空手部における上下関係について

(最初に言っておくと、本記事は殴り書きなのでまとまってないかもです。)

空手部は上下関係は結構厳しい。
もちろん学校によりますが。

しかし、強豪のほとんどは上下関係がガチガチに厳しいです。

さらに先輩後輩だけでなく、先生から生徒へのしごきも相当過酷なものがあります。
とはいえ、先生から生徒へのしごきは近年は体罰が問題視されやすくなっていることもあり、かなり減ってきています。

問題は先輩後輩間の上下関係です。
空手という性質上、誤って当たってしまったと装えば、ある意味合法的に後輩をいじめることもできてしまいます。

他の部活だと暴力的ないじめは発見しやすいですが、空手部は表面化しづらいという問題があります。

厳しい上下関係が必要か考えてみる

上下関係が厳しい部活では、高校3年生になるとまるで神様のようになることもあります。

そういった上下関係は部活の強さに影響するのか考えてみます。

まず、メリットから。
・武道の礼儀をしっかりと学ぶことができる
・雰囲気を引き締め、練習の質の向上につながる
・後輩が機敏に動くことで練習が効率的になる
・試合で後輩がしっかり動くことで、選手のパフォーマンスを支える

などが挙げられます。

反対にデメリットも考えてみます。
・厳しい上下関係のため、空手を嫌いになる
・萎縮してしまい、部活がストレスとなる
・指導と横暴を履き違える可能性が高い

などです。

次にもし上下関係が全くないと仮定します。
・技術を後輩に指導しようとしても、聞く耳を持たなくなる
・楽しい雰囲気になり過ぎ、練習に集中できなくなる恐れがある

私なりの結論

(私は部活の顧問や監督を担ったことがないため、あくまで卓上で考えとなります。)

無難な答えとなってしまいますが、結論「適度な上下関係は必要」です。

これは部活だけに限らず、会社でも同じと思います。
パワハラ上司は不必要ですが、適切に導いてくれる上司がいると助かりますよね。

運動部は「体育会系」などと言われ、過度な上下関係は見過ごされがちです。
しかし監督や顧問、コーチは「後輩への指導といじめは違う」ことを教えることが望ましいと思われます。

昔は体罰が問題にならなかった

体罰問題が取り上げられると

昔の体罰を経験している世代は「最近の若者はちょっとぶたれたぐらいで問題にしやがって」

というコメントを見聞きすることがよくあります。

空手部に関しては竹刀で叩かれ、顔を殴られ、腹を蹴られと言うのが当たり前という時代もありました。
多分、10年ぐらい前までは平気であったように感じます。
(とはいえ、表面化しないだけで今も多分ゼロではありません。)

「昔は体罰は当たり前だったのに、今の若者は、、、」というおじさん達も、体罰を受けるのは恐らく嫌いでしょう。

体罰が嫌いなのに関わらず、「今の若い世代は体罰ぐらいで」と自分が味わった苦しみを下の世代に味合わせたいと言う考えは非常に危険だと思います。いわゆる「老害」というやつです。


私も自分の経験したことを当たり前と思わず、目の前の常識を疑いながら生きていこうと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?