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養命酒の効果を薬膳の目線で解説します

皆さん、養命酒ってご存知でしょうか?

赤いパッケージのあの養命酒、昔おじいちゃんやおばあちゃんが飲んでいた。という方もいるかも知れませんが、生薬がバランス良く配合されていて、実は若い方にもおすすめできる優れた商品なのです。

養命酒の生薬について

養命酒は第2類医薬品で、14種類の生薬が溶け込み効能・効果のある薬酒です。

それぞれの特徴を活かして配合された14種類の生薬の相乗作用から、薬用養命酒の滋養強壮剤としての効能が生まれます。
上記の生薬を日局規定のチンキ剤製法に準じて浸出する。
添加物として、みりん、アルコール、液状ブドウ糖、カラメルを含有する。
アルコール分14vol%

引用元:養命酒製造株式会社

薬用養命酒は「合醸法」という方法で製造されていて、生薬を予め配合し原酒に浸漬して熟成させる方法をとっています。

巡らせる、補う、温めるといった3つの働きを持つ生薬が使われています。

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茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親