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台湾入国について~新型コロナ拡大後~

約2年4か月後の台湾入国。新型コロナ感染によりかなり手続きが変わっていました。これからも状況によって変わってくると思いますが、とりあえず記録として私が入国した時の様子を記録しておきます。
台湾は世界的に見ても新型コロナの抑え込みに成功し、1日一桁程度と落ち着いていたのですが、ここ10日ほどは増加傾向で昨日も330名ほどの感染者がでています。とはいっても日本の数とは比べ物にならないのですがそれでもずーと抑え込んできた台湾にとっては危機的状況らしく、空港も厳重体制でした。

<入国前の準備>
①航空券→今回もLCCのSCOOT航空を利用しました。シンガポール航空のLCCです。以前は多く飛んでいましたが、今は運航数がかなり減ってしまいました。航空券の仕組みはわからないのですがかなり日程によって値段は様々。ラッキーなことに今回はなんと2名で39000円ほど。座席は新型コロナ感染予防のためチェックイン時に座席が割り当てられるらしく座席を指定することはできませんでした。→出発24時間まえからオンラインでチェックインすることができます。事前にしておくと簡単に手続きできるとのことでしましたが、実際のところあまり変わりませんでした。

②PCR陰性証明書
台湾では入国72時間以内のPCR陰性証明書が必要です。まずは保健所に電話で相談したところ保健所では渡航用は不明らしく自分で各医療機関に問い合わせてくださいとのお返事。インターネットで検索すると2件ほど出てきたので電話で問い合わせると、1件は値段は15000円/人と安いものの外注のため時間が間に合わず、もう一件は36000円/人。保健適応外なのはわかるのですがなんでこんなに値段に差があるのでしょう。東京などでは1万台でもあるようです。成田空港でも25000円でありますが出発の6時間前ということでこれも前日に行かないと間に合わないので×。そんな時お友達から朗報が。近くの病院佐久穂町立千曲病院がなんと25000円でやっているとのこと。しかも本来なら月・金のみなのに私の渡航に合わせて火曜日に実施してくれるとのこと。なんと優しい。無事陰性証明書を出していただきました。→空港チェックイン時に航空会社から提出を求められました。でも台湾入国時には検疫チェック表に自分でチェックするだけで特に提示を求められなかったのが不思議です。それにしても2人で5万。航空券より高いなんて、、、、

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③入境検疫系統(https://hdhq.mohw.gov.tw/)の申請
チェックイン48時間前にスマホからこちらの入国検疫システムでオンライン申請を行います。これぞまさにIT先進国。しかしこれが難しかった。家で申請していったのですが、私はパソコンから申請してしまっていたので改めて成田空港でスマホから申請。しかし日本の電話番号(楽天モバイルで海外でも使える設定をしていったのですがやはり台湾での番号が必要でした)だったので結局台湾で再設定しました。

<入国当日>

成田空港につくとやはりガラガラでした。しかし4月ということで新人研修なのか1カウンターに3人のスタッフが対応。ここで入境検疫系統を再申請。手厚く対応していただきました。手厚い対応でかなり時間を使ってしまいここから大忙し。良かったことに手荷物検査も出国手続きも待ち時間ゼロなのであっという間に終わりました。以前と違っていたのが手荷物検査。荷物を入れるトレイが紫外線消毒されて回ってきます。容器もかなり大きくなっていました。出国審査も自動改札。この時はマスクを外してカメラに。私はめがねがだめだったらしく、眼鏡を取ってようやくとおれました。人は少ないものの免税品のお店なども普通に営業していました。定刻より少し遅れたものの飛行機へ。なんと乗客20名弱。スタッフは5名ほど。あまりの少なさにびっくり。

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定刻より少し遅れたものの、15時半到着。空港では防護服姿のスタッフがお出迎え。

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まず入境検疫系統が入っているかをチェックされます。しかし私の番号が日本の番号だったため、台湾の電話番号が必要ということでまずはSIMカードを購入(18日で800元(3400円位)。12歳以上は必須とのことで2枚購入。ここからはスタッフが入力してくれて、無事設定完了。こちらのシステムでどの飛行機で、いつ来て、どこで隔離をするかなどの情報が管理されるようです。情報入力後各自にバーコードが割り当てられます。これでタクシーやホテル等で提示を求められました。ここまでに大体30~40分ほどかかりました。

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そのあと検疫所でバーコードを提示し本日のPCR検査の容器をもらい、ホテル隔離中の自主検査用のキットをもらいました。

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ようやくここで入国手続き。ここは以前と同様。その後手荷物を取り、到着ゲートへ。ゲートを出ると一度外にでて本日のPCR検査を。各ブースに案内され唾液を採取し検査官にわたし、検疫シールを張られ、防疫タクシー乗り場へ。先ほどの入境検疫系統システムにホテルなどの情報がはいっているのでとくにタクシーの運転手に話さなくても大丈夫でした。荷物や体に消毒液を掛けられタクシーへ。防疫タクシーといっても真ん中に簡易のビニールシートが張ってあるだけでした。

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ホテルは事前に家の近くのホテルを予約しました。現在2022年4月7日現在台湾では10日間のホテル隔離+7日間の自宅隔離が義務付けられています。その他にも一人暮らしの人であれば自宅での隔離もできるようです。ホテルは様々な種類があり自分で選ぶことができます。私たちは家の近くでお風呂が欲しかったので中攊福容大飯店にしました。地下駐車場でタクシーをおりると防護服スタッフが出迎えてくれまたもや消毒。その後また入境検疫システムを提示しチェックイン。防護用手袋と靴カバーをつけ専用エレベーターで部屋に案内されました。

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17時40分到着。部屋には10日分の水、お茶やコーヒー、箸やスプーン、そして洗濯用せっけんや食器用洗剤も。

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食事は扉の前に置かれます。早速夕ご飯が届いたのですがなんとピザとフライドチキン。息子は美味しいと食べていましたが、私は疲労から食欲出ずたべられませんでした。UberEatsやfood pandaなどデリバリーも使えるとのことで食事には困らなそうです。(今お昼が届いたのですが、豚肉のお弁当とスープにタピオカミルクティーつき)むしろ太りそうです。また家族にホテルのフロントに届けてもらうこともできます。

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1日1回健康チェックの音声ガイダンスが来て体調を入力します。また3.5.7日目に自主検査をして報告するようです。今後の様子はまた後日。今日からは始まる隔離生活。普段できないことをする予定です。まずは息子おすすめのDr.stoneの漫画を読破してあとはウクレレを練習する予定です。

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