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海月との出会い

「わー、靴下履いてるみたい!」と言われる猫がいる。
それが海月だ。

職場で気づいたら野良猫が子供を産んでいた・・・と相談があった。
母猫も近くをウロウロしていて、人間を警戒しながらも子育てをしている、とのことだった。

すぐの受け入れが難しいため少し待機してからの預かりとなったが、その間に赤ちゃん猫のうち1匹の元気がなく亡くなってしまった。

そのうちにもう1匹が亡くなり、最後の1匹を母猫が頑張って温めていた。
5、6月だったのでそこまで気温の変化もなかったが、元々弱く生まれてしまったのかもしれない・・・

先に、捕獲できた子猫のみ預かり病院にかかり見てもらうと
「歯が生えているのでご飯は食べられるはずですが、若干脱水気味なのと、成長の割には体重が少なすぎるのでまずは増やすところからですね」
とのこと。

ウェットとカリカリを混ぜたりしながら、なんとか子猫は大きくなった。

後の水月くんである(譲渡済)

その後、捕獲と手術を経てやってきたのが母猫「海月」なのだ。

スリムでしなやかなボディが魅力的

野良の割には人馴れしていて、ケージにも慣れるのが早かった。

これならば問い合わせはすぐ来るだろうと思っていたが、何故か北海道や北陸地方といった寒いところからの里親希望が続いてなかなかマッチングしない。
※当方茨城

猫あるあるかもしれないが、海月は温かいところが好きで、フリーになるとよく縁側でぬくぬくしている。

膝の上や座布団などで過ごすのも好きだ。

女帝の風格すらある

クールな面もあり、猫同士では割と一人を好んで誰かと遊んだりする姿はあまり見かけない。
しかし、一緒に寝るのは好きらしい。(寒がりなのかな?)

よく同室の猫とくっついて寝ている海月さん

毛並みもつややかで美人さん。
海月がぬくぬく暮らせるお家、探してます。


茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親