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それなりに腰を据えて読む分量。 短編以上が目安。
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#暇つぶし

聞き齧りが彼岸のVR島を思う戯言 『VR誤訳論』に触れて ~ 「ほぼ現実」と「見做し現実」に弄ばれたVR観。そして超現実な空想世界の興し方?

VR島を対岸のtwitter越しに垣間見てるだけでも、熱狂とフロンティア感が伝わって来て楽しい。 生来の容貌から解き放たれた精神性が織りなす世界の賑わいは、此岸からはまるでずっとお祭をしているみたいに見えるんだ。 そんな折、「VR誤訳論」に触れる。 これが正直noteにまとめるほどの量になるとは、この時は思っていなかった。 日本VR界が独自の「空想世界」開拓に邁進しているのを知らなければ。 てかこの路線、日本独自なのね。他のVR界は違うんだ… そんな聞き齧りの好き勝手な考

【231028追記】獣人服《ケモバーサルウェア》の尻尾事情あれこれ ~「獣人服の尻尾穴問題」より

という発端から、獣人たちが衣服を身に着けて文化的に生活していくための「尻尾と衣服に関わる諸問題」の解決を試みたい。 取り扱う問題はこちら。  「獣人服問題」 尻尾と衣服の干渉の克服  「獣人着衣論」 獣人たちが服を着る理由  「獣人服尻尾要件」 尻尾回りの獣人服設計に欠かせないこと  「尻尾露出論」 獣人たちはどうして尻尾を露出するのか  「Qラインの羞恥」 低ケモ度の着衣獣人特有の慎みと恥じらい  「獣人服の尻尾穴問題」 窮屈な尻尾穴の弊害  「ふわもふ危機」 毛並みを衣

僕は彼女に大切を捧げた

おもてでは激しい嵐が繰り返し続いていて、目の前の機械からの音はほとんど聞こえなくなってしまった。 けれど雑音の中から、なぜだか彼女の言葉だけは聞き取ることができた。 だから僕は彼女に手紙を書いた。 僕は彼女に大切を捧げた。 防音のよく効いた部屋の中。 目の前には機械があって、そこからは毎日色んな声が、言葉が聞こえてくる。 それ自体は特に嫌なものではなくて、別段邪魔に思うこともない。 それどころか、新しい発見や学び、感動に富んだものが多くて、僕の好奇心を刺激してくれることも