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PINK


みなさんこんにちは。
今日は初めてnoteを使って自分の考えていることを書いていきたいと思います。
普段自分のイメージの言語化はかなり苦手で、
語彙力の乏しい中生活しています。笑
ですが、今回の個展のテーマ
"PINK"にはかなり思い入れがあるので、
こちらにて残していきたいと思います。



ピンクとは

みなさん、ピンクについて
どんなイメージをお持ちですか?

私は幼い頃から
ピンクは「女の子」の色だと
勝手に思っていて
たぶんその固定概念が染み付いていて
意図的にピンクは選ばない生活をしてきました。
(水色派でした)

それは最近まで変わらなかったのですが、
SORRYNEBOSUKEとして活動する
途中で劇的に変わった
考え方になっていきます。
今日は
ピンクについての考え方を
書いていきたいと思います。

個性の色、ピンク

ピンクは個性的な色ですよね。
パッと目に入る色。
春の色。
薄いピンクも、濃いピンクも
見るだけで目に入ってくるような
頭に残るようなそんな素敵な色。

私自身の好きなCHAIというバンドも
ピンクをテーマにして曲を作られていたり、
バンドのカラーをピンクにして活動されています。
ネオカワイイを題材にして
コンプレックスも新しいカワイイである
ということを発信しています。

コンプレックスは人には見られたくないところ
ピンクはパッと目に入る色

そう考えると正反対に思えるこの二つは
正反対に思えますが
コンプレックスまで受け入れられたら
パッとした魅力に変わるということを
表していると思います。
ピンクの不思議な力🙋🏻‍♀️

     死の色、ピンク

私自身、美術館でながいこと
じっと絵を見ることが大好きで、
特に昔の画家の色使いや
技法にいつもドキドキしてたくさん刺激を
もらってウキウキして帰ります。

今回の表現
「死の色」というのは
私が見た2点の絵画から
衝撃を受けてつけた
ピンクについての価値観の一つになります。
まずは一つ目。

月岡芳年 
月百姿 朝野川晴雪月 孝女ちか子

昨年の9月ごろに
パラミタミュージアムで開催されていた
浮世絵師月岡芳年さんの
1枚。

投獄された祖父や父の無罪を祈って
冷たい冬の川に身を投げる女性の姿が描かれています。

月百姿 朝野川晴雪月 孝女ちか子 画月岡芳年 :国立国会図書館デジタルコレクション所蔵

     「今から死ぬ!」という絵に
     ピンクを使っているところに衝撃を受けました。ピンクって「女の子らしい」色じゃないんだ………と。死を連想する色になってくるんだ…と。このときはまだその気持ちに自信がありませんでした。

それが確信に変わったのは
次↓

アンディウォーフォル
ギャングの葬式

アンディ・ウォーホル《ギャングの葬式》
2022年京都京セラ美術館アンディウォーフォル展にて

仲良くしていただいてる方に
誘われて京都京セラ美術館へ行き、
アンディウォーフォル展を回りました。
なかでも、めっっっっっっちゃ
大きいピンクのキャンバスに 
シルクスクリーンで
葬列の様子を刷ってあったのが
特に衝撃で
この写真にピンクを使うのかと
これをみた時に
芳年さんの絵の違和感と自分の
中のピンクが一致して
とても幸福な気持ちになりました。

あ、
ピンクってやっぱり
非日常の色なんだなぁ、、、と


非日常といっても

非日常と一口に言っても
旅行にいったり、
自分から動き出して得られる非日常
ではなく
PINKが現す非日常は
常に日常のそばにあるもので
とても強烈なものだと
考えています。

例えば日常生活をおくっていたが、急に 
体調がすぐれなくなり、生死をさまよったり、
思いもよらぬ交通事故に巻き込まれたり

だれしもがそういったことは
あることを知っているけれど
目を背けたくなるような
そういった事実

ピンクは
一目見るとわすれられない強烈な
色の強さ

それこそがピンクなのだと
気づきました。

私ごとですが
この個展までの製作期間中
身内の方が救急車で運ばれて
生死を彷徨ったり(結果は大丈夫だった)

自分自身二度の交通事故に見舞われたり

普通に生活しているなかで
急に現れる恐怖
恐怖のそばでいつも暮らしているはずなのに
目に見えなければ忘れてしまう

それこそがピンクだと思います。


そんなこんなで
まとめるのが下手くそでごめんなさい🥲
でもピンクについていいたいことはこんな
感じです。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました!
ではまた🙋🏻‍♀️💖

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