強く生きるとは
”強く生きるとは負けないことではなく、どんな困難にぶつかったとしても立ち上がること” −田口久人 そのままでいい-
三男が学校にいけなくなった一つに「先生と合わない」ということがあった。ちょっとピリピリムードのある先生ではあったが、自分ルールがある三男とは反りが合わなかったのかもしれない。
一方で、三男が学校に行けなくても続けられている公文式。
教室によって雰囲気はかわるだろうけど、うちのところは厳しいと評判らしい。
でも、教材が進んだりできたことが増えると「今日は〇〇ができたよ!」と嬉しそうに報告してくれたり「みてて!」とやってみせてくれたり。
自宅学習の時は、自分で時計を見ながら開始の時間と終わりの時間を記入し、プリント学習をしている。
同じ厳しい先生でも、きちんと信念があっていざという時は助けてくれて信頼関係が築けると子どもでも姿勢がかわるのかもしれまない。
できるを積みかさねると自信につながる。
例えばどこかで躓いたとしても「なにくそ」精神で這い上がれる。
むしろ、落ちないと上がれないとも思う。
つまづきまくって、転びまくって進んできた私が言うのだから間違いない(笑
そうして、いつの間にか自分の歩いた道のあとが轍になり、色んな人が行き交うようになる。
カタカナで言うとレジリエンス力、というのだろうけど私は「どこんじょう力」と言いたい(笑
世の中に出るときれいに舗装された道ばかりではない。
レールから落ちないように、と丁寧に育てても絶対落ちる時は来る。
親や教育の役割は、レールを敷くことではなく、生きるチカラを育てて転び方と立ち上がり方を背中で見せることなのかもしれない。
茨城県水戸市にて2007年から個人事業に従事、2015年に独立。2021年にsoratobunezumi合同会社で法人化 4人の子育てをしながら泥臭く歩いてきたから分かることを発信/ 肩書なくつながるコミュニティスペース「本拠地」と「本拠地ギルド」の生みの親