ぼくは創作2年生
ぼくが創作を始めてから2年が経った。
だからぼくは創作2年生だ。
という事はぼくの作品も1、2歳くらいにはなっているだろう。
だけど生まれたばかりの作品もあるから新生児もいる。
自分が生まれた日の誕生日じゃなくても、こうして創った作品の誕生日を盛大に祝う日があっても良いなと思う。
子どもが小さい頃の運動会や発表会のビデオをみて、「こんな事あったな〜」と酒をしみじみと飲む父親のように、自分の作品たちを見返して祝ってあげたい。
きっと酒がすすむだろう。
当たり前だけど、生むってスゴく大変なことだ。
人を産むわけじゃなくても、なにかを生み出すときは痛みを伴う。
ぼくには頭を抱えて、踏んばって踏んばってやっと出てきた言葉たちがたくさんある。
だけど苦しみの中にも楽しさとか嬉しさがあるから、やっぱり頑張れるし生んでよかったと思う。
僕には子どもがいないけれど作品は我が子のような存在であるし、ぼくの所に生まれてきてくれた事に感謝しかない。
それに人と人との出会いに限らず言葉も一期一会だし、出会った言葉はずっとぼくの中にいてくれるわけじゃない。
「いま良い表現が浮かんだ!」と思ってあとでメモしようとしても、もう忘れていたりするから時間との戦いでもある。
だからとにかくアイデアが浮かんだらメモするようにしているし、トイレとかお風呂でタイミングが悪いときは必死で頭の中で反復してる。
その言葉に出会えるかどうかで作品の印象が変わったりするし、少しでも良いなと思ったら温めておく。
たとえそれが日の目を見なくてもいい。
順風満帆とはいかないけれど、それでも僕のもとへ来てくれた言葉たちに感謝しながら、これからも作品をつくっていきたい。
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