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Day2進出サーナイトex簡易解説【全文無料】

はじめに

こんにちは、つばさ(@Tsubasaa_0814)です。
前回のルギアのnoteではたくさんの方に見ていただき感謝してます。
今回、CL新潟にて使用しましたサーナイトについてのデッキ解説をしていきます。
今シーズンのCLでは愛知、宮城もサーナイトを使っており、CLでサーナイトを使用するのは3回目でした。

[実績]
2020CL東京TOP8
2020CL愛知TOP16
WCS2022日本代表
2022CL京都7-2Day2進出
2022CL愛知7-2Day2進出
2022CL宮城6-3
シティリーグS3優勝
シティリーグS4準優勝
2022CL新潟7-2Day2進出←New

環境考察ができない…

 新潟CLの環境考察は今シーズンのCLで1番難しかったように思います。今の環境で1番強いデッキはなんですか?と聞かれたときに人によって答えは様々になっていました。このようなときにデッキの使用者率を先に考えてデッキを選択するとデッキ選択ミスになることが多いです。なので、今回はデッキの使用率から考えるのではなく、デッキの強さから先に考えていこうと思います。

 デッキの強さでSランク、Aランク、Bランク、Cランクというように割り振ると、

Sランク サーナイト ルギア ギラティナ
Aランク ロストバレット(ゲッコウガ軸) ロストヌメルゴン 
Bランク ロストバレット(リザードン軸) アルセ系 ミュウ
Cランク その他
のようになっています。

Bランクより下はDAY1を突破するのは難しいと評価していたデッキたちです。デッキとしてのパワーが低いものが多く、練習時の勝率が低いものが並んでいます。今回使うのはAランクより上のものにしようとここで絞りました。

 SランクとAランクのデッキを一通り回して1番感触が良かったのがサーナイトでした。サーナイトはリファインで手札を増やせることで、想定したサイドプランを進めやすいです。また、殴るポケモンが様々でサイドプランをたくさん組むことができます。

デッキ解説

今回のマッチと戦績

CL新潟
Day1
1戦目 ミュウ 後 0-6 ×
2戦目 ロスギラ 先 6-3 ○
3戦目 ロスギラ 後 6-4 ○
4戦目 ロスギラ 後6-4 ○
5戦目 パオジアン 後6-3 ○
6戦目 ロストカイオーガ 先6-2 ○
7戦目 ルギア 後 4-6 ×
8戦目 ヌメルゴン 後 6-5 ○
9戦目 ロスギラ 後 6-3 ○

Day2
1戦目 アルセギラ○
2戦目 カイオーガザマ×(時間切れ)
3戦目 ルギア○
4戦目 ロスギラ×
5戦目 ロスヌメ×

1戦目のミュウは事故だったため仕方ないのですが、7戦目のルギアに対してシンオウ神殿の貼るタイミングがとても下手でした。カイオーガもターン返ってこれば勝ちだったためもう少しはやくプレイをするべきだと思いました。

使用したサーナイト

ポケモン

ラルトス4
軸であるサーナイトの進化元ラルトスは4必須でした。メモリースキップを採用されたラルトスの採用が多くみられますが、アローラロコンをおまもりフワンテで突破できると考え、不採用にしました。

キルリア3(リファイン)
1枚トラッシュし、2枚引くことでプレイの再現性を高めることが可能になります。さらに、1枚トラッシュすると手札干渉に対して強い山札作りができるという点が強いです。

キルリア1(ミラージュステップ)
ラルトス1体からミラージュステップのキルリアでリファインのキルリアを3体並べることができるため、序盤にラルトスを並ばなくとも展開できるよう1枚採用しました。ラルトスが並ばなくてほとんどのデッキはミラージュステップのキルリアから入ることが多かったです。

サーナイトex3
このデッキの主軸なカード。アタッカーとしての役割も果たすため3枚採用。他の構築をみる限り、2枚採用が多いが、サーナイトexに触れられるハイパーボールを2枚採用としているため3枚にし、引ける確率をあげております。

サーナイト(アルカナシャイン)2
アタッカー+ドローソースとしての役割をもちます。チャンピオンズフェスティバルにより、エネルギーが何もない状態から300ダメージを繰り出すことができ、非常に強力です。

ザシアンV1
フィニッシャー+序盤のアタッカーとなります。
今回、新たに登場したヌメルゴンに対しても10枚で倒すことができるため非常に優秀です。さらにロスト系統に対してはサーナイトをたてなくても手張り+けんのほうこう+手張りで起動できるため序盤からサイドをとっていくことができます。

フワンテ1
おまもり無し180,おまもり有り300,おまもり+チャンフェス有り330が出せる優秀なアタッカーです。つりざお2枚の採用によりギリギリの1枚採用となりました。

かがやくゲッコウガ1
エネルギーをトラッシュすることで2枚引けるため序盤、中盤の安定札になります。トラッシュにエネルギーがためやすくなるため採用しました。

マナフィ1
かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんからキルリアやラルトスを倒されないようにするために採用。カイオーガにも一気にサイドを取られないため必須のカードです。

クレセリア1
ロスト系統、サーナイトミラーを意識して採用しました。ロスト系統にはばら撒かれたヤミラミの打点を回復させながらサイドを進めることができます。サーナイトに対してはボスを使わず、キルリアを倒し、相手を遅らせることができるため非常に強力です。

グッズ

レベルボール4
キルリアを並べることが重要なため4枚の最大枚数採用しました。他にも序盤にラルトスを展開することもできる点、つりざおから中盤、終盤に並べやすくなる点から4枚採用となりました。

霧の水晶3
最初は2枚で回していましたが、エネルギーをトラッシュにおくりやすくすることや、たねポケモンを展開することに必要だと感じ3枚採用となりました。

VIPパス3
ミラージュステップをうつことが強いため、VIPパスを枠を削り、水晶にしました。水晶でラルトスさえ出すことができればミラージュステップになんとか繋ぐことができるため、VIPパスは3枚採用にしました。

ハイパーボール2
一般的にハイパーボールを3枚にし、サーナイトを2枚にすることが多いが、練習中に序盤のアタッカーをサーナイトにし、1ターン耐える動きが強かったこととハイパーボールのコストが序盤になかったことにより採用枚数が2枚となりました。

すごいつりざお2
倒されたアタッカーを数回使用できるようになる点、キルリアやマナフィを倒された際、つりざおからボール系ですぐ出せるので2枚採用。アタッカーが少ない分つりざおの枚数を増やすことでアタッカーを切らさずに技をうつことができます。

勇気のおまもり2
フワンテの打点を180から300,チャンフェス込みで330にすることができます。他にもロスト対面ではマナフィにおまもりを貼ると、ロストマインで余ったダメージを他のポケモンに置かれなくなります。

ふしぎなアメ3
ミラージュステップをうった場合、残るラルトスの枚数は3枚でフルで進化するためには3枚必要となるので3枚採用しました。

サポート

ナンジャモ4
いつ引いても強いため4枚採用です。

ボスの司令3
2枚採用+ともだちてちょう1枚の採用でしたが、ボスの司令現物が強い場面が多いことが練習中にわかったため、ボスの司令現物を増やし3採用となりました。

博士の研究1
ナンジャモ4枚ではドローソースが足りないことがあり、安定札として1枚採用をしました。

セイボリー1
サーナイトミラーにおいてセイボリークレセリアをきめ、盤面を崩壊させることができます。ミラーにおいてセイボリーの都合がよい場面が多く、いつ引いても強いことが多かったため採用しました。

チャンピオンズフェスティバル2
フワンテが330ダメージが出せることや、サーナイトが何もついていない状態で300ダメージ出すことができます。さらに、ロスト相手に10回復することで打点をずらすことができるので2枚採用となりました。

シンオウ神殿1
ルギア対面に必要な1枚となります。他にもミラーのリバーサルエネルギーを起動させないことやロスト対面のジェットエネルギーを使わせないようにするなど多くのデッキに役割を果たしつつ頂への雪道を割れる手段だったため採用いたしました。

基本超エネルギー11
エネルギーをトラッシュにおくることが重要なためエネルギーは11枚採用しました。ザシアンでも10枚でヌメルゴンが一撃で倒すことができるため11枚採用です。

不採用カード

ミュウ(ふしぎなしっぽ)
パスやボール系に触れやすくなる反面、ミラージュステップがしにくい、ベンチ枠を埋めてしまうという点が欠点でした。スタートする場合はあまりないため手張り逃げるをしてしまうと次のターン倒されない場合にはミラージュステップが打てないことや、序盤のパスや水晶、レベルボールで持ってくる優先度がラルトスのほうが高いため不採用となりました。

リバーサルエネルギー
チャンピオンズフェスティバルを入れていることからリバーサルエネルギーを使わず、サーナイトが何もない状態で300ダメージを出すことができるため、リバーサルエネルギーよりも基本エネルギーを入れて狙いやすくするほうが強いと判断し、不採用となりました。

ロストスイーパー
頂への雪道を割る手段は3枚で十分だと考え、最適なのがチャンピオンズフェスティバルとシンオウ神殿であり、不採用になりました。

さぎょういん
こちらも同様の理由で不採用になりました。

ボウルタウン
序盤の安定性が上がるが、他のスタジアムの優先度が高いため、不採用となりました。

崩れたスタジアム
ロストをみるならシンオウ神殿を崩れたスタジアムでもよいと考えました。今回の環境では、ルギアの母数が高いと考え、シンオウ神殿でしたが、ロストの母数が高いと判断した場合、崩れたスタジアムでいいと思います。

空の封印石
今回の新潟CLでは空の封印石が使える相手としてミュウ、アルセウス系統、ギラティナ、ルギアだと考えました。空の封印石で勝ちを狙える場面はあるが、なくても勝てる試合が多かったのと安定札にはならなかったため、不採用になりました。

クララ
サポ権を使うことがあまり強くなかったため、つりざお2枚採用になり、クララは不採用となりました。

レスキューキャリー
アルカナシャインのサーナイトをアタッカーとして使う盤面が多かったため、つりざお2枚の方が強く、不採用になりました。

各対面



対ルギア
ミラージュステップで盤面作りをおこないます。その後、イキリンコやネオラントがある場合には優先的にフワンテでとります。サーナイトもしくはおまもりフワンテでルギアを倒すプランとなります。その後の展開では神殿ナンジャモで相手を鈍らせる動きとなります。

対サーナイト
クレセリアの打ち合いでキルリアが倒される試合展開が多くあります。特にこの際、他と違う点として基本エネルギーが11枚あるためトラッシュに送りやすく、エネルギーリソースがきれる事がなくなります。さらに、チャンピオンズフェスティバルがあるためフワンテでサーナイトexが倒すことが可能になります。再現性を高めるためにミラージュステップから入ることが多いです。

対ロスト系統
今回、ロスト系統にはザマゼンタ入りカイオーガ、ロストギラティナが主に勝ち進んでいたデッキでした。この2つに分けて書いてみようと思います。

対カイオーガ(五分)
最速でサーナイトexが技をうち、サイドを進めるようにします。あとはナンジャモやクレセリアを使い、サイドを進めていきます。マナフィが1枚とつりざおが2枚あるためマナフィをとられた際にカイオーガで捲られないようつりざおとレベルボールを常時手札にかかえておくと楽に試合ができます。

対ロストギラティナ(微不利)
ロストを貯めずにおとぼけスピットをうってくる場合にはナンジャモを使うことで解決になりますが、アビスシークで貯めることをされる場合にはかなりキツい展開となります。ロストをためられ、最速でロストマインをうたれることがとても弱いためロストマインに弱くならない盤面作りが必要になってきます。サーナイトの特性でダメカンがのるため、クレセリアやチャンピオンズフェスティバルによりダメカンを貯めないことが大切になってきます。

終わりに


CL新潟を終えての感想
今回の大会ではチャンピオンズフェスティバルが借りれるかという課題がありました。新潟の環境では対策すべきデッキがルギア、サーナイト、ロスギラだと判断したため、練習の段階でチャンピオンズフェスティバルは必須だと考えてました。チャンピオンズフェスティバルがない場合には崩れたスタジアム、ロストスイーパーもしくはさぎょういんを入れた構築になっていたと思います。チャンピオンズフェスティバル入れることができない人はそのような構築でも十分強いため、試してみてほしいです。最後に投げ銭してくれるととても喜びます。

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