeEsser(ディエッサー)

3.音の大きさを整えよう

Compressor(コンプレッサー)

4.欲しい音色を作ろう

EQ 2回目

5.空間を作ろう

Reverb(リバーブ)
Delay(ディレイ)

6.必要に応じた特徴を加えていこう

Enhancer(エンハンサー)/ Exiter(エキサイター)でシャキッ!とさせたり
・Chorus(コーラス)で広がりをつけたり
・Flanger(フランジャー)で70年代、80年代っぽい感じにしてみたり

他にも音圧の調整や、ギター・アンプ・シミュレーターやテープ・シミュレーター、ときにはピッチシフターを使ったりして質感を変えたり、パンナ―を使って空間を作ったり・・・可能性は無限大だと思います!
自分らしいサウンドを求めて色々試していくのも楽しいですよ!

音って人によって感じ方が違うのが当たり前です。

最大公約数、多数決・・・つまりは流行りによる無難な方法はあったとしても絶対的な正解はなく、地域や時代によっても「良さ」は変化していくものだと思います。

「いい音」を作るためには、流行っているもの、定番のもの・・・とにかくたくさんの良い音楽を良く聴いて、自分の中の「良い音」の引き出しを増やしていくこと、そして作るときにはそんな自分が「いい!」と思う音を信じていくことが大事だと思うようになりました。

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