六枚道場感想 第6回 D、E、F、G

Dグループ

「こいぬ座の教え」和泉眞弓

「こいぬ座」と検索すると「こいぬ座 無理がある」ってgoogleの検索キーワードに出てくることがあるほどには少し無理がある(星を二つつないだだけって……)こいぬ座の三等星に自分を重ねる主人公。

ブレインストーミングとか何気に意識高い系の用語が出てきて、成り上がりものかなと思ったらなんかだんだん曇行きがあやしくなっていく……最後のそれもうこいぬ座関係ないような……あ、子犬みたいな(検閲により伏字)。


「膨張」澪標 あわい

なんか青春ですねー、恋ともまだ言えないかなぐらいのなんかこう夏だからこうなんかしたいんでしょうけれどまだそういうところにいかないぐらいのもどかしいぐわーとしたものを書いた作品ですね。

最初、膨張が雲とか綿のことかな?と思ったんですけれどこれは彼女への重いとか放物線とかいろんなもののモチーフかなとも思いました。夏来ますねー、なんか恋したいな、あー。


「日本三大○○認定評議会」小林猫太

あー、悶々少年の人だ(覚え方)。どうです自作の第5回「秘密基地のチラリズム」エロく書いたつもりですけれどどうですか?エロかったですか?これタイトル少し気になっていたんですよ、どれどれ……。

あー、確かに……よっちゃんいかをディスるなー!(つд⊂)エーン

そっちちがう!そっちちがうから!

あー、まー、真面目に論じるとそうだね……。ここボケないの?

三大そっちは興味ない、四つ集めたら消えるのかな、ぷよぷよみたいに。三大「富士って言われている山」を決めて欲しい気がします(荒れそう)。


Eグループ

「無題」閏現人

おっ、タイトル道場でちょっと目立っていたやつだ。こういうタイトル絵とかでも何書いてもいいからよけい難しいよね。

私小説になりたい日記、という風に私は読みました。どこが違うかって、うーん、小説はやっぱり何かしらのフィクション性が入るんじゃないでしょうか?もちろんこの小説が作者さんの日記だ、というのではなく私小説の主人公がフィクションの存在?この作品の登場人物の日記、という感じがします。

絵の世界ではタイトルを付けないことはそれなりに何かつけない意味があったりするので、この理由なら何か「N氏について」とか題が欲しかったですね。あとNって結構太宰とか星さんとか色んな人が書いているんですけれど(以下省略)。


「楽園」あさぬま

あっ、あさぬまさん、ワイパーの人だ、なんか不穏だなぁ……脱出ものって脱出して幸せになれるのかなぁ、でも脱出したい、わかる、楽園というか、エデンの園も追放された存在だし……。

お父さんの部屋に行っているってそういうとこか……これも聖書とかのエピソードのメタファーかな、この辺一ひねりありますね、なんかそういう映画とか好きですか?

そして最後までなんとなく聖書チック、みんなも聖書読もうよ、洋画や洋書が面白く読めるし、クリスチャンじゃなくても読み物として面白いよ。


「マニッシュ・ボーイ」ケイシア・ナカザワ

あんまり詳しくないんだけど洋画みたいな感じ。

でもここは六枚道場なので、ご馳走ってもしかして(自主規制)って思いながら読み進めました、いや、そんなに不穏じゃないよ六枚道場、大丈夫だからみんな参加してね。

西部劇のような世界で来る広げられる大人の社会、当然ぼうやは勇んで仲間入りしようとするけど叶わず、ママのミルクでも飲んでな。


Fグループ

「贅沢なキッチン」本條七瀬

この豚ロース高い!(生活感)

ソーシャルディスタンスは2mです。

ぼーっとその発光した青と橙色ってガスかな?

孤独なキッチン、でも主人公はとくに寂しさを感じていないみたい、ところで豚ロースの価格まで出ているのに何か生活感がないですね、不思議な話です。


「さっき見た夢」麦倉尚

タイトルが全てを表していますね、だいたい夢ってこんな風にわけわからないんですよ。

私がこないだ見た夢は、秋葉原にいて、いつも行くマニアックなゲーム屋さんがあそこのビルだったけかな(という建物が夢の中にある)そこに行くといにしえのドリームキャストのソフトをいつも探すんだけどもうドリキャスのレアソフト殆ど持っていたっけ……帰ろう、あれ、モノレールと普通の駅がある、一つは生まれ故郷に、もう一つは家に帰るらしいけど。

って感じでした。


「占い探し」中野真

なんか鴨っぽいひとだなぁ本当に彼女かなぁ大丈夫かなぁ。

「明日への扉」って歌があるのかな?と思ってググったら川嶋あいさんですか、もう古いのかぁぁ!(世代)

大きい丼あるある、っていうか大きいところなら教えて欲しいよね、歌詞って空耳で覚えると違った時にショックなのなんでだろう、失恋したのはどっちだろう……まぁ因果はさておき「ギャンブルする人は嫌い」って女性は一定いると思うのでパチンコ辞めて彼女作るのはいいと思います。


「ささやかな祝祭」田中非凡

意図的なのかもしれないですけれど、登場人物を把握することを途中であきらめました、年代も性別というか人間であるかどうかさえわからないです。(地球外生命体かもしれないので)

そして登場人物の関係性も把握できないまま終わるので、チョコケーキで現実に戻される感じでした、タイトルは祝祭だけどこの理由だとどっちかっていったらお駄賃とかじゃないかな?


Gグループ

雑感:詩とか俳句の感想ってなんだろう、まぁ感じたことを短く。


「四句八句」いみず

ラップ、曲に乗せて歌にしましょう。


「キスをする双子」齋藤優

表題作が絵で見ると可愛らしいのにきっと親からはとんでもないことに写って大人になると駄目なんだよね、なんか切ないよね。


「腕たち」草野理恵子

なぜか残酷さはないのはなんでだろう、なんで腕の姿になったのだろう、進んで腕の姿になるとか人の世話になるとかできるふしぎ。


















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