10/8(日)Revo's Acoustic Night 2023 〜Japanesque〜 2日目 レポ
アコナイ2日目。私は現地で一般席参加でした。
レポしていきまーす。
会場
品川プリンスホテルアネックスタワー
3日間とも変わらず。
バチクソ激烈方向音痴の私でも、2日連続なのでさすがにスッと到着。
昨日物販を済ませていたので急ぐ必要はなく、ゆっくりめに到着。
入場列が少し並んでいたものの、そこまで待たずに入れた。
フォトスポットの位置が昨日よりも手前になっており、こちらは長蛇の列。
昨日と同じならば、食事中のほうが多少空くだろうと見越していったんスルー。
食事中に改めて来て撮った。
この日は一般席だったため、プレミアム席だった昨日よりは後方。
とはいえ会場全体でいうと真ん中あたり?
プレミアムが1卓につき5名なのに対し、一般席は1卓9名。
そのため、前日と比べるとちょっとミッチリ感。
ただ隣との距離が近い分会話しやすいので、これはこれで良いかもなと思った。
この日の舞台は、演者から予想していたがやはり青色がテーマカラー。
前の日は最初から赤色で照らされていたように、この日は青色に照らされていた。
ピコさんの持ち歌的に、どう考えても青色よね。
ちなみにこの日、私のいた卓がかなり上手より、かつスピーカーが近かったため、ライブ用耳栓があって本当に助かった。
(あまり耳が強くないので、音圧を直に受けると耳が死ぬ)
食事
この日の御献立
一般席なので、先付けの「歪な貝殻を抱いて」は無し。
ただ、これはコンサートパートのヒントになる(曲名にリンクした献立がある)ため、私は先付けが非常に気になった。
歪な貝殻よ?もう一曲しかないのよ。ゴリッゴリの語りだけど。
前菜 :燃え鳥と和前菜の盛り合わせ
鰆、鳥肉の照り焼き、生姜、サーモン、数の子、合鴨、栗。
サワラは好物なのでうれしかった~。
前日は「夕暮れ」で『黄昏の賢者』の匂わせがあったけれど、この日は『燃え鳥』が匂わせかな?『よだかの星』は燃えている鳥よね。
椀物 :胡蝶の夢
黒胡麻豆腐、湯葉、薄餡、陸蓮根。
蝶を表しているのだと思うけれど、湯葉がリボンみたいになっていて可愛い。
前日の枝豆豆腐は、言い方悪くて申し訳ないものの、ものすごくスライムっぽい触感だった。ただこの日の胡麻豆腐は普通の触感だった。おいしかった。
そして、「胡蝶」が気になって仕方が無かったものの、コンサートパートまで思い出せず……無念。
サンホラに比べるとリンホラの履修が甘いので、聞いた覚えがあっても曲名が思い出せなかった。悔しすぎる。
『革命の夜に』だよ!私忘れるなよ!
焼物 :牛央と鎧鼬魚に似て非なる白身
牛肉、白身魚、三種野菜。
野菜はお肉の下に敷かれているものと、白身魚の後ろに刻んでソースっぽくなっているものがあった。
敷いている野菜、なんとなく水滴が落ちて広がったみたいな感じがして、このあたりもなんとなく八島 知美っぽさを感じた。
「牛央」はたぶん「震央」をもじっていて、下に敷かれている丸い野菜が『神と私の生きる道』の入試問題の図に似ているかも。
なおコンサートパートで昨日に引き続きRevoから言及があり、さすがに《鎧鼬魚の揚げ物》は用意ができなかったと。
もともと広島の一部で親しまれている魚だから、品川まで人数分(800人分くらい?)用意するのは難しいよね。
だから鎧鼬魚ではない別の白身魚になったものの、さぁこの魚は何でしょう?
…というのが、この日のクイズ。
というわけで、正解は「ニベ」。
食べ慣れない魚だったので、頭の片隅にも浮かんでいなかった。
癖がなく淡泊で、いろいろな料理に合う魚らしい。
知らなかった。新たなおいしい食材を知った。
御食事:御味噌汁の――味が美味い!(もちろん鯛も)
鯛、五目御飯、味噌汁、香の物。
この鯛がとってもおいしかった。身がふわふわで厚みがあって、私の口にはとてもあっていた。
ちなみに、恥ずかしながら私は色が派手な漬物になんとなく昔から苦手意識があり、柴漬けは食わず嫌いで……ただ、人前であまり残すのも気が引けて、この日人生で初めて柴漬けを一口食べてみた。
普通に大丈夫だった。
アコナイの会場で密かに食わず嫌いを克服した大人が一人誕生した。
まさかこのタイミングで克服するとは思わなかった。ありがとうアコナイ。
甘味 :追憶の約束
バニラムース、マカロン、フルーツ。
バニラムースがほんのり甘くて滑らかで、こちらもとてもおいしかった。私の好みに合っていた。
手前の3本の棒はメレンゲ?サクサクでしゅわしゅわだった。
この3本の棒、聞いた話によると滑り台をイメージしているものだったらしい。
ということは、これは『夜を滑る二人』の暗示か。
宮比と許理が二人で滑ろうって約束していたローラー滑り台。
残念だったのは、このタイミングでいただけるはずのコーヒーor紅茶or日本茶が、コンサート終了まで待っても最後まで出なかったこと。
私だけではなく、65卓の人9人全員分、コンサートパートが終わるまで全く提供されなかった……。
途中スタッフにどれが良いか問われてコーヒーでと頼んだし、遅かったのを心配して提供されてないことも伝えたけれど、それでも出て来ず……。
周りの卓はちゃんと出ていたから、単純に私のいた卓だけ忘れられていた模様。
前日と比べると、全体的に提供が早くてコンサートパートまで余裕があるようになっていて、料理もおいしくて、とても良い感じだったため、この点が非常に残念だった。
乾杯用のノンアルカクテル
昨日が真っ赤だったのに対して、この日は真っ青。
渡されたとき、写真の通りなんか泡がすごかったので身構えたものの、微炭酸だったためおいしく飲めた。
(私は炭酸が苦手であまり飲めない)
たしか名前は「ネイビーナイト」。
コンサート
演者
【Vocals】
・Revo
・大原 よしの
・ピコ
【Musicians】
Keyboard :五十嵐 宏治
Guitar :大橋 英之
Drums :Ken☆Ken
篠笛/Flute :高桑 英世
Bass :長谷川 淳
箏 :本間 貴士
和太鼓/神楽鈴/鼓:由有
アコースティックナイトテーマソング
昨日と同じくテーマソングからスタート。
この日の歌い手は大原 よしのさんとピコさん。
(ピコさんがずっとピコちゃんって呼ばれてたのがかわいくて個人的に好き)
男女の立ち位置が前日と逆で、向かって右によしのさん、左がピコさん。
Revoのしょっぱな「心臓を捧げよ!」でスタートするの熱い。
テーマソングの歌詞ってこれかなぁ。
最初が聞き取れない。drasticに聴こえるけど自信ない。2フレーズ目は2日間ともこう聴こえたからたぶん合ってるはず。
よしのさんほっぺたがつやつやでかわいい。
紫青の参道(知美ルートver)
歌詞はちゃんと八島 知美ルートになっていたから、「修むる学問を弄べり」のほうだった。
なおこの日のピコさん、衣装の形は知美にかなり近かった。
青からグレーっぽくなった感じ?そして髪色も赤いから、色違い知美って感じ。
背中の右寄りの位置に切れ込み?(遠目で見えない)があって、大変な中生き延びた証的なことを言っていた。知美を背負ってるな……。
よしのさんはモノトーン、グレーっぽいワンピース。
何となくYUUKIっぽさを感じて、謎のタイミングで懐かしさを感じてしまった。
神と私の生きる道
序盤の数式の話のあたり、ちゃんとライトも◎を描いてたね。
地学ギャルもよしのさんとピコさんの二人で賄ってた。
御影っぽい方をよしのさん、「それなw」をピコさん。だからなんか知美もギャルになったみたいでちょっと面白かった。
よしのさん、絵馬コンではずっと許理としての歌い方だったけど、この曲での歌い方はかなり原曲に似せてた。木内 栞さんに似てた。
ちなみに、JASRACで「宮比」の読みが「みやひ」で登録されていたときがあったらしくローランがざわついていたけれど、ちゃんとRevoが「みやび」で発音していたから、読みは「みやび」で良さそう。
なお個人的に、絵馬コンで最後に観たこの曲が知美闇落ちverだったから、闇落ちしなくて謎の安心感を覚えた。
Baroque
お品書きの「歪な貝殻を抱いて」で予想してたけど、本当にやってびっくりした。よしのさんソロ。
長尺語りは貴重なのよ。
ていうか、宮比(役の石田 彩夏さん)も以前これカバーしてたな……。
絵馬の作中、許理が宮比に対して友情を抱いていたのか、恋愛感情になり得たのか明言されていなかったけれど、もし恋愛感情になれたとして……でもBaroqueはバッドエンドなんよな……。
あと「ならば私が赦そう」は緑にライトアップされたRevoが言ってた。
Revo「(食事に「歪な貝殻」とあるので)わかりやすい地雷が仕込まれてたね」
Revo「ごっめーん後ろの人たちは食べられなかったんだ~お貴族様の人しか食べられなかったアミューズでした~」
急に煽り力火力高めで来るRevo。
にしても『Baroque』ほどの長尺の語りをする機会ってあんまりないよねという話。
Revo「(長尺語りをするような)そういう場を与えて若手を育成するのを目指して20年前にSound Horizonを作りました」
何か今日はそういう日だったらしく、この「~を目指して作りました」構文が頻発してた。
インスト:追憶は郷愁の調べ(永遠の刹那?)
これは昨日と同じ曲目。これは3日間共通っぽい。
間奏曲
インストとインストの間に間奏曲(本間さんの調弦タイム)があり、リコーダーとドラムがメインで演奏。
それがすごくジャングルっぽくて、リコーダーってジャングルを演出できるんだ……って驚いた。
いやもちろんプロの技術ありきではあると思うけどね。
箏のスーパー調弦タイムの尺稼ぎでこんなに素晴らしいものを聴かせてもらえるだなんて、なんて良い場所なんだろうか。
インスト:春風の国
BRAVELY DEFAULT II Original Soundtrackより、原曲はこちら。
今日の楽器紹介は箏とドラムと笛。
箏は13弦が2面と25弦が1面?
13面は雅な、お茶漬けのCMが合いそうな音階のものと、音階がそれと異なるものが1面ずつ。
25弦は現代音楽向きな音階らしい。
笛、演者紹介ではフルートと篠笛ってなっているけれど、他にもアイリッシュパイプも使っているそう。
篠笛は調に合わせて長さの違う笛を使い分ける必要があると初めて知った。
Revo「昔はこんな転調する不届きなやつはいなかったんですよ」
ドラムはKen☆Ken。通常のドラムセットに加えて、ジャンベという民族楽器も使っているそう。
スティックの違いを紹介してもらった。
細い棒をまとめているタイプのドラムスティック(ロッズという)、配信で観たら思ったよりもパスタの乾麺束ねたやつに似てた。
よだかの星
ピコさんソロ。めっちゃくちゃカッコよかった。
もう一回いや何度でも聴きたいから円盤化してくれ。
あと、一応八島 知美ではなくピコさんとしての歌唱だけれど、知美だと思うと彼が『よだかの星』を歌うのは胸に来るものがある。
彼はヴァニスタのファンで「生きているなら燃えてください」と言える人だからね。
夜を滑る二人
この曲はややこしいの大渋滞が起きた。
まず、出だしは原曲通り許理(よしのさん)。だた宮比パートもそのままよしのさん。
あれ、じゃあ二人出てくるところどうするの?と思っていたら、九重山のシーンは宮比をピコさん、許理をよしのさん。
つまり、最後にピコさんが告白することに。
曲がスンって止まって、二人が向かい合って改まるから観客ザワつく。ピコさんがちらっと客席をみるからさらにざわつく。
そして、
ピコ「……大原よしのさん!」
そっち!?!!?!許理にじゃなくて、そっち!??!?!?!?
ざわつきまくる客席。
Revo「ちょっと待ったーーー!……ややこしい」
いや本当にそうよ。告白する前に止めてくれてよかったわ。
と思ったら、
Revo「ピコちゃん僕と付き合おうよ」
ピコ「!?」
観客「!?!!???!?!?」
余計ややこしくするんかーーーい!!!
もうこの日一番心臓がはねたわ。
ちなみにピコさんの返事は「友達として…」そりゃそう。
そして、この「付き合おう」は飲み友達としてのお誘いとのこと。
絵馬コンのカテコでマッカランの飲み比べの話していたけれど、まさかのその続きが聞けた。
都内の某バーで二人でマッカランを飲み、お店にある5種類を飲んで、それで全種類だと思っていたところ、実はまだあって全11種類だったそう。
うち1種類は大きい箱に入ってお店の入口に飾られてたとのこと。
だから残りを飲みに行こう、というお誘い。
そしてこのあとこのマッカラントークを最後まで引きずる。
Revo曰くおいしいマッカランのために頑張って仕事するとのこと(笑)
あと、『夜を駆ける二人』と『夜を滑る二人』はやはり出だし完全に同一で確定。Revoがそう言ってた。
聞き分けられないのは当然だわな。
DJ Revo:秋季例大祭 & 生と死の遊戯盤
プレミアム席の事前投票で選ばれたのが『秋季例大祭』で、プラスのおまけが『生と死の遊戯盤』。
『生と死の遊戯盤』って、原曲だとずっと中学生月人と大人月人のユニゾンだけど、DJで中学生月人ソロを流してもらった。
山川くんのソロって初めて聞いたかも?
最後の「死亡しました」を流さなかったなと思ったらRevoが直接言った。言うんかい。
革命の夜に
そう、「胡蝶」はこの曲よね。聞き始めてやっと思い出したわ。遅い。
この曲入る前に、「面舵いっぱーい!」「おっぱーい!」と「イタズラするなら~?」「今でしょー!」もやった。
コール&レスポンスいっぱいで楽しい(笑)
この曲、オープニングとかエンディングになっていないからあんまり目立っていないけれど、生で聴くと改めていい曲だな…と思った。
良い曲と言うか、高まる曲というか。
あと、昨日に引き続き歌詞がちょっと変わってた。
上で書いた歌詞の続きのところ。
栄光の移動王国
前日で歌詞無しなのは知っていたので、ちゃんと復習しておいた。
やっぱりみんなで歌えるのも、最後に「Sound Horizon Kingdom!!!」って叫べるのも良いね。
終わりに
以上、レポでした。
個人的な好みとして、2日目のディナーのほうが私の舌に合っていたかも。
あとぼっち参戦だったので黙食にならざるを得ないなと思っていたのだけれど、同卓になった方のうち二人と会話できて楽しかった。
この日も歌唱曲は『よだかの星』とか盛り上がる系だった。
ピコさんの『よだかの星』聞けたのはめちゃくちゃ良い機会だったな……。
他のコンサートレポはこちらから。
―――
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他にもSound Horizonの楽曲考察記事を書いています。
更新履歴
2023/10/14
初稿
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