【CL横浜7-2】デパートミュウ

はじめに

やさの碧葉です。みなさんCL横浜お疲れ様でした。
やさからはday2進出がとりとつぼの2名でした。そこで環境読み含めてとりが使用したミュウについて解説しようと思います。

デッキ評価

今回のCLはシティリーグなどの情報がないためメタ読みが困難でした。メタが読めない時は1番デッキパワーが高いものを使うのが本筋だと思っているので1番デッキパワーが高いのは何かを考えることにしました。デッキの評価をそれぞれ書いていきます。

強さランク
S サーナイト　
A ギラティナ　白ルギア
B 一撃ルギア　ロストバレット　雪道ミュウ　フュージョンミュウ　インテウーラ　パオジアン
C その他

サーナイト

1番強いです。サイド1のポケモンでサイド2を取れる回数が最も多く、月明かりの丘が追加されたことによってヤミラミを使ってサイド1のポケモンでサイド2を取ることを防げています。サイドレースでサーナイトに勝てるデッキはなく、ロストシティでハードル勝負をしたり、雪道で勝負する以外の方法で勝つのは難しいです。大会前に少し話題になっていた先2ロストマインデッキみたいなガンメタデッキには勝ちにくいのだけ難点ですが十分な強さを誇っています。

ギラティナ

使うのが難しすぎてデッキの評価に毎回困るデッキです。これ使って練習するのが大変だから早くレギュ落ちして欲しい笑
相手の場のポケモンにヤミラミとゲッコウガで自由にさわれて相手の動きを崩したり、雪道で止めたりすることで相手にハードルを押し付けることができる。こちらはギラティナとヤミラミでサイドプランを作りやすいです。アビスシークに支えられて動きの再現性も高いです。どんなデッキを踏んでも戦えるデッキではあると思っていました。
サナとギラティナを同じランクに評価している人が多いと思いますが、ひとつ下げているのは対サーナイトと同列のルギアに微不利になっているからです。

白ルギア

安定感がないという評価をずっとされているデッキですがブラッシュアップを繰り返されて安定感が上がってきていると思います。サナとギラティナの両方に五分以上が取れているデッキの中では安定感があるので評価が高いです。(サナの研究を進めていくとサナが微有利になりました)

一撃ルギア

サナには一撃ルギアの方が勝ちやすいと思っているのですがサイド1のアタッカーが一撃エネでしか起動しないので遅れた時に捲りにくいのが難点です。アーケオスが1しか出ないと負けになってしまうマッチアップも多く、事故らないなら一撃ルギアの方を使いたいですが、白ルギアのほうが事故が少ないのが良いと言う感じです。

ロストバレット

サナとギラティナに五分以上のデッキその2です。しかし、安定感の低さが目立つのが難点です。
また、ルギアに勝てるようライコウVやカイオーガのようなパーツをデッキに入れるとつりざおやクララやホーンの2枚目などのサーナイトに強いカードを削らざるを得なく、丘が入っているサーナイトには勝てないデッキになってしまいます。どちらにも勝てるようにすると入れ替えやボールなどの安定枠を削ることになってしまいます。最強の構築を作れたら優勝するスペックはあると思っていましたが、僕には作れませんでした。先2ロストマインデッキもやりましたがギラティナに勝てず没に。

雪道ミュウ

思ったより強かったデッキです。ジャッジマン雪道スナッチアームでハードルするだけのデッキなのでサイドプランで話ができないのですが、単純にそこのハードルだけで勝ち切るパワーがあります。この手のデッキは対戦数をこなして評価するしかないと思って対戦をこなしていくと雪道ミュウを相手にした時の場の作り方がわかっていき、サナに微不利、ギラティナに微不利、ルギアに微不利になった時点で調整をやめました。

フュージョンミュウ

ギラティナに有利、サナに五分、ルギアに微不利、なので使えないかなと思っていたのですが、リザードンと上記以外には全部有利だと思っていたので使えると思いました。雪道で止まってしまうこと、エネやポケモンで詰まってしまうことがあるので安定感が低くこのランクです。

インテウーラ

ギラティナとサーナイトに有利が取れるデッキその2です。ギラティナとサーナイト以外に勝てないので没にするか迷いましたが、DAY2のデッキとしては強いかなと思ったので一応調整しました。DAY2用のデッキって難しいですよね。そもそもDAY1を抜けるのに必死なのにDAY2のためだけのデッキを練習する時間が取れないです。

パルキアパオジアンセグレイブ

ギラティナに勝てる見込みがなくて相当没よりのデッキでした。しかし、シェア率が高くてこのデッキを調整デッキにしっかり入れておかないと対戦相手になった時に苦労しそうだったので使うつもりで強くしていきました。ピジョット入れたりロストシティ入れたりビーダルラインを増やしてみたり試行錯誤しましたが結局ギラティナ不利サーナイト微不利で使うに至らず。

このランク付けをした段階で黒煙環境3週間経ったくらいだったと思います。ミライドン、アルセピジョット、リザードンは練習した時点で他のデッキに劣っていると判断したので煮詰めるのはやめて上記のデッキをCL横浜の候補として練習することにしました。たくさんのデッキを候補にしすぎると大変になるので。リザードンだけ煮詰めなかったのは後悔しています。

メタ読み

メタ読みをする際に自主大会の結果だけを参考にするのはあまり良くないと思っています。自主大会に出ているのはポケモンカードに対してある程度意欲のある強い人たちなのでそこだけでメタ読みをしてしまうと大会全体のシェア率を見間違えてしまう可能性があるからです。なので何も考えずに1番強いサーナイトを使えばいいと思っていました。
しかし、サーナイトのプレイングに自信を持てないとりがサナを使いたくないと言っていました。とりはずっとミュウを使い続けていたのでミュウを使えるのかを判断するためにメタ読みをすることにしました。

白ルギア大流行

リザードンの評価が落ちたこと。ギラティナのメタデッキとして白ルギアが大会2,3週間前から流行り始めました。白ルギアの明確なメタデッキはミライドン、リザードンしかなく、その2つのデッキはシェア率上位2つギラティナ、サーナイトが抑えていたので白ルギアが減る要因がなく、ずっとシェア率を伸ばしていました。プレイングもギラティナ、サーナイトに比べると比較的簡単だと思います。というか、プレミをしたとしてもそれが負けに直結するような大きなミスにならないです。そういったこともあってシェア率が高くなることが予想されました。また、ギラティナを自信を持って使える上位層はこのメタの動きに気がついてギラティナを使うことを避けるだろうなと思っていました。

シェア率としては•••
tier1 サーナイト　白ルギア
tier2 ギラティナ　パオジアン
tier3 ロスバレ　雪道ミュウ　雪道ミライドン

の予想でした。ギラティナが少ないと予想しているのが珍しいかなと思います。
大会1週間前でのフュージョンミュウの評価は

サーナイト　五分
白ルギア　不利
ギラティナ　有利
パオジアン　有利
ロスバレ　微有利
雪道ミュウ　有利
雪道ミライドン　有利

であったので使えるデッキだと判断しました。
ここから大会までに調整をしてサーナイトに微有利にすることができました。白ルギアに不利なままでしたがサナが上位にたくさん残ると予想していました。
そのため環境的に良いかなと思いました。そこでミュウをおすすめすることになりました。