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単品コンポの話その2

一年間ぐらいお小遣いとお年玉を貯めて、次に買ったのは、カセットデッキだった。

何を購入するかは、散々カタログを集めて迷って当時出たばっかりのダブルカセットデッキを買った。

機種は、

TechnicsのM222

この機種は、倍速ダビングが出来るテクニクス初めての機種だった。

この頃のカセットデッキの進化は物凄い勢いだった。

レベルメーターが針から蛍光管に変わり、
つまみが丸い回転式から、スライドに、
カウンターがアナログからデジタルに、
ダビングが出来るようになる、
倍速でダビング出来るようになる、
そのうちリバース出来るように、
ダブルリバースや、
カセットが物理的にリバース、

この頃の大阪の日本橋や、秋葉原は、
まだサブカルチャーの街ではなく、
まさに電脳街と呼ばれていた。

と、回想中に一人でテンションを上げてしまった。。。


アンプとデッキは、欲しい機種が他にあったが、割引きが大きかった物を買ったが、カセットデッキは、本当に欲しかった機種が買えたので、めちゃ嬉しかったのを覚えている。

例の従兄弟の家にカセットデッキを持っていって、YMOやスネークマンショーなどを片っ端からダビングしたりした。

当時、ダブルカセットデッキを持っていた子は居なかったので、中学校でダビングをしてあげたりしていた。

こないだ実家で数十年振りに、電源を入れたらちゃんと動いて感動した。

成人した後に、3ヘッドデッキを買うまでは、メイン機種で活躍したお気に入りのデッキだった。


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