自分が遺族になったこと②

3分でわかる聖書入門というサイトで、こんな質問が取り上げられていた。
「クリスチャンは家族の死をどう受け止めるのですか?」
http://seishonyumon.com/movie/6602/

この動画の中で、中川先生が「母が亡くなったとき、大声で泣いた」とおっしゃっていた。それを聞いて、私が抱えていたものが少し軽くなった。中川先生のお母様は、生前に救われていた。聖書によれば、天国に行くことが約束されている。そして、それはとても喜ばしいことなんだと思う。
牧師を何十年も続けて、みことばを取り次ぎ、多くの人にイエス様のこころを伝えてきた人でも、親しいクリスチャンが亡くなったときには悲しくて泣くのだなと思った。

家族が救われないまま亡くなったら?という問いにも正面からこたえてくださっている。下手な気休めの回答ではない。多くの人の目に触れてほしい回だった。

他人の死を毎日のように見ながらも、死についてゆっくり考えることはほとんどない。何かが湧き上がってきても、次々仕事の依頼が来て、今担当しているご親族様の通夜葬儀の進行、出棺時間のことで頭がいっぱいになってしまう。

せめてみことばについてだけは、毎日少しでも思いを巡らせたい。

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