六枚道場008 F,G,H,I 感想
グループF
18. 「THE REAL END OF EVANGELION」小林猫太
これありなんですか。
私はエヴァ知らないんですけど人づてに聞いた「うじうじした少年がツンデレや無口ヒロイン、イケメンに囲まれてお父さんと一緒に頑張る」って感じのストーリーでだいたいあってますか?
中学二年生、ですかね。
Kが人類を滅亡させて一人の世界で何がしたいのかはわからないんですけれど、大人になって細菌の研究者になったころにはそんなことわすれている……と、いいなぁ。
19. 「ハリー・ライムのテーマ」ケイシア・ナカザワ
あー、このご時世風刺というかなんだろう?
あれってぜったいなんかきたないお金の流れあるよね。
てか、なんでそのお金配んないんだろうね。
だって夜の街とか芸能演劇芸術とかほかいろいろな業界たいへんなのにね、その業界だけなんですよ。ねぇ。
でもこの作品はアメリカナイズされた内容でそういったどろどろは避けて「あるかも」で止めています。
ほんとのひとはつかまんないようにやってそう。
20. 「サモンズ☆ドア」夏川大空
これはですね、実はDSの「RPGツクール フェス」で自分で作って配布もした「サモンズ☆ドア」のノベライズなんですよ!
(たしか今はもうないはず)
コンテストにも応募したのかな?そしたらなぜかTwitterもブログにも書いていいはずなのに(HNで出てくるので)わざわざ某掲示板に「つまんない」というような書き込みをする人がいて、なんだかなーと思いました。
ストーリーもほぼそのまま、ただゴブリンは仲間にしなくて師匠に演習してもらったのがゲーム版で、あと細かい違いもあります。
うーん、こういうライトなのと「花痣病」とか「六本木の紫陽花」みたいなのどっち好きです?
あるいは他に「私らしいな」と思った作品ありますか?教えて下さいね。
ま、六枚道場では書いたことないものもどんどん書いて読者の反応を見たいです。
グループG
21. 「過去に溺れる」澪標あわい
うーんなんか硬質な書き方ですね、あわいさんこういうの好きなのかな?
柔らかいのも読んでみたい感じです。
なぜ六枚道場の方々は蝉や蛾をつぶすんだろう、かわいそう。
いや、どうだろう、「このまま生きていてもかわいそう」って考え方……?
でもそれって優性思想みたいであまり好きではないです。
仮にそういう考えを持っている主人公だとしたら、老いた自分に何を思うのでしょうか?六枚じゃ難しいでしょうけど、その辺の掘り下げが少し欲しかったです。
コーラは捨てなくてもお酒割ったり鶏肉煮ればいいのにと思いました。
22. 「ブーツを食べた男と冷たい人魚」吉美駿一郎
海に投げ出されるというのでピーター・パンのフック船長連想しました。
でもきっと作者さん的にはパイレーツ・オブ・カリビアン?
あー、なんで人魚と男性って悲恋なんですかねー。
ごく一部以外あまりハッピーエンドだった覚えない、昔話、最近はドラクエ11に至るまで、なんかねー。私も私なりに人魚書いてみたんですけど悲劇的になってしまいましたね、そういえば。
(まぁこれは童話として書いたのとはちょっと違うけど)
で、本題ですよ。
「妻に似ている」と言われて嬉しい女性をあまり知りません、ようはそういうことだと思います。
23. 「二週間目の暗黒固茹で卵」Takeman
なんかTwitterでぼそっとミスリードを誘ったと聞いたんですけど、言われてみれば。
なんだこれ(ほめてます)ハギワラさんこれキャス朗読するの……?
どんな気持ちで?
なんとなくR18の感じだけど六枚道場そういうところどうなっているんだろう、あとなんか固い仕事の人がそっちにはまっちゃうってあるあるらしいよ。
で、ゆでたまごの使い方、知りたい……?
いちおう知っているけど、焦らずゆっくり……💗
グループH
24. 「カミツキ」ミガキ
タイトルからカミツキガメを連想。
初見では、藤子不二夫氏の「流血鬼」みたいなパニックものというよりは「それでも生きる主人公もの」として読んでいたのですが、ラストに意外なオチが。
主人公も善とは言いきれない、仮面ライダーゼロワンの主人公が故あって闇落ちしたばかり(2020/8/9朝放送分)なのでキツイです。
あとF短編の「ミノタウロスの皿」とか「カンビュセスの籤」とか……鬼子母神的でもありますね、けして「ウミガメのスープ」ではない。
恐らく主人公はヨミ花を「愛して」はいたのでしょう。
25. 「桜の咲く頃に」白水縁
短くさみしい話です。
実際入院してわかるのですがそうそう外部のものは買えません。
外出禁止で基本病院の中にあるコンビニで済ませないといけない、それか見舞いの人に買ってきてもらうとか。
でもまぁそんなことはさておき、さみしい話です、なんか救いがない……。
少女はここから飛び立っていったのでしょうか?
26. 「王国の母」紙文
勉強ができる優等生の代表みたいな時代があったので、行為にのめり込む主人公に少し「そうなるかな?」と感じました。
それはそれとして天使というモチーフもベッドシーンもセリフの一つ一つも含めまるで少女漫画を読んでいるような読後感でした。
ひょっとしてそういうのお好きですか?
なんか主人公の行動がまさしく少女漫画のそれ。
私は少女漫画は詳しくないのでおススメは誰かに聞いて下さい。
グループI
27. 「小市民」閏現人
どうも化粧をしない(体質で難しい)女です。
残念なオンナ……(落ち込む)
男性(ですか?)にしては女風呂に何も妄想がなさそうな描写ですね、で、こういうところの番台は無口な方がいいんですよ、疲れて早く入りたいのに話し好きな番台さんに引きとめられてみなさい?ガゼルパンチだから。
にしても、いきなりな誘惑、なぜ、ガゼルパンチを繰り出すためとかいうなら女子高生が主人公を「お〇さん」呼ばわりするとかでもよかったと思ったんですけどなんでここでこんなトラップが、実際はすごい身体の人が少し見られたりするぐらいです。
このタイトルなら「食堂の定食にちょっとおまけつける」とかの楽しみも書けそう。
28. 「無色透明の◯◯」大道寺 轟天
なんか哲学的な文で、あれとかそれとかネットの情報戦争みたいなものちょとどうでもよくなりました。
まぁそうですね、私は友達に対する評判が私から見たのと別の人とでずいぶん違ったのでびっくりしたことがあります。
そんな風に人間は一つの情報にはなかなかまとめられないものですが、結構それがメディアに出ている人とかだったりすると「ある一つのイメージ」にどうしてもまとまりそうな感じします、私もあるタレントさんをイメージで見ていたら意外なことに詳しくてびっくりした覚えがあります。
この主人公のおそらく息子さんは何かをしてしまい、情報だけが流れる。
主人公はある選択をする、せつない。
29. 「ナイトビリーバー」深澤うろこ
うーん、少し視点が散らかってる気がするんです、届けて欲しい商品を注文したお客さんが泣きながらアマプラみていたことをバイトの兄ちゃんは何故知っているんですか?
「今日は帰ったら……」のところにも主語が欲しいです。
まぁ六枚の制限があるんですけれど。
厭世的とかニヒリズムかなーと思いきやなんでかそれ、寝にくそう。
一つの風景を切りとった習作です。
でも夜バーガーは太るよ。
30. 「海外短編文学全集異世界篇より『受動的3秒間』」今村広樹
実在しない(よね?)作家さんの短編でっち上げシリーズ。
私は「ほしぺの本棚」で前科が(一体どれだけの前科が)
こういう作風ってほぼ毎回六枚ではなんとなく誰かしらがやっているんですけど
そろそろ「これは!」ってのが出てもいいかも。
アレクサといったらAIアシスタント、いやぁドラえもんの世界。
ところでアレクサに何かやらせて小説書いたらそれは自作発言していいの?
自分でAI作った時は?
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