止まらない支援を

このご時世に、と思うかもしれないが

「生活保護に申請したけどそれまでの食べ物が買えない」「シングルマザーになったばかりで手当がもらえず食べ物がない」

といった相談が増えてきた。

フードパントリー、子ども食堂、さまざまあるけど

行けばもらえるんじゃないかと思いきや「個人には支給できないと言われた」とか「車がない」とか「持病で食べられるものが限られている」など意外とつながることができないケースが多い。

こう言う時は市役所や社会福祉協議会など福祉の方面の公的機関もサポートしてくれると心強いのだが・・・

食べ物はどうやって繋いだらいいんだろう。

保護猫では、保護活動を応援してくれるかたや以前相談に乗った方が御礼としてフードを寄付してくれてそれを保護した子達に食べさせている。

人間の場合、寄付や活動費をいただいてそれで簡易食料を購入して配布する、と言うのが一般的な支援の流れなのだろうか。

絵とお米の交換会から学んだのは、一方的な支援では「自分が施しを受ける存在」であるとネガティブな感情を抱きやすく自己否定、あるいは他者否定になり生きにくくなってしまうと言うこと。

しかし、現状食べ物がなく買うお金もなく困り果てている。

フードロスになるものや破棄してしまうものの活用であれば罪悪感は少ないだろうか。

そうするとやっぱりフードパントリーが一番利用しやすいな。

居住支援法人として、次の課題は「住」の次の「食」のつなげ方だ。

茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親